朝ドラマ　スカーレット｜掲示板スレッド

確かに武志の父は信作じゃないし、八郎の家族も奪ったけど、成功して迎えに行っても、八郎のプライドはズタズタじゃないかしら？
案外八郎は保守的(当時は普通)だから、川原喜美子の夫では嫌がりそう。
朝から不倫失踪より芸術性の違いで離婚のほうが八郎さんの傷は浅いと思う。

八郎を迎えに行くって、どちらにとってもあり得ないでしょ。
貴美子は八郎をリスペクトしてるし、八郎もやっと貴美子をリスペクトしていることを認めたのだし。
お互いを認め合っているのだから。
意地の張り合いとは違うと思う。

今日は家族を送り出してから、録画を２回続けてみました。私は武志の本音をあの工房で言った、そのシーンが凄く印象深かった。

親の離婚は、こんなにも子供の心を傷つけて複雑にさせる。母は陶芸家で成功してる、自分を育ててくれているから、言いたいことを我慢していたのか、そんな心境があの短いシーンで凄く伝わった。

八郎の涙は、多分色々な意味があって、信じてやれんかった、もう自分は必要ない、俺を超えた、俺の居場所はもう無いな、凄いな、人に感動を与える作品やな、そういうのが全部あった涙の気がする。泣いてすっきりして勇気をもらって八郎は喜美子からも信楽からも卒業した。復縁は無いと思いました。

八郎には共感できますか。
なんで離婚することになったのだろう。
喜美子が意地を張ったのもあるけれど、喜美子を応援出来なかった八郎の小ささも原因だと思うけど。

喜美子への思いや、この夫婦への意見は、ツイでも二つに分かれるのをよく見ます。どちら側に肩入れするかは、性格や育った環境でしょうか。私はその日その日で思う事違うのですが、離婚届を送った喜美子の気持ちは何となく理解できました。一部視聴者にそれでも復縁を望む声は結構有りますね。

喜美子は八郎のためにも別れることを選んだ。
陶芸家としての才能が、喜美子が八郎より勝っていたことを、あの緋色を出せたことで証明した。

才能って、全てを賭ける勇気が時として必要かも。
それが八郎には理解できなかった。
「八さんには信じる力がない」

私も喜美子の気持ちは理解できる。
八郎は喜美子と一緒にいることで傷つくから。

同業者の結婚、それも妻の方が有能だと難しいのは今も昔も。
男はプライドで生きてるからね。
その一方でたくさんの才能を持つ女性が、埋もれていたのかもしれないな。

八郎には、始めから分かる部分しかなかったですね。仕事休みのBS視聴でたまに飛びますが。
八郎は、早くに両親を亡くして姉に育てられた。
きっと、温かい家庭が欲しかったのだと思いました。

その生い立ちを知り、ふか先生に話した内容も知り、更に縁もゆかりもない信楽に婿入りした八郎に、結構喜美子は酷いことをしたなと思います。小遣いを渡さず、家事も手伝ってもらい、姉妹の借金？姉妹のお金の無心に喜美子の判断でお金を渡す。八郎には、相談してない。

蔑ろにされた感じです。武志の場合、父に電話してます。父と手紙のやりとりもしていた。喜美子は威圧的だから、周りが気を使うというか、そんな存在に見える。そう演じる戸田さんは凄い女優だとも思います。

ただ、私は喜美子には共感出来ません。みなさんの意見は、だからといって否定でなく、そう思う人も居るよねと思って読みました。

≫八郎は、早くに両親を亡くして姉に育てられた。
きっと、温かい家庭が欲しかったのだと思いました。

ここ、よく分かります。

喜美子には愚痴れる幼馴染の信作と照子が居る。そして百合子と直子も居る、お父ちゃんとお母ちゃんとも同居していた。

反面八郎には頼れる相手も心を許せる相手も居なかったと思う。夫婦になって、二人三脚で仲良くやっていきたかったから、八郎は喜美子に一生懸命寄り添ったんだと思う。

だから、八郎が可哀想に見えたんですね。ただこれは喜美子にはどうしようもなかったというか、才能の問題で、思い切って挑んだ喜美子に軍配が上がった。それで喜美子も八郎の性格を考えて距離をおいて声もかけられなかったと思う。

可哀想なのは両方、そのダメージの大きさも両方同じ位。陶芸が残った喜美子が勝ち組かもしれないけど、母として女としてなら、擁護されるより擁護する側になるから、風当たりも強くて本当に大変な人生だったろうなと思うから、私だったら喜美子の人生を手放しで良かったねとは言えないかな。