東工一京医学部から見える景色を教えて下さい｜掲示板スレッド

これは、発想が逆だと思います。
どんな学問やりたいから、どんな将来、どんな仕事に就きたいからどの大学や学部をめざすというのが本来。

ただ中高のうちに決まっているわけでもないとは思いますが、医師とか政治、官僚とか学者、芸術家、ジャーナリズム、司法界などだと決まっていくケースも多いと思いますが、単にビジネスの世界といっても海外志向も含めて幅広いのでなかなか? です。

中高で勉強進めていって、難関校なら比較的OBOGも上記のような職業についてる人も多いでしょうから、先輩談など聞きながら見つけていけばよいと思います。
東京一工医学部なら、他大学と比べたらはるかにやりたい学問やってる学生が多いと思います。

ちっちゃくまとまる医学部と、国家レベルの官僚では方向性が真逆ですね。
医学部は貧しい老人相手でも小さいと感じないおおらかな心。最近の風潮ではダメで、自分や家族の病気入院などを通じて高いモチベーションを得たならということ。
官僚はウクライナやコロナなど、大きな事件に対し、個人の力ではどうにもならないという無力感の経験があれば。

いずれにせよ、問題意識を持つ感性。
心ここに在らざれば見れどもみえずなので、親にその感性を与えられるか。

劉備玄徳は、黄巾の賊に襲われ、逃げ惑い流浪する民を見て、志を立てるが、同時に何もしなかった人間も多い。また、関羽、張飛との巡り合い、後に孔明を得たのも運。

>だが現在のところ、2人とも少しでも高い偏差値の大学に行きたい、見栄えのする職業につきたい(商社コンサル医師弁護士)と言う願望がないらしく
考えられる理由として
①私の親族、主人の親族、そして私自身が全員個人事業主、あるいは会社経営者で、かつ稼ぎもある
② 2人とも金銭的な欲求がない。自分のやりたいことに夢中したいと言う思いが強い
事が考えられます。

基本的に東大や国医は莫大な資産のない人が行くところであって（頭良過ぎてあまり努力しなくても東大の場合は除く）、スレ主さん一家の場合は過度に努力する必要はないと思います。スレ主さんがしてはいけない勘違いは、
＂地頭が良いのにもったいない＂、＂真剣に目指せば東大国医＂です。地頭が本当に良いならば難関校で授業聞いているだけでそのレベルに達するでしょうから。単に小６時点で教育環境に恵まれかつ優秀だったから難関校に入れただけと謙虚に受け止めた方がよいかもしれないです。
資産があり自営業の成功モデルが目の前に複数あるなら無理して勉強させるよりお子さんが納得できる大学でキャンパスライフを楽しんだ方が生涯賃金は高い結果となるような気もしますがいかがでしょうか？

柴進は梁山泊に身を投じるけどね

生涯賃金が高い結果に満足できるのは結果の中高年のそれ。
若者は見栄えのする職業につきたいって特有の願望がある。
いくら資産あって高賃金でも地味〜にみえる中小自営に魅力を感じない若者は多い。
何故か個人事業主推しするのがエデュでも少数いるけれど、実際の経営(行く末)には不安定感を感じる。
今から決め打ちせずにより高みを目指し保険をかけておく誘導しても損なし。

>若者は見栄えのする職業につきたいって特有の願望がある。

そればかりはひとによるのではないかな？
ちなみに我が家の長男は目立つ仕事は掘削機の先端みたいだからそこそこのパワーでそこそこスキルが得られる地道な仕事がいいそうです。極端な例で例えるならNASAの宇宙飛行士より司令室でこちらヒューストンと言う人がいいとか。

東大工学部→色々あって再受験し医科歯科卒業後臨床医をやってるもの(男)です。
40年以上生きてきて振り返ってみると、明確なビジョンがあれば、どこに行ってもいいと思います。もちろん東大でも素晴らしい機会や仲間に恵まれることはが多いですし、研究したいなら予算も潤沢です。
でも、東大に進学するということは、死ぬまで「あなたは東大生ですから東大生らしいアウトカムを社会に提供して下さい」という目で自分が評価され続けるということを含みます。
コレは多分他の大学でも同じで、早稲田卒なら早稲田卒としての、一橋卒なら一橋卒としてのアウトカムを要求される。
そして、18歳の時点でペーパーテストができることと、生涯そういう競争のプレッシャーに耐えられるかはまた別の問題です。東大卒でニートになってしまう人は少なからずいらっしゃいますが、そこのギャップを埋められない方が多い印象です。わたしは病気になったせいもあり医学部を目指しましたが、それを抜きにしても東大生である期待に生涯耐える事はとても辛い事でした。一方で今は医師として命を預かるプレッシャーと向き合っていて、これはまた別の辛さがありますが、わたしはこちらは耐えられました。それは患者さんの力になりたいという明確な目的意識があったからです。
まとめますと、本人が自分の能力で入れる大学で足るを知ることも、少し能力を伸ばして成長し続けたいと考えることもどちらも正解かと思います。ただ、大事なのはどちらを選ぶにしても人生で辛い難しい時期は来ますし、その時に立ち向かうためにはモチベーションが必要ですので、自分がどう生きたいかのビジョンを明確化して、そのための選択という視点でものを見る事かとおもいます。

自民党元大臣、野党現役員、元衆議院議員、今夏の自民党参議院候補者、審議会の現座長、ウクライナでテレビ出演する大学教授、外国企業買収でテレビで記者会見する会社役員、有名事件の裁判長などが若い頃の知り合いで、ある時期テレビを見ていて毎日のようにそれぞれ別の人だが、今テレビに出てるこの人とはこういう知り合いでこういう付き合いがあったと子供に説明すると、多少感心される。今はほぼ付き合いが切れているが、どこかでばったり会えば、会話できる程度で、別に人脈で出世できたりはしないけど。この人たちはうまくやっているなと思うだけ。