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【908448】コミュニティースクール・地域で子どもを育てる〜について

投稿者: どろんこ   (ID:5DnXNduyF96) 投稿日時:2008年 04月 22日 05:52

はじめまして。どろんこといいます。
公立小学校2年生の息子を持つ母です。


先日、違う市町村の知り合いに久しぶりに会ったら「小学校って忙しい!」としきりに言っていました。
私は子どもが小学校に入ったら、一人で学校にも行くし、一人で遊びや習い事にも行くようになったし、仕事もはじめて、子どもは学童に行っているため、何がそんなに忙しいの?と知り合いに聞きました。
そうしたら知り合いが言うには、「コミュニティースクール」で学校に授業補助に頻繁に借り出されて行かなければならないために忙しいのだというのです。
授業を効率的に行い、子どもたちの学力を向上させるために、地域から多くのボランティアが子どもたちの指導に借り出されているとのことです。
英語の指導、パソコンの指導、算数の能力別指導のための補助などなど、とにかくその活動は多岐にわたり・・・。保護者だけではなく地域からいろいろなボランティアの方が学校運営に関わっているのだとか・・・・。



地域で子どもを育てるという構想には大賛成です。
都会に住んでいるため、だんだんと地域がなくなりつつあるなあとひしひしと感じています。
地域のお祭りだとかほとんどないし、地域の子どもたちと遊ぶといったって、みんなそれぞれ何だか忙しいようで、外に遊びに行っても誰もいなかったり・・・・。
昔のように、子どもは地域の中で育つもんだ〜というのは、何だか忘れ去られたいい時代って感じで・・・・。
私は、できれば自分の子どもだけではなく、地域の子どもたちに目を向けたいとは常々思ってはいるんです。



でも子ども達の学力向上については、ちょっと違う考えを持っています。
子どもたちの学力が不信だからといって、能力別にがんがん分割して、それを保護者に振って指導するだけが本当の意味での教育ではないような気がするのです。
子どもたち一人一人、学力差だってあるだろうし、特徴も千差万別。
何も全員を底上げレベルアップを強要する必要もなく、それは、その子がその子の親がまずは何をどう学びたいのか?学ばせたいのか?というのが基本だと思っています。



うちの子の市町村では、コミュニティースクールの構想は調べた限りまだないようでそのあたりは遅れているのかもしれません。
周辺の市町村は、うちの行政よりは進んでいて、隣の市(友人が授業補助に借り出されている行政)ではもう何校も文部科学省のコミュニティースクールの認定を受けています。
その意味で先進地域。



子どもたちの学力を見守るのは、あくまでも学校が基本であるべきで、それをフォローするのは、やはり学校か親個人個人でありたいというのが私の理想です。
親が子どもたちの学習補助に関わるのはいいと思うのですが、それが授業補助であるというところが、どうも私的にはひっかかるのです。
授業はやはり学校、教師がやるべき神聖なものというイメージがあり、そのフォローであれば、例えば放課後、もっと勉強したい子だとか、分からないところを質問したい子の願いを聞いてあげるような役だとか・・・そういうのであれば是非やってみたい。
まずは授業ありきというか、うまく言えないのですが・・・・。


友人の子どもの学校では算数を能力別に6つか7つに分けてそれを、ボランティアの保護者にも割り当てられて指導にあたるとか・・・・。
保護者も学校の学習に対する認識も高まり、一見何だか効率もあがり効果が高い指導法にも思えてしまいますが、よく考えてみると、はたしてそこまで能力別にしての指導、チェックが必要なのだろうか?とも思うのですがいかがでしょうか?
私がもし教師であれば、その6つか7つに分けるグループ編成を作るためだけに、まずは子どもたちにテストをすると思います。
そして、テストの点数ごとに7つのグループに分けて・・・・。
そのグループ分けは、本当の意味でのグループ分けにはならないと思います。
とりあえず「分けなければならないから分けた」というグループになるかと思います。
そのグループ別の分類で子どもたちは学習する・・・・。



まずは子どもたち一人一人が自らの意思で学ぶ。
そのフォローは一人一人違います。
それは能力別などで決めるべきではないし、もっとニーズに合ったアドバイスの方法があるのではないでしょうか?
分からないところ、つまずいているところだって、一人一人が違うのですから・・・・。


私が、「自分の子がもし学習でつまずいたら、まずは家庭でフォローをする。それには学校の先生と連携をとると思う」と話をしたら、知り合いに、「あなたは自分の子どものことしか考えていない。自分の子どもがお世話になっている学校の子ども全体のことを考えるべきだわ」と言われました。
学校全体を変えることが自分の子どもの学習環境を整えることにもつながるのにそれを放棄してしまっていると・・・・。


分かる気はするのです。
でも、まずは、一人一人の親が変わるべきだと思うし認識するべきだと思う。
それが基本であると思う。
学級を分割して能力別にして、それを親が分担して関わることが、即、根本的な問題解決にはつながらないと思うのです。
昔は大人はそこまで子どもたちの中にでしゃばっていなかったはずです。
そうやってやってもらえるのが普通になっていくのでしょうか?


何だか路線が違うのは私だけなのかなあ・・・・?私がずれてる?と思ってしまい、皆さまに質問をしてみようと思い立ちました。
漠然とした書き込みですみません。
皆さまの学校での子どもたちの学習支援についての試みなど、もし教えていただけたらありがたいです。
地域、保護者が関わっているといった試みなども、もし教えていただけましたらお聞かせください。
今後、学校や行政、教育委員会などに意見を述べていくのに参考にさせていただきたいと思っています。



スレを立てるのは初めての初心者です。
何も分かっていないのでご迷惑をかけるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。


どろんこ










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  1. 【1756363】 投稿者: 放課後学習の本当の意味  (ID:wgKUANYNBl6) 投稿日時:2010年 06月 06日 23:54

    大阪市内の公立小学校です。
    放課後ステップアップ事業という名目で、昨年度から週2日放課後学習を参加希望者のみ行っています。
    現場には学校の教師ではなく、指導員が入ります。(学年担当教員も見回りにはこられるようです)
    開始当初、参加させてみましたが、学校の宿題プリントをして帰ってきたのですが、ミスの訂正もしてもらえず、家で私がいつものように宿題をさせる方が効率がいいと感じました。
    学校にせめて間違いのチェックくらいはしてもらえないのかと聞くと、この事業は、「家庭学習の習慣のない子の学習習慣定着の機会を設ける事が目的」と言われ、指導員が学習内容についてチェックしたり説明したりする事はできないとのことでした。
    この話を聞き、すぐに参加を中止させました。

  2. 【1756395】 投稿者: 不要  (ID:Tz8HOhAYp6A) 投稿日時:2010年 06月 07日 00:35

    うちはちゃんとしっかり家庭学習をさせているので、低レベルな子に合わせて宿題を増やされても困ります。
    補習なんて必要ないので、放課後ステップアップも参加してません。
    隣の県はほとんど毎日あって参加義務だそうで、低レベルな子に合わせさせられて下校が毎日遅くなり迷惑だと嘆いてました。
    そういった子たちだけ特別に増やすか補習をするか、それをよしと思わない向学心のない親ならばもう放っておくしかないと思いますけど。
    同じ学校の保護者に限りませんが、教師でない一般人にウロウロされるとかえって気が散るそうで、嫌だと言ってました。

  3. 【1756579】 投稿者: …  (ID:T8GkY5Z7yLE) 投稿日時:2010年 06月 07日 08:56

    スレヌシさんの紹介している学校の例は、
    コミュニティスクールの「解釈」が非常に極端か、間違っているような気がします。
    また、地域で子どもを育てる…と言う部分の解釈も。
    根底の部分の解釈が間違っているのだから、学校と議論しても無駄なような気がします。
    それと、スレヌシさんご自身が関わっている学校ではないのでしょう?
    その話が、「実態」なのかどうなのか、と言う点でも、明確ではないですよね。
    推察するに、「間違った方向の活動をしている」とは思いますが。
    推察の域は出ません。


    もしも教委その他、関係各所になにがしかのアクションを起こされるのなら、
    こういった掲示板で「世間一般の話」を求めるのと同時に、
    コミュニティスクールを「提唱」している、文科省などの資料や白書などで
    きちんとお調べになるのが早道だと思います。
    その学校の方針の、何がどうおかしいのか、まずは、元締め文科省が「このように規定している」ということを
    押さえたほうが説得力のある交渉ができると思います。
    結局ここでは、「苦情」しか集まらないのではないですか?
    それも、ここでは苦情の焦点が「学校への不満」「教師を糾弾する」に終始してしまいがちです。
    (まあ、それもしかたがないというケースも多いのでそれがいけないとは言いませんが)

  4. 【1758176】 投稿者: アーサー  (ID:IWhYqM5TFeo) 投稿日時:2010年 06月 08日 11:55

    こんにちは。
    ボランティアということは賛同しない親は学校に行かなくていいのですよね?
    あと、小学生の算数は能力に大きく差が出て、全員を一斉に教えるのは難しいです。それを無理してやっているので
    置いて行かれる子がとても多いです。LDなどの発達障害を持った子も何割かいますが、昔はそういう子は「なまけている」として
    無視されることが多かったため、非行に走ったりしたケースが多かったと思います。実際そういう子を何人か見ています。
    今は、理解も深まり、地域でなんとかしよう、という動きが出てきました。試行錯誤をしているときだと思います。「昔は・・・」とか「学校は神聖な場所」といっていては、解決できない問題が山積みだと思います。昔は学校も親も知らなかったが為に、指導の仕方次第で伸びていたであろう子供が放置され、「ダメ人間」の烙印を押され、みじめな気分になっていたことが多かったと思います。何もしないで放っておくより、ボランティアなどで学校にかかわることはとても良いことだと思います。学校や地域が変らないと親も子供の問題に気付かなかったりします。

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