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【680258】大腸がん

投稿者: どうしよう   (ID:Jz1kub72U4o) 投稿日時:2007年 07月 13日 20:54

大腸がん検診でひっかかってしまいました。今日結果が届きました。二回のうち一回だけ陽性でした。痔は無いと思うのでショックで落ち込んでいます。漠然で申し訳ないのですが、経験者の方など何か情報いただけないでしょうか?

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  1. 【690701】 投稿者: 大腸がん経験ママ  (ID:glBk7zR1maA) 投稿日時:2007年 08月 01日 20:17

    「大腸がん」というタイトルを見るとつい反応してしまう
    大腸がん経験者です。
    今から6年前40歳のとき、
    早期発見でしたが内視鏡では取れない形状だったため、
    開腹手術で切除しました。


    早期発見だったこともあり、術後経過3年で「再発のおそれなし」と
    太鼓判を押して頂き、現在まで何事もなく
    40代ますます健康になっております。


    とにかく、多くの方にお伝えしたいのは
    気になることがあったら検査を怖がらずに
    どうか一日でも早く検査を受けられ、
    はっきりさせることが大事だということです。


    私は偶然、大腸がんの兆しを自分で見つけることができました。
    汚い話で恐縮ですが、たまたま自分の便を目にしたとき
    赤い点点が便の中に混じっているのに気がつきました。
    「トマトは食べていないのなんだろう」
    胸騒ぎがして、便器に顔を近づけてまじまじと観察したところ
    赤い食べ物ではなく、あきらかに「血」であることがわかりました。

    すぐにネットで大腸がんについてあれこれ調べてみると
    大腸がんの可能性がある例の中に
    「便が鉛筆のように細くなる」
    「下痢、便秘を繰り返す」
    「便に血が混じる」
    と、該当するものが3つありました。


    不安を払拭するのはとにかく検査を受けることだと
    すぐに内視鏡検査のできる肛門科で検査をしてもらいました。


    何故、消化器科ではなく肛門科を選んだかというと
    出産の際に軽い痔にもなりましたので、
    「大丈夫、私に限って深刻な話のわけない、
    きっと痔による出血だったと笑えば良いから」と
    思い込みたかったところもありました。

    しかしながら検査結果は、私の期待に反し
    先生から「すぐに切除してください、
    手術のできる病院を紹介します」と言われました。


    その時点では、細胞の検査をしておりませんので、
    「癌です」とは言われず、ポリープ(2cm大でした)の形状からして
    癌の可能性があるというに留まりました。


    その時、子どもが二人小学生(小1と小3)いて、
    「子どもたちを置いて逝かねばならないのか!?」と
    頭の中が真っ白になり、どう帰宅したのかも
    覚えていないようなショックを受けました。

    2日ほど寝込むような落ち込み方をしましたが、
    まだ「早期」の段階であること
    大腸がんは完治できる癌であることなど、
    いろいろ調べるうちに、気持ちも落ち着き
    腹も座り、一刻も早く体内にある「癌」を切除してもらいたい、
    とかなり早く立ち直ることができました。

    検査から手術まで約1ヶ月、
    25日ほど入院しましたが、退院後半月でもう子どもたちと
    プールに出かけたりできました。


    私の入院中、子どもたちの世話は主人だけでは無理でしたので
    母と近所に住む姉に頼んでおりました。
    子どもたちには「癌の手術を受けるけれど
    早期発見だから切り取ってしまえば、何も心配いらないのよ」と
    変に隠したり、別の病名にしたりせず
    はっきり話をしました。
    子どもたちの心中はわかりませんが、
    それほど動揺することなく、しっかり留守番してくれていました。

    そして退院後、同じように「出血があるのよ」という姉に
    「万が一のことがあるから検査を受けて」と進めたところ
    なんと、姉も私と同じ位置に大腸がんがみつかり、
    すでに進行がんでした。
    姉妹そろって大腸がんとは・・と驚きました。
    癌の家系ではなかったので、どういうものかわかりませんが。


    とにかく、姉は進行がんで私の場合よりも事態は深刻で
    すぐに入院、手術と、その後抗がん剤治療も受けました。
    癌細胞が腸壁をやぶり、血中に入る「侵潤」という段階まできていました。
    再発の可能性を抱えながらの術後の経過期間5年間でしたが、
    お蔭様で姉も今、どこも悪いところなく元気に暮らしています。


    内視鏡検査、腸のバリウム検査、
    いずれも楽ではありません。
    内視鏡検査前に飲むドロっとしたポカリスウエットのような下剤・・
    確か1.5〜2リットルくらい飲むのですが、
    私はあまり水分を取らない性質なので、きつかったです。


    昨年は検査を築地のガン研で受けましたが、
    6年前に比べるとずいぶんよくなっていましたよ。
    内視鏡が苦手と伝えると、少し麻酔を強くして頂き、
    うとうとしている間に終わりました。


    どうか皆さん、気になることがありましたら、
    即、検査を受診されますよう。
    気になるところがない方も3〜5年に一度は内視鏡検査
    受診して下さい。


    癌は「早期発見」なら、まったく怖い病気ではありません。
    長くなりましたが、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。




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