読売新聞　小説「母の遺産」｜掲示板スレッド

はるきさま
スレッドを上げてくださって、どうもありがとうございます。

地味な展開が続いているので
毎週、読んではいるのですが、こちらに書き込みするほどの感想を持ち合わせませんでした。

愛妻を亡くされた松原氏が、
美津紀さんを、そういう対象として見ているのかな？とも思いますが
美津紀さんの、余りにも乾いた日常生活、荒廃した精神状態を想像すると
「それも、いいんじゃないかな。」と無責任に思います。

哲夫さんと、お若い彼女は　海外で好きなように過ごしているわけですし・・・。

今日、偶然　ラジオの人生相談を聴いたのですが
自分よりも遥か年上の女性に、夫を盗られてしまった奥様の相談でした。

回答者の女性弁護士さんも
パーソナリティの男性も
相談者の奥様にも、相応の非があるからね・・・というニュアンスでした。

私自身、子育てに追われ、
主人に対しては、この奥様と　大した「差」がないように思ってます。

この小説も、自分自身に置き換えて
夫から愛情を貰えなくなる時　を回避するにはどうしたらいいか
考えさせられています。

今回の展開！ドキドキしました。
何度も読み返しましたが、武の心理がわかりません。


武はなぜ部屋を取ることを考えたのでしょうか？
何もせずに美津紀を帰すのは失礼だと思ったから？
誰か解説してください！！


折しも昨夜、V6の森田剛君とことに及びそうになったものの
「ごめんなさい。やっぱりダメ」と断る夢を見たばかりだったので、
余計にドキドキしてしまったのかもしれません。
剛くんの誘いを断った理由はブヨブヨの体が恥ずかしかったから。
夢の中でくらい現実を忘れたいのに・・・。

ＦＭＫ４８さま

本当に意外な展開でしたね。
松原氏より、先で（笑）・・・。

私は、深読みできないタイプなので
「これも、薫さんの描いたシナリオかな？
その通りに、武さんが動いてみせただけなのかな？」と軽く流してしまいました。

どなたか、思慮深い方からの解説レスが付くと、助かり、また嬉しいです。

先日、子どもが授業の「総合」の時間で
『千と千尋の神隠し』　のＤＶＤを鑑賞し
担任が、感想文を提出を求めました。

２回しか観たことのない我が子が、
「お父さんと、お母さんが豚になっても私は、千尋みたいに出来ないと思います。」
と感想文に書かれているのを見て
あ・・・ははは～はっ。
と苦笑しました。
感受性の乏しい私に似てしまったんでしょう。

でも、裏を返せば
そういう能天気の集まりだから、
私たちはありふれた日常生活を　普通（フツー）に送れるのかもしれません。

色々と突き詰めていったら・・・
息苦しくて、この生活を送れなかったのかも？！

すこぶる単純な私も、松原氏とフムフム…
なんて思いながら。
でも…松原氏も奥様を亡くしただけではない
何かがあるのでは？？？とも。


そこへ武さんとこんな展開？？？
でも私にも臭いました。薫さんの罠？？？

実は私も超単純♪
なかなか深読みできないんですよね。


そんな私が１０回くらい読み返して考えました。
薫さんがそんな不粋な事をするとは思えないんです。
“あなた、お相手をして差し上げなさい”って？
うーん、考えたくない。
やはり、あれは武の優しさなのかなという気がします。
だって、武の“鳶色の瞳”にはかすかな羞恥心が見て取れたんですよね。
は～・・・素敵☆☆☆
（もしかしたら私には“お宮さん”的なところがあるのかな。）


松原さんは奥様を本当に愛していらしたようですから、美津紀とはなんともならないというのが私の予想です。


そうそう今さらですが、私は『優しいおとな』のラストはそこまで悲劇的とは思いませんでした。
ハッピーエンドではありませんでしたが、じんわりと心に染みた…というか、救いのある終わり方だったと思います。

単純なうえ、語彙が貧弱でもどかしい！

土曜日さん、こんにちは。
いろいろ探してここに来ました。

「母の遺産」、毎週読んで、友人とメールで感想を言い合っています。

何気ない顔をして介護していても、鋭い女性小説家の眼はごまかせない、ということですね。
全てお見通し、という感じです。
友人とかわす会話の内容がそのまま小説に書いてあることが多いので、毎回驚いています。

特に第５８回の「これからの自分の姿を鼻先に突きつけられる精神的な苦痛」の部分。
まさにそのとおり！
既に他界した父親を介護した時は感じなかったのですが、母の介護は「自分自身の老後を見せられてしまうこと」なので余計に辛いですよね。

山口晃さんの挿絵もいいですね。

来週も楽しみです。

美津紀　どうなっちゃうのかなあ。
悔しい結末なのか・・・
登場人物が　みんな傷ついて・・・
大変だよなあ世の中は・・・

今週も書き込みさせて頂きます。

今回（第５９回）も、またまた、私が日頃感じていることが書かれてあったので驚きました。
年齢が近いと、女性ってこうも同じ発想なのですね。

「愛読書を遠慮せずに堂々と目線に持ってくる」
う～ん、うまい表現です！　　私もこれ、夢です。
我が家は夫の職業柄、大量の本があふれていますが、私の本は手に取りにくい高い所か、しゃがまないと取れない所か、何かの荷物をどけないと取れない所にありますもんね。（笑）
いつも、いつか自分のものを好きな場所に置ける暮らしがしたいと考えていたのです。

幸い、私には兄弟がいないので、いつか実家に帰り、一人暮らしの際には思う存分やってみたいです。
自由を得るためには孤独は仕方ないのですよね。

主人公には幸せになってほしいです。