- インターエデュPICKUP
- 最終更新:
投稿者: 真面目に議論してみたいです (ID:5siCLUEk.PM) 投稿日時:2024年 04月 14日 13:27
東大の藤井輝夫総長は4月12の入学式の祝辞で「女性への構造的差別から脱却するため、学生の女性比率を30%にする」と宣言したそうです。2024年度の新入生3126人のうち、女性は646人で、20・7%とのこと。
少し古いですが、2023年2月27日のエデュナビ、【大学受験】今年こそ越えるか!東大女子に立ちはだかる「3割の壁」によると、2022年度の学部別の合格者数と女子比率は下記の通りです。
文1:405人 25.9%
文2:358人 15.6%
文3:469人 39.9%
理1:1121人 8.4%
理2:547人 23.9%
理3:97人 20.6%
文系だけで見ると、女性比率は28.2%でほぼ目標は達成されています。問題は理系の13.9%で、特に最も人数が多く女性比率の低い理1の女性比率を上げることが急務となります。現実的な手法としては、女性比率が12%程度であることを問題視した東工大が、総合型・学校推薦型選抜で143人の女子枠を設定したように、東大も理系に女子枠を設定することくらいしか私は思いつきません。
「女性比率が30%を超えると女性個人の能力や技能に応じた貢献が可能になり、意思決定プロセスに影響を与え、組織の変革を促進できる。公正な社会実現に向けた最初の目標となる」という藤井総長の理想には賛同しますが、やり方を間違えると単に東大の女性比率が30%になっただけで、社会的な課題は解決されないということにもなりかねないので、日本の最高学府がこの問題をどう解決するのか、注目して行きたいと思います。
ちなみに、2022年度の早慶MARCHの女性比率は、早稲田38.3%、慶応36.2%、明治34.1%、青学50.3%、立教56.1%、中央38.3%、法政39.7%です。(東洋経済2023年4月2日、早慶MARCH、女性比率3~5割にグンと伸びた背景より) また一橋は2023年度で28.2%です。(一橋ダイバーシティ推進室より)
-
【7450932】 投稿者: もっと凄いこと考えた (ID:eS0iJtrZmH6) 投稿日時:2024年 04月 14日 23:34
文三だけ達成してるなら他の学部全部廃部にする、あとは附属女子高を作るそれとテキトーな女子高と係属高契約してわんさか入れれば女子率上がるし少子化対策にも幾らか貢献するでしょう。
-
【7450959】 投稿者: スレ主です (ID:5siCLUEk.PM) 投稿日時:2024年 04月 15日 00:52
女子枠は無駄さん
真面目な議論ありがとうございます。
確かに東大の理系女子の先輩に何をしてほしいか聞くのが一番の正攻法な気がします。
簡単さ!さん、もっと凄いこと考えたさん
ご意見ありがとうございます。お二人の意見を聞いて、日本も女子に対するステレオタイプを見直さなければいけないと改めて感じました。 -
【7451009】 投稿者: 女子枠より (ID:k6hyA.C8.hU) 投稿日時:2024年 04月 15日 06:44
東大などの女子学生の数を増やしたいなら女子枠より東大を志す女子高校生向けの塾代援助や浪人費用を無償提供した方がいいと思いますよ。この方法なら地方のやる気のある公立高校女子がふえるのではないかな。女子枠を作り単にハードルを低くしても、結局は男子と勝負して勝ち上がってきた人でないと使いものにならないかもしれないので。
-
【7451010】 投稿者: 保護者 (ID:w3UK5ykoehI) 投稿日時:2024年 04月 15日 06:44
国立大を見てみるとやっぱり地元の受験生が多いし、合格者も多い。
つまり東大は東京の女子に受験してもらえないとまず、比率は上がらない。
では理系の女子学生に東大を受験してもらえるには?
私大の受験日の中に組み込む事かな。体力的に
私大に合格したらもう、卒業旅行の準備にかからないともたないから
国立受験日までやってられない。
そして他の理系学部と試験日がかぶらないようにするって大事。
女子の最低人数を設定する。男子100人で女子3人の学部と分かって
いて来る女子は空気読無い系に入るかと。悪い人じゃないと思いますが。
ある程度女子がいることが想定されると安心する傾向にはあるのかな。
トイレの数とか、綺麗さとか、ラウンジだとかそんな所もちゃんとしている
アピールは必要かな -
-
【7451056】 投稿者: 構造的差別 (ID:tLUg2HCFvO.) 投稿日時:2024年 04月 15日 08:13
構造的差別は大学などより、社会の中にあります。
社会の構造的差別を是正する為には、まず国立大学の総長、教授、助教授の三分の一を女性に。
勿論構造差別をなくすために東大総長の座を女性に明け渡すことに総長は異論はないでしょう。
それから国立大学に女子枠を作るように教養している文科省は勿論事務次官の座を女性に明け渡し、各省庁の事務次官、課長の三分の一を女性に。
国会議員、大臣の三分の一も女性に。
裁判官の三分の一も女性に。
これくらいやって初めて社会構造に変化が現れます。
総長をはじめ、今のおエライさんの時代は今よりもっともっと女性差別が激しく、入口の段階から女性を門前払いし、本来女性が就くべきポストを奪って今の地位にいることを自覚し、まずは自分達から構造的差別をなくすことです。
それを棚にあげて学生に押し付けるなど、恥を知るべきです。
理系の未来が女性にとって医師より明るく、出産してもキャリアが男性に劣らず、子育てしやすい環境をつくれば、自然に優秀な女性は理系を選びます。
もし女性が能力的に劣っており東大に入れないならそれは仕方がない事です。 -
【7451063】 投稿者: 女子枠より (ID:k6hyA.C8.hU) 投稿日時:2024年 04月 15日 08:29
>構造的差別は大学などより、社会の中にあります。
1番の構造的差別は家の中にあります。出産育児時の女性の負担が重過ぎます。
今は減りましたが私が高校生だった頃は一部の都市部を除き女子の浪人はNGという風潮がありました。 -
【7451242】 投稿者: 通りすがりの者 (ID:aHjVEWvMi5.) 投稿日時:2024年 04月 15日 13:27
構造的な差別があるせいで女性が進学できないのならば、
いっそ半分は女性枠にしてはいかがでしょうか?
3割じゃあ、是正されたことにはならないでしょう。
私には生物学的な理由で進学者数が少ないようにしか見えませんが、、、 -
【7451248】 投稿者: 祝辞 (ID:DGNWb6TI2CU) 投稿日時:2024年 04月 15日 13:39
自分たちが散々女性を差別し排除してきて、その甘い汁を吸ってきたツケを、今になって何の罪もない若い人達に払わせようってことですよね。
自分たちにとって都合の良い事を良くまあ考えついたものだと、逆に感心します。
以下年上野千鶴子さんの2019年東大入学式祝辞より
学部においておよそ20%の女子学生比率は、大学院になると修士課程で25%、博士課程で30.7%になります。その先、研究職となると、助教の女性比率は18.2、准教授で11.6、教授職で7.8%と低下します。これは国会議員の女性比率より低い数字です。女性学部長・研究科長は15人のうち1人、歴代総長には女性はいません。