最終更新:

118
Comment

【7130734】科研費の配分はどのように行うべきか?国民的な議論を・・・

投稿者: 財務省の落ちこぼれ   (ID:rrTxAusQUZE) 投稿日時:2023年 02月 27日 11:40

梶田隆章
「研究の芽を出すための資金が必要な研究者には額は少なくても資金を配分し、その中でできる限りの研究をして、さらに必要になった時、あるいは芽が出てきた時に科研費を充てる、といったシステムをつくるべきだろう・・・・・・・・残念ながら、この10年ほどで明らかに研究者のマインドが変わってきている。長期的な夢をもち、自分の興味に基づいて研究に取り組む研究者が減り、短期的な成果を狙った研究にシフトする研究者が増えている。これでは基礎的で重要な発見はできない。」
神田眞人
「国際競争が激化しているのに、努力をしてもしなくても、成果を出しても出さなくても同じ既得権を死守していては、不公平だし、活力を生み出す新陳代謝は生まれない。いま、研究者のインセンティブを阻害するモラルハザードが起こっている。ポストと資金配分が硬直化した結果、頑張る若手に十分な環境が与えられず、研究対象も固定化され、国際的に注目される分野や新領域、特に学際領域の研究が著しく出遅れた。そんな状況では血税による大学支援の説明責任を果たせない。」
<2020大学ランキング、朝日新聞出版>

神田真人氏が言っている新分野や新領域というのは、情報技術に関する分野や領域を意味しているのだろうが、そういう分野は既得権を維持しようとする旧来の老教授が関わっていない分野なので、どうしても後手に回されてしまうという意味なのであろう。
一方で、梶田隆章氏は、長期的な夢を持って、永年続けられてきた研究は維持されなければならず、既存の学問分野は固守されるべきで、芽が出る可能性を潰してはならないと主張する。
どちらが正しいのでしょうか?議論したいと思います。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「大学受験情報に戻る」

現在のページ: 3 / 15

  1. 【7131003】 投稿者: キレる理由は、想い通りにいかないから  (ID:MceO3LkKkFQ) 投稿日時:2023年 02月 27日 14:53

    >投稿者: ユーグレナ(ID:XCn2UxAUyA2) 投稿日時: 2022年 10月 13日 08:08 この書き込みは関西人さん (ID: AOc3Rzuk9tE) への返信です

    3年程前?にデンソーはユーグレナと事業開発で包括的提携しているし、アグリテックとして既に農業分野にも乗り出していますよ。

    トヨタの孫会社?でも、昆虫食のハシリとして数年前にコオロギスナック生産技術を発表しているし、「〇〇はオワコン」と思考停止のエデュ民が知らない世界があるようですね。



    以前、関西人さんとはこんな話をしましまね。
    私も食については、対策が必要と考えます。

    隨分前に、これからの勝ち組は田舎で農業をしながら研究所などの勤務〜と書き込んだら、田舎者はとっとと引っ込め!と言われてしまった。
    今なら、リモート勤務で兼業農家もいいかもしれませんね。

    日本の国力が下がり、他国との食料争奪戦に負けてしまうようなら、自分達家族分の農作物を作れるだけでもメリットとなる時代が来るかも?

  2. 【7131017】 投稿者: 米国との関係  (ID:8a4TuPL3KFg) 投稿日時:2023年 02月 27日 15:09

    AI・ITなどの情報関連分野は日本が色々やろうとしても米国との関係でなかなかうまくいかない面が出てくるかもしれない。
    過去にも、皆さんがお持ちのPCやスマホなどでも、頭脳部分のCPUやOSやアプリはWindows、インテルなどの米国製が使われていて日本製は皆無です。
    これは米国の戦略の一環で、もし日本が勝手に色々やろうとしてもストップがかかるわけです。
    今後、日本でも自動運転の車や移動体が普及するでしょうけど、胴体部分は日本が関わることができても頭脳部分は米国製になるでしょうね。

  3. 【7131038】 投稿者: 還元  (ID:dHCgRDBJvts) 投稿日時:2023年 02月 27日 15:39

    研究費を出して、その結果によって大学に特許権などが残り、
    売上で税金を払い、また研究費に戻ってくるという循環ができれば
    良いんだと思います。
    でも今はそれが他国とくらべて少ないんですよね。

    だから大型予算をとりあえず結果まで引っ張っていけるラボに出す。
    小さいなラボに出すと研究はしましたが結果まで辿り着けず何も残りませんでした、となるのが怖いんだと思います。
    予算とその成果のループが期待できるようになれば余裕も生まれ、結果まで辿り着かなくても面白そうなところに予算を投げられるんだと思います。

    また申請書、これは文章で専門外の審査官にも話がわかるように書かなくてはいけないですよね。自分の世界で通じる自分だけの妄想だと申請はとおりません。妄想をどう広く理解してもらえるのかその意義や新規性を訴えることができなくてはいけないんです。研究者には文豪としての素質も必要なんですね。

    そうなってくると予算をもらえる大学はつまり、技術的な背景と文豪としての
    背景の二拍子揃ったところ、になるんだと思います。予算の着地ポイントまで見据えた報告書がかけるところ、となります。
     本当は広い分野に投資したいんだと思いますが信用ができないんだと思います。

  4. 【7131051】 投稿者: 今  (ID:3Qsioq9GO2.) 投稿日時:2023年 02月 27日 15:52

    昔と違って、20年前くらいから、大学も知財に強い関心を示し始めて、今はほとんどの大学に知財専門の部署(外部の法律事務所・特許事務所と連携してます)があります。
    それはそれでいいと思うんですが、特許収入で稼ぐというのはなかなか難しいことです。
    製品のシーズ(種)になる研究をやって特許を取って、それが製品化されてバカ売れすれば、ノーベル賞受賞者の大村氏や本庶氏のように数百億円の特許収入を手にすることができるわけですが、稀な例だし、分野が限られるかもしれません(医薬品は有利です)。

  5. 【7131058】 投稿者: 特許対象  (ID:rQWo9mBAtpc) 投稿日時:2023年 02月 27日 16:02

    特許の対象になりにくい研究分野は意外に多い。
    文系はほとんど無理だし、理系でも天文学、地質学、数学、基礎物理学、・・・など。

  6. 【7131060】 投稿者: 役割分担  (ID:CgjmqiBgzlk) 投稿日時:2023年 02月 27日 16:03

    > 研究費を出して、その結果によって大学に特許権などが残り、売上で税金を払い、また研究費に戻ってくるという循環ができれば良いんだと思います。

    企業が売上を作れるような研究だと、基礎研究より応用研究になりませんかね。個人的には、国立大学が税金を使って生み出した基礎研究の成果を、私立大学がそれを企業からの支援で応用研究でブラッシュアップして、企業が製品化して売上を作るのがいいと思っています。国立大学と私立大学の役割分担です。基礎研究をしている人に専門外の人にもわかる文章を書けというのは酷なので、その間にワンクッション置いてはどうでしょうか。

  7. 【7131070】 投稿者: 特許出願明細書  (ID:rQWo9mBAtpc) 投稿日時:2023年 02月 27日 16:11

    特許出願用の明細書は、大学での研究の結果を特許出願する場合は、しかるべき部署からの指導で明細書が出来上がるので心配ご無用

  8. 【7131101】 投稿者: 故宇井 純先生  (ID:5ZiefgU58vw) 投稿日時:2023年 02月 27日 16:47

    が東大工学部助手時代、学生に対し卒業したら「食に近いところ」で生活し、かつ地元の市町村会議員として活躍なさい、というようなことをおっしゃっていた。もっとも、それに東大生は耳を貸さず、忠実に実行したのは私学の学生らであった。その中から後日、町長や市長に就いた者もあった。その宇井先生が、あまたあった他学からの教授職の誘いを謝絶して、あえて沖縄の私学を選んだことも上述と関連なきことではないと思われた。

    思い返せば、数年前のコロナ騒ぎでの緊急事態制限下のときのこと。大学が閉鎖されたために時間を持て余し、近所を散策した。そのとき、わずかに残った畑において、農業の方々が世間の騒ぎにつき我関せずとばかりに黙々と農作業に従事しておられる姿を目撃した。そのとき、なぜか「農民のしぶとさ」のようなものを実感した。映画『荒野の七人』で、悪漢と戦う勇気に乏しい農民の親のことを嘆いた子どもたちに対し、チャールズ・ブロンソン扮するガンマンが、それを窘めるシーンを思い出したのである。俺たちより、よほど勇気がある、と。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す