文化祭をコロナに負けず開催!交流を深める生徒たち
新型コロナウイルス感染拡大を受けて行事を取り止めてしまう学校が多い中、八王子学園八王子中学校・高等学校(以下、八王子学園)は9月26・27日、感染防止対策を徹底した上で文化祭「八学祭」を開催しました。今回はこちらについて、生徒が振り返るインタビューをお届けします。
■「コロナ禍でも交流深まる」「先輩の姿勢を学ぶ」文化祭後に語る
インターエデュ(以下、エデュ):文化祭の感想を教えてください
川俣さん:今年は休校期間もあり、行事も少なめだったので、文化祭が開催されてとても嬉しかったです。感染対策についても入場者制限があったり、検温を徹底したりして安心できました。こんな状況でも吹奏楽部の演奏や出し物から先輩方の前向きな姿勢が伝わってきて、学ぶものが多かったです。
永作さん:私もコロナ禍だけどみんなで文化祭を満喫できてよかったです。そのおかげでクラスメイトと交流も深まって、教室が明るく話しやすい雰囲気になったと思います。
■プレゼンにチャレンジ!中学1年生もオンラインで映像配信
エデュ:文化祭で取り組んだことを教えてください
川俣さん:「探究ゼミ」の発表です。八王子市に関するテーマを研究した結果をポスターにまとめて文化祭で貼り出しました。本来はプレゼンテーションも行うはずだったのですが、こちらはオンラインでの映像配信になりました。私の研究テーマは「高尾山に住む野鳥」です。意外な発見があって、環境破壊によって野鳥全体の数は減っているけど、個体数が増えた種類の鳥もいることが分かりました。
永作さん:私は歴史が好きなので、「八王子城」という城について調べました。豊臣秀吉に1日で攻め落とされてしまった理由などを知り、教科書には載っていない身近な地域の歴史を学べました。プレゼンテーションは大切なところに絞って発表するのが大変でした。これからも頑張っていきたいと思います。
エデュ:受験生へのメッセージをお願いします
川俣さん:コロナ禍で不安なことも多いかと思いますが、八王子学園は皆さんを温かく迎えるので頑張ってほしいです。今回、「探究ゼミ」でグループを組んで研究活動に取り組むのですが、「生徒が一致団結する力」が八王子学園の魅力だと気づきました。生徒同士が励まし合いながら学んでいける学校なので是非来てください。
永作さん:文化祭が開催されたたことで、八王子学園は「生徒のそばによりそってくれる学校」だと改めて感じました。普段も、先生方は丁寧に学習をサポートしてくれています。八王子学園に来れば、きっと楽しい学校生活が送れると思います。
■編集後記
貴重な体験機会をこのコロナ禍でも維持する八王子学園。感染防止対策、生徒を強く思う姿勢に心強さを感じました。