算数“パズル”で凝り固まった頭をほぐしてみましょう
ラストは、算数のチャレンジ問題です。頭の体操にもってこいです。
まずは、栄光学園中学校から2題。大問2は、5か所の空欄に1～9の数字を入れ、その間の4か所で＋（足す）か×（かける）を選んで、等式を作るパズル的な問題です。慌てて解くと引っかかりそうですが、基本に立ち返って考えればあっさり解くことができるでしょう。続く大問3も、パズル感覚で解けるサイコロ展開図の問題です。（1）は典型的な一方で、（2）はやや難易度高めのレベル設定。親子で、どちらが早く解けるか、頭の柔らかさを競うのもおもしろいかもしれません。
（※解答は「栄光学園中学校2017年度の算数解答」にあります。）
そして、ぜひ解いてもらいたい問題が、駒場東邦中学校の大問1の（4）。「実生活で算数の考え方が活かされて感動したり、おもしろいと感じた出来事」を説明するというもの。算数の本質をついている問題ですね。これを答えられるかどうかで、知識は知識のままなのか、知識を活かしているのかがわかります。大人でも、うーんと考え込んでしまう問題ですね。
（※解答は「駒場東邦中学校2017年度の算数解答」にあります。）
難関中学の問題には子どもの関心を引き出す良問がたくさんあります。日々の学習と日常生活をどのように結びつくのか、そのヒントも得られます。ぜひ親御さんも問題にチャレンジしてみてください！
【解答速報2020】難関中学で過去出題されたおもしろ問題！～開成・麻布・女子学院編～
