【大学受験】合格実績から見る2023年の東大・京大・難関大ランキング注目校(2ページ目)

医学部医学科の実績に大きな変動があった学校は?

東大合格者数と同様に、医学部医学科への合格者数は高校各校の学習環境・進学指導体制を測るうえでとても注目される要素です。医学部医学科は大学入学共通テストでの高い合格点を必要とするため、「東大に合格するよりも難しい」と言われることもあるほどです。

現役生・既卒生を合計した医学部医学科(国公立)合格者ランキングTOP10

現役生・既卒生を合計した医学部医学科(国公立)合格者ランキングTOP10

国公立の医学部医学科では、2022年度の合格者数を上回る現役合格実績を出した洛南海城の躍進に目を見張るものがあります。また、公立校としてランクインした県立新潟にも賛辞を贈りたいと思います。

現役生・既卒生を合計した医学部医学科(私立)合格者ランキングTOP10

現役生・既卒生を合計した医学部医学科(私立)合格者ランキングTOP10

私立の医学部医学科では、桜蔭が圧倒的な実績を出しました。大幅な落ち込みが目立つ巣鴨暁星ですが、桜蔭のケースと同様に、次年度(2024年度)には既卒生の巻き返しでランクアップすることが予想されます。多くの常連校が苦戦している点から見ると、ランキングには出てこない学校の善戦、大学進学先のトレンドや学校推薦型選抜の基準に変化があった可能性も考えられます。

2023年度から新たに参加した学校をピックアップ

東大・京大・難関大ランキングは全国の高等学校へのアンケートの結果をもとにして作成されています。そのため、毎年インターエデュでは新たな参加を募り、2023年度も多くの学校にご協力いただきました。当企画は首都圏の有名校だけに限らず全国区を対象にしており、大学受験に挑む受験生や進路指導に心血を注ぐ先生方の勤勉の証としてご覧いただけると幸いです。合格者数は随時更新されていますので、今後も続けてご注目ください。

2023年度の新規参加校

育英西中学校・高等学校(奈良県)
茨城県立古河中等教育学校(茨城県)
いわき秀英中学校・高等学校(福島県)
大阪府立佐野高等学校(大阪府)
神奈川県立湘南高等学校(神奈川県)
金蘭千里中学校・高等学校(大阪府)
狭山ヶ丘高等学校・付属中学校(埼玉県)
静岡県立清水東高等学校(静岡県)
仁愛女子高等学校(福井県)
栃木県立栃木女子高等学校(栃木県)
新島学園中学校・高等学校(群馬県)
延岡学園高等学校(宮崎県)
平安女学院中学校・高等学校(京都府)
宮城県仙台二華中学校・高等学校(宮城県)

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