在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
青雲学園非公式ガイド「青雲学園物語」
以下の青雲学園に関する文章は皆様に青雲学園の一面を知って頂く一助になると考え、著作者本人(31回生)の了承を得てここに転載させていただきます。なお、この文章は一青雲生の眼を通して描かれたものであり、一部誤りもありうるということをご留意の上お読みください。
明日からいよいよセンター試験ですね。独断と偏見によりアドバイスしますと、
1、すでに終わった科目のことは考えず、今目の前の科目に専念すること
すでに終わった科目の点数はどうあがいても変えることはできません。余計なことを考える余裕があったら、今目の前にある科目のことを考えましょう。それに、普段よりできが悪い科目が何科目かあれば、普段よりできが良い科目もあるはずです。今一瞬に全力を注ぎ、あとは結果を待つのみです。ただそれだけのことです。
2、常に全体の合理性を考慮すること
センター試験での得点を最大化することが君のやらねばならないことです。奇問や難問に余計な労力を割くのは、知的好奇心の探求という観点からは良いことかもしれませんが、センター試験ではただの阿呆です。まず、全体をざっと見渡して、易しそうな題問から解いていくのが得点最大化の近道です。御丁寧に1番から順に解いていく勤勉な方々がいますが、順に解かなければならないという規則はありません。また、途中で数分考えても一向に解法が思いつかない問題にぶつかったら、後回しにして他の問題を解くべきです。特に、数学ⅡBでは満点にこだわり過ぎて解けない問題に時間を浪費して他の問題が解けず、結局失敗してしまうという優等生が毎年います。1問ぐらい解けなくてもほんの数点です。もう一度言いますが、どうやって得点を最大化するかを考えましょう。
3、普段の生活リズムで受験すること
普段の生活リズムが一番実力を発揮できるはずですから、前夜に夜更かししてまで勉強したりせず、早めに寝て十分な睡眠をとりましょう。ただし、睡眠も度が過ぎると翌日調子が狂うので注意。
4、自己採点は全ての試験が終わるまでしないこと
試験の結果はいち早く知りたいものですが、自己採点は全ての試験が終わるまでしないようにしましょう。もし途中でやると、結果に一喜一憂して結局気が散りますし、何より時間の無駄です。すぐに自己採点しようが後で自己採点しようが結果は変わりません。
5、不合理な縁起担ぎはしないこと
軽食で某チョコレート菓子を食べるのは糖分で脳が活性化して良いですし、お守りも精神面では心強くなりますから良いでしょう。しかし、縁起を担いで朝からカツ丼なんか食べたりしないように。胃に負担がかかり、それだけ集中力が低下します。妙な縁起よりも自分の実力を信用しましょう。
ざっとこんなとこですかね。受験生が見ているかどうかは疑問ですが。
受験生諸君、大学でお会いしましょう!
青雲も設立から35年が過ぎようとしている。
九州では早稲田佐賀が設立され、九州進学校の勢力図が多少変わるであろう。他にも、少子化や受験生の志向の変化、さらには公立進学校の新規設立などなど、青雲が今後も発展していく際に避けては通れない関門が多く存在する。そのためには、未来に向けての明確な戦略とその戦略を実行する実行力が重要だと私は思う。
最近の青雲は私が入学した頃(2002年)と比べると格段に進歩している(特に今の校長先生が就任なさってから)。青雲も頑張っているが、私個人の考える青雲の未来戦略を述べよう。
それを簡単に言えば、東京大学、国公立大学医学部、そして九州大学への特化推進、特に、成績中下位層の九州大学への特化である。
現在でもこれらの大学への進学が集中している。成績上位層は東京大学または国公立大学医学部を目指し、成績中下位層は九州大学を目指す、というのが現在の青雲の主な傾向である。
東京大学や国公立大学医学部に関しては、現在で十分な水準だと思う。過去の統計では青雲卒業生の12人に1人が東京大学に進学し、国公立大学医学部に至っては4人に1人という凄まじい水準である。しかし、九州大学に関してはどうも押しが弱く感じられる。青雲から最も近い旧帝国大学であり、青雲は九州大学のある福岡県の出身者が多いのに、現在の水準はちょっと寂しい。
成績上位層はすでに一生懸命に勉強しているので、東京大学と国公立大学医学部の合格者数を現状以上に引き上げて維持するのは難しい。それに、それらの合格者数だけで勝負している限り、開成や灘には勝てるわけがないし(というか入学者の才能が違うし)、ラサールや久留米附設のちょい下ぐらいで留まってしまう。
そこで、九州大学の進学実績も切り札にしようではないかというわけである。東京大学何名合格なども魅力的な実績であるが、卒業生の4人に3人が旧帝国大学クラス以上の大学・学部に進学する、すなわち、青雲に入学すれば旧帝国クラス大学はほぼ確実、というのも、青雲志願者を引き寄せるに十分魅力的な実績である。
青雲の入学者は九州出身者が圧倒的に多いわけであるから、今後の入学者のターゲットは九州在住者とするのが現実的である(理想を言えば全国にしたいのだが)。ということは九州在住者のニーズを的確に掴むことは極めて重要であり、それができれば青雲の発展を維持することができる。確かに、東京大学や国公立大学医学部の実績も重要かもしれないが、九州で王者として君臨する九州大学への進学のニーズも極めて重要だ(特に、現在のような不景気になると地元国公立への志望が強まる)。
それに、効率性の観点からも九州大学特化推進は有効である。前述のように超難関大学・学部の進学実績をこれ以上に上げるのは難しく、効率が悪いが、九州大学なら成績中下位層でも頑張れば合格できるし、目標としてちょうど良い。私の在学時の経験からすれば、成績中下位層はそれほど勉強していないから実績が振るわないわけで、明確な進学目標を早期に定めてモチベーションを上げれば、本気になるのが高2からでも十分に合格できる。現在遊休状態である成績中下位層は、本気にさえさせれば重要な戦力となる。さらに、成績中下位層が本気になれば、学年全体の雰囲気が良くなり、成績上位層にも良い影響を与える。
この戦略の具体的な実行を考えてみる。
高2で文系理系に分かれた時点で、大学で何が学びたいかまだ決まらない成績中下位層の生徒はとりあえず九州大学を目指すように指導する。九州大学は総合大学であるから、後々になって大学で学びたい分野ができたときに、大体の分野は対応できる。さらに、九州大学入試はそれなりの学力を必要とするから、九州大学入試に向けて勉強させておけば、他大学を志望するようになった際にも柔軟に対応できる。
九州大学との交流を強めるのも有効だ。高2で九州大学オープンキャンパスに参加する。高1で参加しても良いかもしれない。九州大学の新キャンパスはいかにも次世代の大学という感じで、感動する。
今後強力なライバル校となるであろう早稲田佐賀の今年の入試難易度が青雲並と報道された(もちろん、今後どうなるか分からないが)。早稲田佐賀が早稲田大学への進学枠を強みとするならば、青雲は九州大学への進学実績を宝刀とすれば十分に張り合える。
以上であるが、青雲はもちろんであるが、九州進学校の今後の健闘に期待したい。
早稲田佐賀については、最初はそんな感じだったのですが、蓋を開けたら、120名という定員を確保するのに
四苦八苦したそうです。中学校の場合、志願者・受験者などは、青雲の倍近くあったんですが、実際入学の手続
きをしたところが少なくて、補欠合格者を繰り上げざるを得ませんでした。
その影響を受けたのが、地元の県立の中高一貫校で、早稲田佐賀が補欠を繰り上げるもんだから、中高一貫校を
辞退するところが10名以上あったそうです。
それに対し青雲は、受験者数は昨年より若干減ったものの、合格者の状況を見てみると、昨年より粒揃いのよう
です。上がほんの少し減ったけど、下の方がもっと減っている状況です。青雲の関係者が早稲田佐賀の影響につ
いてのコメントで、「影響はほとんどないのでは」と答えていらっしゃいましたが、その通りになったようです。
しかし、だからと言って、安穏としていては青雲といえども足元をすくわれるかもしれません。そういう意味で、
戦艦武蔵さんの構想は非常に現実的で、実践可能な内容だと思います。青雲の関係者にぜひ読んでほしいですね。
>>でもですね・・・。さん
ご批評ありがとうございます。早稲田佐賀の今後の動向から目が離せませんね。まだ実際に教育が始まったわけではありませんから、これからが早稲田佐賀にとって本番です。青雲みたいに、設立から10年ほどで県トップの進学校になるかもしれませんし、あるいはほどほどの進学校に留まるかもしれません。
中下位層は上位層にかなわないからと勉学から逃避したりすることなく、自分の能力を存分に発揮して堂々と勉学に励んでほしいですね。偏差値は東京大学にはかなわなくても、九州大学は学問に良い環境を備えてますし、社会においてもそれなりの実績を出してますからね。本気になりさえすれば、中下位層は青雲の入試を突破したわけですから、九州大学に合格するぐらいの能力はもっているはずなのです。現状ではその能力を発揮していない生徒が多数見受けられるから非常にもったいないし、目標を定めて勉学を始めとする学校生活に全力で打ち込めば、怠けているよりもはるかに充実して楽しい学生生活になるはずです。
早稲田佐賀は、青雲の中下位層位のレベルになると思います。
早稲田佐賀に利点:早稲田大学に行け易い。というのは、早稲田理工を除けば、青雲の中位以下で楽勝だからです。
逆に言うと、早稲田佐賀の影響で青雲の中下位層が薄くなる恐れがあります。戦艦武蔵さんの言うとおり、これからは中下位層の動向に注目です。
上位層とか中下位層という言葉が出てきていますが、
青雲の上位層とは、学年で何番ぐらいまでを意味するのでしょうか?
また、中下位層というのは、何番以下あたりを意味するのでしょうか?
青雲の中での位置づけなので、青雲に在籍したことがある人のみ共有
できる概念でしょうから、よかったらどなたか教えてください。
>>わせださがさん
私の学年も含め、最近の青雲は成績格差が激しくなってきていると聞いています。上位層を伸ばすことも大切ですが、上位層以外をどうするのかも大切ですね。
>>青雲の中下位層とは?さん
上位層などの言葉は人によって解釈が微妙に異なるのですが、私の解釈では、学年の生徒を成績順に単純に三等分して、成績上位3分の1が上位層、次の3分の1が中位層、残りの3分の1が下位層です。この定義にもとづいて上位層を成績順位で表せば、1〜80番ぐらいとなり、東京大学、京都大学あるいは国公立大学医学部を十分に目指せる層とほぼ一致します。また、上位層と中位層の境目は80番、中位層と下位層の境目は160番ぐらいになります。もちろん、学年によってレベルや人数が違うので万能な定義ではありませんが。




































