つい繰り返して読んでしまう本｜掲示板スレッド

この作家の本は殆ど読んでいます。最近は磯田道史先生と組んで色々な歴史の本も書いているので、好きです。
どなたかも林真理子あげていらっしゃいましたが、9月半ばから、山梨文学館で、林真理子展が行われます。講演会もあります。昨日気づいて、申し込みしました。最後の回しか申し込み出来なくて残念です。
講演会行ったことありますが、おばちゃん目線で話すので、すごく面白かったですよ。

カズオイシグロさん大好きです。読み進めるのがもったいないと感じる不思議な感覚もすごく分かります。記憶を通して回想しながら時を超えて丁寧に語っていくのも好きです。

わたしを離さないでの邦訳がされた後に語ったインタビューがthe japan times に載っていたのですが「愛は死を相殺できるほど強力な力になる、真の愛を見つけられればどうにか死を打ち負かすことができるという希望を捉えたかった」この彼の言葉も素敵で繰り返し読んでいます。

スレ主さん、素敵なテーマをありがとうございます。

桐野夏生さん、どの作品も熱量がすごくて、読み応えがありますよね。｢グロテスク｣、圧倒されました。

気軽に読めるけど満足感が得られるのは、私なら沢木耕太郎さんの｢深夜特急｣、林真理子さんの小説全般でしょうか。佐藤多佳子さん、津村記久子さん、恩田陸さんも文章のリズムが心地よくて好きです。

大沢在昌さんの｢新宿鮫｣は全巻持っていて、よく読み返します。ぜひまた映像化してほしいんですが、鮫島の役をできる人がなかなか見当たらなくて…

中学時代は山本周五郎の｢さぶ｣などが大好きでしたが、年齢を重ねた今は、藤沢周平が沁みます。｢隠し剣｣シリーズ、短編なのですが名作ぞろいです。映画化された｢必死剣鳥刺し｣｢盲目剣谺返し｣(｢武士の一分｣)が大好きです。

読んだことのない作家さんを挙げられている方がいて、ぜひ読んでみたい！と私もワクワクしてます。

井上ひさし
「十二人の手紙」
大学時代の初読の衝撃は忘れません。
読み返す度に新たな伏線を発見したりしてました。

私は桐野夏生さんのINが史上最強作品だと思ってます。大嫌いなのに不倫を美しいと初めて思いました。

葉室麟さんなども好みなのでは？

トルストイは、人間描写、人間観察の天才だ。
長く読み継がれる訳がわかった。

コロナでじっくり読めた。

次は、カラマーゾフの兄弟にチャレンジ。

デビュー間もない頃の短編が好き。

『中国行きのスローボート』

当時の未熟な自分を思い出す。村上さんのせいでビール好きになりました。