女子美の中高大連携授業
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』
2017年度上半期NHK「連続テレビ小説」第96シリーズ
2017年4月3日〜9月30日放送(全156(予定)回)
演出 :黒崎博 田中正
脚本 :岡田惠和(作)
プロデューサー:菓子浩(制作統括)
出演者 :有村架純
沢村一樹
木村佳乃
古谷一行
峯田和伸
宮原和
高橋来
ほか
ナレーター:増田明美
オープニング:桑田佳祐「若い広場」
時代設定:1964年(昭和39年) -
今よりも 東京と茨城の距離が (物理的、心理的に)遠かったのではないでしょうか。あの三家族では、美代子さん以外、誰も東京に行ったことはなさそうですし。
綿引さんからの連絡も手紙でくる時代です。
綿引さんが聞いて回っているときに、出稼ぎの方の行方不明者は見つからないみたいなことを、どこかのおじさんが言っていましたよね。社会問題になる位に多発していたということです(警察もそういう扱いでした)
電話連絡も容易ではない、防犯カメラもない、ましてやお父さんの顔を知っている人はほとんどいない あの当時の大東京で お父さんを探すのは困難だったのではないでしょうか。
そのことを大人達はなんとなく分かっていて、帰ってくるのを、なす術もなく待っているという感じなのかな、と思いながら観ていましたが、違うのかしら。
少なくてもあの2家族と車掌さんは
お父さんの失踪を知っているのではないでしょうか。
美代子が君子に 泣きながら抱き着くシーンがありましたよね。
三男の両親や兄は 三男から。
バスの車掌さんは みね子が時子や三男に打ち明けたとき、すぐ傍に
いましたよね。そもそも美代子が東京に行ったことを、みね子にばらしてしまったのは彼です。
「蒸発」という言葉、子供の頃よくテレビなどで使われてましたね。
このドラマを見て、出稼ぎの人によく起きる現象をさした
流行り言葉だと初めて知りました。
いまだったら、行方不明?拉致?殺人?誘拐?
といろいろ考えるかもしれませんが、
流行り言葉になるくらい、行方不明が頻発していたでのすよね。
(警察の人が言ってましたね)
家族のために働くのではなく、
自分で使えるお金が欲しくて、
家族を捨てて蒸発しちゃうんですよね。
挙句、ドヤ街などへ流れていったのではないでしょうか。
昭和は遠くなりにけり。
ですね。
電話も呼び出しですし、メールない。
テレビもやっと1家庭1台普及した頃ですよね。
共有される情報は今とは比べ物にもならないし、
一般人が、自分の意見を公共に発することのできる機会など
ほとんどない。
声なき民。は多かったのではないでしょうか。
現在とはものの考え方が違う。
みんなのんき過ぎる。
ということは、ないと思います。
みね子はとても素敵な女の子だと思います。
大袈裟な夢なんて無くても全然構わない。
家族を大切に思い、家の手伝いをしながら毎日を過ごすだけでも素晴らしい。
私はそれさえもなかなか出来ないけど。
みね子はみね子にとってのささやかな夢は叶えられず
東京に働きに行くことになりそうだけど
頑張って欲しい。素直にヒロインを応援出来るこのドラマが好きです。
バスの車掌の次郎は、お父ちゃんの実が稲刈りで帰ってくる日もみね子に、一緒に飲みたいから伝えて、と話していたし、谷田部家とは親しい間柄なのがわかる。みね子にお母ちゃんは、東京行きの汽車に乗ったのでは?と言ったのも親しい間柄だからこそ。
その後、お母ちゃんに何かあったの?と心配してたからね。隠し事が難しい狭い地域ならではのことなのでしょう。
明日からいよいよ東京へ向けて話が動き出しますね。
東京へ出たら何かお父ちゃんの手がかりつかめるかもしれないし、すずふり亭の人たちもいますしね。
本当はずっと奥茨城でゆっくり家の手伝いをするつもりだった女の子が、突然東京へ行こうなんて、よほどの理由がなければ行きませんよね。勇気が必要だったと思います。




































