新小5に向けて新たな親子の取り組み【りんご3 vol.12】

こんにちは。小4長男が中学受験を考えている、りんご3です。

と、いつまでも小4のつもりで自己紹介していましたが、塾のテキストは随分前から小5になっており、いよいよ新年度が始まる実感が湧いてくる今日この頃です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

昨年から塾ママブログを執筆させていただいているおかげで、私の「いよいよ5年生が始まる」という意識は高まる一方です。
しかし、当の本人である長男はというと「中学受験する」とは決めているものの、そのための勉強がどれだけ必要かについては考えていない様子です。そして年明けに「バスケットボールを習い始めたい」と言い出しました。
今回はそんな習い事と受験本格化に向けての親の関わり方についてお話します。

新しく習い事をしたい新小5男子

巷ではよく「学年が上がるごとに習い事を減らし、6年生になったらすべてを辞める(いったんお休みする)」と聞きます。

今現在、長男は塾の他に書道を習っています。書道は徒歩5分ほどの場所で、週に1回1時間程度で済みます。受験に関係なく本人が辞めたがるまでは続けていいかな、と思っていました。

しかし、バスケットボールは近所に習える場所がなく、少し離れたところまで通う必要があります。さらに練習は、平日夜と土日祝の朝から昼すぎまで。練習試合や大会出場で休日が1日潰れることもあるそうです。6年生最後の試合が2月末にあるようなので、もし最後まで続けるとしたら、2年後はかなり過酷な年末年始になりそうです。

そうは言っても、私としては何年も前から長男にスポーツの習い事をしてもらいたかったのです。
というのも、長男は小2ごろまで水泳を習っていたのですが、4泳法をマスターして辞めてしまい、運動する機会がグッと減ってしまいました。体力作りの必要性を感じると共に、身体を動かさないのでエネルギーを持て余している様子も見受けられたため、「何かスポーツをやってほしいな」と思っていました。

本人の気持ちを尊重しつつも、大事にしたい勉強とのバランス

とはいえ、この時期に習い事(しかも時間的にも負担が大きそうなもの)を始めることに不安はありました。

まずは、本人のやる気を確認するために、練習を体験させてもらいました。長男はすぐさま「チームに入りたい!」と決意を強めました。
そこで、夫と共に長男と話し合い、中学受験をする意志も改めて確認した上で、次の事柄を伝えました。

・これからますます高度な勉強が必要になり、宿題をする時間が増えること

・バスケットボールは土日祝に長時間練習するから、それまでに勉強を終わらせておく必要があること

・中学受験をするなら、まずは勉強を優先する必要があること

これらを理解してもなお長男が「勉強もバスケもやりたい」というので、バスケットボールを始めることとなりました。
夫と私も、体力作りやストレス解消の意味も込めて応援することにしました。そして中学校選びに『部活』という新しい視点が増えるのは良いことだとも思いました。
今では不安よりも、この経験で長男がどう成長するか、わくわくする気持ちが大きいです。