【帝京大学小学校】 放課後に出会いと経験を。アフタースクール「帝翔塾」
学校の授業が終わった後、放課後の豊かな時間を過ごすアフタースクール。帝京大学小学校では「帝翔塾」として校内にアフタースクールを持ち、充実のプログラムで児童に経験と出会いを提供しています。今回は、帝翔塾のスペシャルプログラムに潜入取材してきました。
■帝翔塾とは
帝翔塾は、特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール」が運営しています。放課後の豊かな施設を利用し、平日の放課後は19時まで児童を預かります。公立の学童保育が主に3年生までを対象とするのに対し、帝翔塾は6年生までを対象とし、保護者の就労条件はありません。
放課後NPOアフタースクールの職員がスタッフとして児童と過ごし、隣接する帝京大学や、近くにある明星大学などから、教員を目指す大学生がやって来てサポートに回ります。
■スペシャルプログラム“レゴで魚釣りをしよう!”
帝翔塾では週に数回、講師を招いて行う「スペシャルプログラム」を企画しています。
10月10日のプログラムは“レゴで魚釣りをしよう!”。今回の講師は、テレビ番組の出演経験もあるレゴの達人・相原崇史先生です。内容は、レゴブロックで作った魚で魚釣りをするというもの。
場所を理科室へ移動して作業を開始。児童は図鑑を見ながら魚作りに没頭します。
じっくり作る子がいれば、一人で何体も作る子もいました。作品にマグネット付きの部品をつけて完成です。全員の作品が揃うと、先生自作の釣り竿で魚釣りを開始。誰が釣ってもみんなで喜び、大盛り上がりの1時間でした。
■実験とお菓子作りが人気のスペシャルプログラム
スペシャルプログラムの内容は、スポーツ・工作・実験・料理・異文化交流など多岐に渡ります。特に児童に人気が高いのが、持ち帰りのできる工作。作品を見せることで家族との会話が弾むため、保護者からも好評だそうです。ほかにも理科の実験やお菓子作りが男女問わず人気なんだそう。
■2017年のスペシャルプログラム(一部)
スポーツ: | 「フットサルにチャレンジ!」「バレエでしなやかな身体をつくろう!」「日本の武道、合気道にチャレンジ!」 |
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お菓子作り: | 「グレープフルーツのクラッシュゼリー」「夏やさいのマフィン」 |
平和、国際: | 「ウズベキスタンってどんな国?」 |
遊び: | 「水鉄砲大会&スイカ割り」「桜ケ丘公園へ遠足に行こう!」「ベイゴマを回せるようになろう!」 |
工作: | 「竹とんぼを作り飛ばしてみよう!」「プラスチックの秘密~自分だけのキーホルダーを作ろう!」「3D表札をつくろう!」 |
来校する講師は老若男女で、国や世代の異なる人々と触れ合うことが、児童には大きな経験になります。
■習い事は「定期プログラム」で
帝翔塾には、1年間を通して毎週行われる定期プログラム(英語、ピアノ、タブレット、水泳・体操、そろばん)もあります。学校で行われるため、保護者が送迎することなく習い事をできます。
水泳・体操教室のみ、近隣の多摩スポーツセンターにて実施しており、多摩スポーツセンターのスクールバス停車場所までアフタースクールスタッフが送迎をしています。
■友達と過ごす大切な時間
プログラムのない日や、プログラムに参加しない児童は、帝翔塾で宿題をすませたり、クラスや学年の違う友達と遊んだりして過ごします。
「しっとりチーズ蒸しケーキ」「栗もち最中」「ミルクポンデドーナツ」など、毎日のおやつは児童に大好評です。
今回の取材では、児童みんなが仲良く過ごしているようすを見ることができました。
放課後の児童の安全はもちろん、多感な時期の子どもにさまざまな刺激を与えてくれる帝翔塾は、保護者にも嬉しい要素が満載のアフタースクールでした。
【あわせて見たい!】
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