在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
一浪東大より現役早慶上位学部の選択増加
河合塾本郷校の説明会でここ数年浪人は減っているが、特に今年は現役で東大ダメなら現役早慶進学の学生が増えていて質の高い東大コースの学生が少なくなっていると言っていた。
この不確実な時代、若い時の一年をまた高校の勉強の繰り返しをするのではなく早慶で次のステップに進んだ方がいいと判断する学生や保護者が増えているのだろう。
たしかにその一年で留学したり長期インターンを経験したり体育会に早く入ったり、早く社会に出たり大学院で東大目指したりと多様に有効活用できる。
また慶應経済や早稲田政経、理工学部は付属出身者も考慮すると浪人は20%程度しかいない。浪人して早慶進学の場合は本人として思った以上に意識してしまうようだ。
大学生は社会に出て活躍するために大学時代を過ごしている。社会のリーダーとして活躍するために。
社会に出てリーダーたらんとした時には学力だけが必要なわけではない。
例えば学力に基づいた論理性、分析力以外にもいわゆる非認知能力、留学経験に基づいた他国文化の理解、高いレベルでの英語力、場合によっては資格などなど。
東大に入れば確かに知識、論理性、分析力は素晴らしい環境で身につけていけるであろう。
ただしそれ以外はどうか?東大も早慶も変わらない。
非認知能力などは勉強よりは体育会活動、東大で言えば厳しいレベルの運動会(野球部やアメフト部レベル)や遊びレベルどはないサークル活動から身についていく場合が多いし、海外の文化の理解にも高いレベルの英語力にも1-2年の留学経験が必須で時間が必要。
以上の観点から考えると1年でも早く大学に入りその1年を留学経験や長期インターン、受験勉強とは違う大学の学問、体育会(運動会)活動やサークル活動などにあてた方がいいと考えている学生や保護者が増えている。結果として現役比率が増えてきている。
偏差値的発想で考えても意味はないしお互いの理解は出来ない。
あなたの理屈が噛み合わないのは、東大に1年後に合格するということが前提であること、比較対象が早慶限定であること、かつ理系であること。
その設定の一年後の東大合格を前提としている部分は実際は絶対存在しない前提なので議論する必要がないし、意味がない。
まず浪人後の東大は不確定であるというのが当然の前提。そこが全く噛み合わない原因の一つ。
次に浪人に意義を唱えている考え方は、東大と早慶の関係ということだけでなく、一般論の現役第一志望不合格、第二志望合格、不確定の第一志望チャレンジするかの考え方がであること。だから噛み合わない原因の2つ目。
浪人反対論の意見の中心となるデメリットが浪人の1年間のロスと1年後の結果の不確実性なので。
次に理系においても、仮に比較対象が早慶理系であっても現役進学は学部早慶、大学院東大も当然選択肢なので4年間という設定になっていると思う。
浪人に反対する考え方は一般論なので現役進学か浪人東大チャレンジかの議論には現役後期国立大学合格や共通テストの成績から前期東工大に変更合格という想定でも適用可能。
あなたはありえない前提(1年後東大合格)の上に個別論(理系限定、相手は早慶)に拘りすぎている。
①は、現役時東大A判定しか取ったことが無いのにまさかの不合格になった人です。CD判定からのまさかの合格が相当数いるのと同様に、A判定のまさかの不合格は、毎年相当数います。
①該当者で、翌年東大不合格は、私は見たことがありません。翌年は上位の成績で合格します。
以下再掲
浪人してでも東大に行った方が良いのは①に該当する人だけです。
現役時
①東大:適正校、早慶:練習校→浪人しても東大が良い
②東大:挑戦校、早慶:適正校→早慶に進学した方がよい
③東大:出願せず、東工大・一橋に変更→東工大・一橋へ
④国立:出願せず、早慶:3教科入試→合格したら早慶へ
⑤国立:出願せず、早慶:推薦→早慶へ
ここで早慶推しの方達は、浪人しても東大には入れないので、現役で早慶が良いと思います。
MITや精華大との共同講義のある東大を目指すのも、社会で活躍する素養の1つになり得るのではないでしょうか。
東大ギリギリ落ち(本人が思い込んでいる場合も含めて)なら、東大進学を諦められない気持ちの方が大きいと思います。
それは、対象者でなければ理解できないかと。




































