受験最盛期、90年代の大学受験を振り返ると…。｜掲示板スレッド

易化してるかはわからないけど、本来９０年代なら大学進学しなかったであろうレベルの人間が、大学受験するようになったので、母集団の数は確実に増えている。

偏差値というのは、その集団の中の割合的位置だというのは分かる？

そうであるなら、偏差値だけを比べても意味がないというのは分かる？

賢い集団1000人で上位10%地位というのは、100番と言えるよな。この賢い集団に頭悪い子が4000人参入してきた。同じように上位10%地位をとって500番になったとしても、それ、賢い人1000人中、500番の真ん中と言えないか。

同じ偏差値でも、実質的に真ん中になってしまうんだよ。だから、Fランク大学乱発で、頭悪い子が参入してくると、以前より高い偏差値を取らないといけないんだよ。

このブログの最後の文章に同情しました。私はバブル期に大学院を終えているし理系なので関係なかったけど。でもこれが比較されている大学学部の合格が易化した原因では？

＞これで卒業時は就職超氷河期であったのだから、当時の学生たちの割の合わなさには涙を禁じ得ない。

バブル期当時は、明らかに大企業志向で経済・法学部系が人気だったと思います。バブル崩壊後は大企業志向は弱まって医学部などの人気が上がったし、少子化で地方から都会の大学へという傾向も弱まった。残った少数の優秀層は国立難関に取られるから、偏差値を維持するには一般入試の割合を下げるしかない。

まさにそれ。
母集団の質が下がっている分、当時より偏差値は上がっていなきゃならないのに、実際には多くの大学において上がるどころか下がっている。
ここ数年を見ると、河合塾で早慶上が65前後、マーチは60前後。90年代は精鋭揃いの中、マーチでも65前後必要だった。この差は大きすぎる…！

たしかに90年代の大学進学率と現在と比べると倍に近いかもしれません。

ただし学年人口が当時200万人ほどだったのが、今130万前後?
今年の出生数は86万人?　どんどん減っていきます。

大学全入時代に突入といわれのは2007年だったか、選ばなければどこかの大学入れる。

かつてと同じなのは、国私立とも難関なところは同じ。
大学学部が増えた分は、その枠は広がった。
近年の定員厳格化の影響は、難関のすぐ下、その下クラスには多少影響。
入試の多様化、推薦AOなど推進されて、情報化時代で点数開示もあり、学力相応のところへ現役で進むことが多くなった、、、ことかなと思います。

ただし、入試問題に関しては、センターも含めて学ぶ量が年々増えていくこともあって、過去問だけやってけばでは対応できなくなって、年々新しい出題も出てきて難しくというか多彩な対応力が必要だと思います。

そもそも、難化といっても90年代ほどじゃないって駿台の部長が既にインタビューでコメントされている。

2000年以降大学入試がかなり簡単になったことは、以前より予備校の講師たちも指摘していたことだから、それに比べて入りづらくなったというだけ。

最近は難化していると言われてるけど、そもそもそれまでが簡単すぎただけ。

総じて　難→易→やや難　で、若干元に戻っただけ。