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【564161】抗生物質を続けて飲むことは?

投稿者: おばさん   (ID:obSeeMN1YIo) 投稿日時:2007年 02月 11日 10:39

幼稚園児の甥っこが、赤ちゃんの頃から頻繁に熱を出します。
一ヶ月に一度は、病院へ・・というようなふうで、そのたびに
喉が赤い、というので抗生物質をもらって来て飲ませているようです。
でも数日間飲ませて、飲み終えて、またひと月足らずで次の(?)熱が出て、
また数日間の抗生物質・・の繰り返し。いつ電話しても「また風邪引いて、薬飲ませてるの。」という感じで、
叔母としては、なんだか心配になってきています。
母親自身は、薬を飲ませ続けることに何の疑問も感じていないようで、
もらった分だけしっかり飲み切らせていますし・・。(薬にあまり頼らない方がいいのでは?・・と言ってやりはしますが。)
薬を長期に渡って飲ませ続けることに、何か害はないのか、
またそんなたびたび発熱するのには、どこか良くないところのある
可能性はないのか、
何か、子どもの熱、抗生物質に関して、ご存知の方おられましたら、
教えてください。よろしくお願い致します。
(先日、二週間、熱が続いたとき、血液検査で白血病は
異常ないとのことでした。ただALPというものの数値が高かった、と
言っていました。これって熱と関係あるのでしょうか。)

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  1. 【597415】 投稿者: 元は医者いらず  (ID:wDNHd5e2sLo) 投稿日時:2007年 03月 17日 00:45

    抗生剤だめ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > >
    > うちの娘は生後3ヶ月からずっと中耳炎と発熱を繰り返し、その都度抗生剤を服用していました。そのせいで、大きな病気をしたとき、抗生剤がまったく効かず、大変な思いをしています。お医者さまいわく、抗生剤を何種類を服用したため、抗体ができてしまって、全く効かなくなってしまったと言われました。私の周りのきちんとされているご家庭では、よっぽどのことがない限り、抗生剤は飲ませないそうです。(医者に勧められてもです。)


    >>>>>

     以前は全くの医者いらずの体質で、風邪も滅多にひかず、自分としては損な体質だと思ったこともあるくらいでした。
     ところが10年ほど前に職場が変わったことで、ちょっとした体調不調では休めなくなり、以前なら医者にかからずに直せていたような症状でも医者に行ったという事実を示さなくてはならなくなりました。
     やむなく、些細な症状でも医者にかかるようにならざるを得ず、処方された薬を飲んでいるうちに体質が変わり、すぐに風邪をひくような体質になってしまいました。冬場などは、2週間ごとに8度前後の熱を出し会社を休み、周りに迷惑をかけるような状況にまでなってしまいました。免疫が全く働かなくなったような状態です。おそらくは抗生剤の影響だと思います。
     風邪に関してはエキナセア茶を毎日飲むことで大分改善されたと思いますが、他の部分では、どうなっているのかととても不安です。

  2. 【597444】 投稿者: 臨床医  (ID:eeyw1BffthQ) 投稿日時:2007年 03月 17日 01:48

    内科医 さんとは別の臨床医です。スレを拝読していましたが、2つの別個の問題があるようです。

    A:抗生物質が効かなくなる
    「飲み続けていると免疫が落ちる」と言うような説明を受けているようですが、一般には宿主(人体)側ではなく菌の耐性化と考えられます。不適切な投与によって耐性菌を増加させてしまうことは、本人にとっても社会にとっても好ましくありません。風邪は上気道親和性のウイルスによるもので、安易な抗生物質の処方は無意味有害であることは医療者なら知らないはずはないのですが。

    細菌感染症には感受性のある(「切れのいい」と言います)抗生物質を必要な範囲でびしっと効かせて治しきるところがポイントです。でも一方で、どうしても長期に渡って抗生物質を使い続けなければならないこともあり、その場合は悩まされます。

    B:抗生物質で有害な影響(副作用)が起きる
    即時型反応であるアナフィラキシーが最も強いものですが、さまざまな皮疹(薬疹)や肝機能障害を含めるとその発生頻度は低くありません。

    「アレルギー体質」と言うことはあるものの正確には分かっておらず、初回の投与で予見することは非常に困難です。万一発症したら対処し、以後はその抗生物質を避けるしか現時点ではありません。処方医には十分な注意が求められますが、それでも不運にも発生したら補償を受けることができる制度がありますので御相談下さい。

  3. 【601004】 投稿者: お医者さまにぎもん  (ID:nv6rYNzgOG.) 投稿日時:2007年 03月 22日 10:35

    「抗生物質は、ウィルス性の病気(風邪など)を治すことはできないし、
     細菌性の合併症(肺炎など)の予防もできない」
    「耐性菌の蔓延を防ぐためにも抗生物質の濫用には注意」
    という情報を、テレビで視聴したことがあります。


    そこで、子どもの風邪で抗生物質を処方されるたび
    「これはどういうときに飲ませたらいいんでしょう」と
    お医者様に聞くのですが、
    「肺炎予防のためだから飲ませてください」などと言われます。


    近所には小児科・内科が5軒くらいありますが、どこも
    子どもの風邪には必ず抗生物質が出されます。


    ちょっとした風邪でも抗生物質が出されてしまうのには、
    何か理由があるのでしょうか。


    お医者さまにとって、
    抗生物質を出すことで、なにかメリットがあるのでしょうか。
    (患者側に、抗生物質信仰がいまだにあって断りきれないなどの理由?)

  4. 【601915】 投稿者: 簡単に言うと  (ID:msDF9kBYqpo) 投稿日時:2007年 03月 23日 18:48

     細菌に感染しているかどうかは、血液検査しないとわからないからです。
    でも、いちいち血液検査している時間はないし、
    もしも細菌感染であれば、抗生物質が必要になりますから、
    とりあえず出すのです。
     
     また、現在は感染していなくても、免疫力が落ちていると、これから感染する危険性は高くなりますので、とりあえず出しているのです。
     
     しかし、ちょっとした風邪でも抗生物質を出す医者はあまりお勧めしません。
    症状などで、ある程度の判断がないと出すものではないと思います。
    なんでもかんでも抗生物質という医者は、要注意です。
    患者から断ってもいいと思いますよ。

  5. 【602123】 投稿者: お医者さまにぎもん  (ID:nv6rYNzgOG.) 投稿日時:2007年 03月 23日 23:58

    >簡単に言うとさま


    わかりやすいお答え、ありがとうございます。
    「もしかしたら細菌感染かも」という事態に備えてなのですね。


    抗生物質、患者から断るという手もあるんですか……。
    わが家の場合、かかりつけの小児科医も内科医も、それから皮膚科の先生も、
    処方された薬に「これは必ず飲ませなくてはなりませんか」などと
    疑問を投げかけると、ムッとされてしまうのが現状です。


    最近はあきらめの境地で、とりあえず薬は受け取り、ただの風邪の
    場合は、抗生物質とそれによる下痢対策の胃腸薬は飲ませないように
    しています。抗生物質がたまってけっこうな量になってきました。

  6. 【603445】 投稿者: 素朴な疑問  (ID:/5xIlCFK8RQ) 投稿日時:2007年 03月 25日 23:24

    お医者さまにぎもん さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 抗生物質がたまってけっこうな量になってきました。
    >
    >
    なぜ捨てないのですか?
    飲ませないのであれば置いておかなくてもいいとは思うのですが・・・。


    あと、患者が薬に疑問を持つことをわずらわしく思うようなお医者様は名医とは言えませんよ。
    かかりつけのお医者様を考えたほうがいいかもしれませんね。

  7. 【603770】 投稿者: お医者さまにぎもん  (ID:nv6rYNzgOG.) 投稿日時:2007年 03月 26日 15:30

    素朴な疑問さま

    >なぜ捨てないのですか?
    >飲ませないのであれば置いておかなくてもいいとは思うのですが・・・。


    なんとなく、「薬って燃えるゴミで出しちゃっていいの? ひょっとして薬局などに
    廃棄を依頼したりするもの? でも廃棄を頼んで“飲ませろ”って叱られないかな」
    などと考えているうちに、たまってしまいました。一応、子どもの手の届かない
    高い場所に置いてあるんですが……。しょうもない理由ですみません。


    >あと、患者が薬に疑問を持つことをわずらわしく思うようなお医者様は名医とは
    >言えませんよ。
    >かかりつけのお医者様を考えたほうがいいかもしれませんね。


    アドバイスありがとうございます。おっしゃるとおりだと私も思っています。
    ただ、近隣の病院は4軒「飲ませなさい」オーラが漂っており、口コミでは
    その他の病院も抗生物質に関する姿勢は似たような感じなので、半分
    あきらめている部分もあります。
    「とりあえず、大病かどうかのスクリーニングをして、大病ならしかるべき
     病院を紹介してくれればよい」という感じで受診しています……。

  8. 【605186】 投稿者: 同じことですが。  (ID:re7suv6Up8s) 投稿日時:2007年 03月 28日 16:05

    内科医さん、臨床医さんのおっしゃっていることと基本的に同じことだと思うのですが、細菌類が原因の肺炎などで患者の容態が急激に悪化して死亡した場合、もし抗生物質を出していなかったとすると、責任を問われることもあるそうですね。

    少し前にガッテンで見た内容に限って言うと、0〜2歳児に抗生物質が処方されることがとても多いのでその子達の喉には耐性菌がいっぱい、それがその祖父母等の高齢者に感染して肺炎を起こして亡くなってしまう、というようなパターンがとても多い、とのことでした。

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