～生涯を通じ、課題に問い続け、自ら学ぶ人へ～
PYP（Primary Years Programme）の探究プログラムでは、教科の枠をこえた6つのテーマについて探究します。IB教育では、決まった答えのないオープンエンドな問いに取り組み、児童が自ら考え、答えを導き出す「探究型概念学習」を行います。自分の考えに新しい情報や他の人の意見を融合させてみたり、課題を自分の興味や関心に引き寄せて考えたりすることが重要です。各ユニットのセントラルアイディア（普遍的な考え）への理解を深めるために、知識や学び方を獲得していきます。

～人々に真の平和と幸福を作り出す人へ～
「信・望・愛」を建学の精神とし、信（神を信じ）・望（神の約束の実現を希望し）・愛（神の愛ゆえに神を愛し、人々を愛する）と定めています。このような考えの中で、異なる文化に対する理解と尊重のこころをもち、平和でより良い世界の実現に貢献できる児童を育みます。宗教教育は、宗教の時間や宗教行事の中だけでなく、すべての教育活動の中で行われます。一人ひとりが神様から与えられた賜物を生かし、知性や徳性を高め、人としての生き方について理解を深め、愛と感謝と賛美の心で社会に奉仕する人となるように導きます。

～12年間の英語教育で、国際的な視野をもつ人へ～
英語教育を通じて、自分と異なる文化、異なる考えをもつ人を理解し、尊重できる国際人を育てます。初代校長勝野巌神父はご自身の経験から、グローバル化が叫ばれている現代に先駆け、聖ヨゼフ学園創立当初から英語教育に力を入れ、真の国際人を社会に送り出したいという思いを持っていました。自分とは異なる人の考えや意見を聞き、人とは異なる自分の意見や考えを伝えるためのツールとしての英語力が身に付けられるよう指導します。「国際的な視野をもつ人間」を育成することを目指し英語教育に取り組んでいます。