映画好きなら押さえておきたい映画って何ですか？｜掲示板スレッド

たまたま家族の原風景に普遍性を観た映画として、東京物語を挙げさせていただきましたが、なんと亡くなっていたとのニュースが飛び込んできました。
「東京物語」
妻の葬式の後、一番良くしてくれた次男の嫁に、妻の形見の時計をあげて、「もう次男のことは忘れろ。良い再婚相手を見つけて、自分の幸福を追求しろ」と言ってあげ、次男の嫁が自分はずるい人間だと泣くシーンですね、最も評価の高い場面です。そして、にも拘らず周吉は最高の笑顔で「あんたはやっぱり、ええ人じゃよ」と、笠さんも４０代であの演技驚異的です。

この告白に様々な解釈が考えられるからこそ名作なのです。この映画は1953年に公開されまだ戦後間もない時代、戦争未亡人も多く独身を通すことが美徳とされていたのでしょう。そんな時代背景に加え、義父母をかいがいしく世話する事で夫を亡くした寂しさを埋め合わせしているだけ、心の片隅には自由に生きたいという感情もある偽善、そんな綯交ぜの発露としてずるいんですに繋がったのではと勝手に解釈しています。
しかし、この方公には二度と出ないと徹底した人生でした。上品な所作言動、彫の深い美貌と相まって永遠の大女優となりましたね。

ご本人の強い意志が、以前の隠し撮り騒動のときも「黙殺」から感じられたというのに、今朝のテレビで隠し撮りの姿が放映されたのには、噴飯ものでした。

私にとっても、大女優というだけでなく、人として敬意を表したい方です。

おはようございます。

あ、すみません、、、お話の流れを止めてしまいましたか・・・
原節子さんは、母が大好きで、以前の騒動のとき、かなり憤っておりましたのを思い出してしまって、つい熱くなりました。お話をお続けくださるよう、お願いいたします。

てっぱんさま
お返事も差し上げないうちから、申し訳ありません。Shall we dance? は、それまであまり関心の持てなかった役所広司さんを好きになった作品です。

以前から読まれている方はご存知でしょうが、
私は難聴なので、邦画に字幕が付かないのでなかなか観ることができません。
滑舌の悪い役者さんが、早口で，または囁き声で喋っていると、分からなくて泣きたくなります。
でも小津映画はセリフもゆっくりで、丁寧で、言葉も美しく大好きです。
原節子さん，本当に上品で美しい方でした。ご冥福をお祈りします。

ところで「ミレニアム」、一作目を観終わりました。
てっぱん様，大丈夫だと思います。本の方が怖くて陰惨でした。
スウェーデン版，硬質な感じで、そこに主役の俳優さんのちょっと冴えない感じが温かみを添えていて良かったです。リスベット役のノオミ・ラパス，魅力的です。
確か，ハリウッド版の方が過激で、年齢制限があったような・・・。
割とさらさらと観られました。（面白かったですよ！)

ところで、ヒューグラントの「リライフ」観たいです。

なかなかお返事を書けずにすみません。

もーう、ダウントンアビー見出したらハマってしまって・・・。

映画のスレなのであまり触れない方がいいかと思いつつ、三姉妹のキャラが、本当に上手な設定で、引き込まれてしまいます。庶民なのでおこがましいのですが、私も三姉妹の長女でして、あまりにも身勝手なメアリーを見ていると、私もこうなのかな？と嫌な気持ちになります。

メアリーも伯爵家を背負って立つ身なので、自分の気持ちに素直になれず、親の希望通りにすることにも反発を覚えるなど、その息苦しさはかわいそうではありますが、どうもあのわがままさが好きになれず、逆に色々問題行動はありますが、次女のイーディが、愛に飢えていて、好意を持たれただけで相手を好きになったりするのを見ているといじらしくてかわいそうで、ついつい応援してしまいます。使用人たちのそれぞれの人間模様もとてもきめ細かく描かれていて、飽きさせず、目が離せません。意地悪な下僕のトーマスがいなくなってつまらなくなったと思っていたら、負傷して舞い戻ってきましたが、ちょっと様子が変わっていて、今後どうなるのか目が離せません！

ところで、原節子さん、そしてゲゲゲの水木しげるさん、亡くなりましたね。

「東京物語」「ゲゲゲの女房」どちらも見ていません。

「東京物語」の方は、リメイクだけ二つも見たことは前も書きましたが、確か蒼井ゆうバージョンでは形見の時計をもらった蒼井ゆうが「自分は本当はそんなにいい人間じゃない、いい人間を演じてるんだ」と言って泣き出すシーンがあり、やはり父親が「あんたはやっぱりいい人だよ。」と言うシーンがあったように思います。


オリジナルも見たいです。


映画好きさまは「ミレニアム」から見られたのですね。私もダウントン熱が一段落したら（笑）「ミレニアム」の方から見ることにします。怖いシーンもあまり怖くないと教えてくださってちょっと安心。そういえば「スカイフォール」がテレビでありますね！

そういうわけでこちらのスレは当分おろそかになりそうですので、もしよければですが、しばらく、このスレ、映画好きさまに預けてもよろしいでしょうか？

よろしければスレ主代理よろしくお願いいたします。

突然の勝手なお願いで、ご迷惑でしたらごめんなさい。
まあ、もともとそれほどきちきちお返事してないのでテキトーで、大丈夫と思います（笑）

てっぱん様

ちょちょちょちょっと！(;''∀'')
私はうるさいギャラリーなだけで、てっぱん様代理なんてとてもとても務まりません！

てっぱん様，書き込まれなくてもちっとも構いませんったら！

もう、てっぱん様ったら長女の律義さは捨ててくださいませ！
(私も一応長女と呼ばれはしますが、兄貴がいるので、ひとの尻馬に乗っかるお調子者の末っ子でもあります)

ここは，思いついたことや感想を書き込んで仲間で集う場なのですよ。
（あ、いや、もともとはてっぱん様の立ち上げた，定番の映画紹介のスレッドだったわけですが・・。)(^_^;)

気になさらないで、どっぷりダウントンアビーに浸ってくださいませ。
そして、時々うわーっっと感想を怒涛の如く吐き出してくださいませ。
（私も観たくなっています，いや、かなり観たい，というか借りると思います)

きっとほかの方々もぽつぽつと、またはガーっと，いろいろな作品の紹介やら、感想やらを書いてくださって、それでいいんです！書き飛ばしでいいんです！
その中からいろいろピックアップして、はまったり泣いたり笑ったりして行きますからね、スレ主の責任はお気になさらずに。（だいたい書きっぱなしで放置のスレッドの多いことったら！)

これに対する返信もお気になさらず、、でもそうね・・・。１か月に一度くらい健在ぶりを見せてくださいませ！

『ダウントン・アビー』に思う

バレエ漫画で有名な有吉京子氏をご存知でしょうか。彼女の作品に『アプローズ　喝采』という演劇を目指す少女達の物語があります。主人公は二人。そのうちの一人、シュナックはベルギー王室の流れを汲むお姫様。彼女は、自分達貴族の現状を、こう表現します。

蔦。

そして、自分は飛翔を夢見ても、建物にしがみ付いているしかない蔦。

メアリーを観ていると、そのことをしきりに思い出しました。
彼女の美しさに惹かれても、どこか蔑視すら持ってしまうのは、そのせいだったのでしょうか・・・自覚とは何か？と考えさせられます（すべてのシーズンを見たわけではないので、傲慢な表現で失礼します・・・）。

ドラマは好きなのですが、どうも、メアリーに優しい展開なのが、不満なお好み焼きでした。

『大統領の料理人』

サボイキャベツをご存知だろうか？
私は仏語は？？？なので日本語版で観たのだが、「縮れたやつ」と表現されていた。
今年の６月のこと。
無農薬野菜を持ってきてもらっているのだが、中に縮れたキャベツがある。「これは？」「温めて頂くと美味しいですよ。サボイキャベツと言います。」その晩の夕食はロールキャベツ。ちょっとだけ渋みがあって、大人のロールキャベツに。

始めは、ウーマンリヴの映画かな、と思っていた。でも、違った。伝統を守る。自然な食材を育成するのを守る。それにかかるお金。科学的進歩を重視する人々の無理解。主人公はエリゼ宮を離れて、南極に行く。



南極。
別の映画のお話に移ります。