世田谷学園と桐光学園｜掲示板スレッド

「万が一の抑え」とはいえ、まったく校風が異なる二校ですね。
私の個人的な印象としては、どちらも面倒見がよいといっても
面倒見の中身が違います。


桐光は、教室に成績順位表が貼り出され進度別授業が行われる
大学進学に合理的な予備校のような新興校。
男女別学で校舎も授業も別です。
駅から距離はあるが小鳥のさえずりの聞こえる自然に囲まれた環境。


世田谷学園は、特進クラスは学年に１クラスあるものの
仏教がバックボーンの人間教育にも力を注ぐ創立100年以上の伝統ある男子校。
三軒茶屋から１０分ほどで通学は便利だが静かな住宅街にあります。


どちらか一方の受験ということなら、たとえ第三希望でも、
実際に双方の学校に行ってみることをおすすめします。
自ずと結論が出ると思います。
それが面倒なら、
大学受験にシフトするなら前者、人生にシフトするなら後者
という見方もおもしろいと思います。

昨年同じようにこの二校を悩んだものです。
＞桐光・・・マンモス校、男子と女子の合格点の違い（平等でない点）
　　　　　　人数が多い事には私も気になりました。高校からもかなり入学し　　　
　　　　　　てきますからね・・男女別学なので合格点の違いは当然かと。
＞世田谷・・宗教の影響、少し校舎が狭い（都内なので仕方がないか）
　　　　　　説明会等々でも随所で影響を感じました。校舎の狭さは渋渋や芝
　　　　　　よりは広いかな・・

私は世田谷の校門にある白線のところで登下校の際『お辞儀をする』（かなり深々と）というのがどうしても気になり結局桐光にしました。
主人が言った「世田谷って柔道の学校では？」という言葉から体育会系のイメージがついてしまったのかもしれませんが・・・
お陰さまで第一志望に合格を頂き別の学校に通っていますが、どちらの学校も通っていらっしゃる友人からはとても面倒見の良い学校だと聞きますよ（特に勉強面。）
桐光は数学、英語は習熟度別クラスでかなりきめ細かく見てもらえる様です。
まぁ受験が終わってからもテストの成績でクラスが昇降するのは本人的にはどうなのかしら？と思う部分も有りますが親としては学校がお尻を叩いてくれるのは助かりますよ。
入学後遊んでばかりの息子を見ていると「これでこの先大丈夫かしら・・」
と悩む毎日です。
あと数ヶ月がんばってください！

世田谷学園
地方出身の私は、実際に学校説明会にも行きました。
先生方の話しに感銘を受け「ここも候補！」と帰宅後に主人に報告。
そしたら「うそぉ～？？なんで『せたこう？？』」と目をパチクリ。
そしてＮ研偏差値表を見て再度「うそぉ～？？」と絶句...


夫は３０数年前の『せたこう』のイメージが残っているらしく、受験勉強した子が受験するなんて有り得ないという感覚を持ったそうです。


結局４日の３次を前日夕方に慌てて出願し受験しました。
いやぁ～焦りました！！


すみません。我が家では、桐光は受験対象に上がりませんでした。
パッと思いつくイメージは『高校野球が強い川崎市の学校』です。

都内の学校しか見学しておりませんので郊外の学校とは比べられませんが、
世田谷は廊下などはとても広く感じております。
通常の1.5から2倍近くあるかと。男子がどかどかあるいても平気な印象です。
我が家は、1日第一志望校　2日世田谷　3日桐光（見学もせず出願）
結果、1日×　2日○　3日○　
3日校が決められず、1月末にあわてて、見学もせず桐光に出願したため、
説明会で好印象だった世田谷に決めました。
勉強は落ちそうになるとあの手この手ですくい上げてくれます。
宗教についても、仏教の教えを軸とした道徳教育をしていただいていると
とらえています。
いまのところ、満足しています。

桐光に進学された方からもお話がうかがえるといいですね。

２月１日第一希望（息子熱望自主自立の男子校）　不合格
２月２日第４希望（絶対合格の可能性の共学校）合格
２月３日第３希望：桐光　合格進学
２月４日第２希望：世田谷学園　不合格


世田谷学園には学校説明会２回、息子（長男）を連れて文化祭に伺い
大変好印象を受けた学校でした。
男子校としては人数も少なめ、
先生方が子どもたちを大変大切に見守っている感じが伝わってきました。
成績上位のお子さんだけが引っ張られるのではなく
下位に沈んでしまった生徒さんたちへの
補習？のようなものにも配慮があるように思え、
大変バランスの良い学校かな・・と思っていました。


ただ運動部系の部活に関して言えば、ちょっと物足りないかな・・と
思わないでもありませんでしたが、
部活オンリーの生活にならずそれもありかなとポジティブに感じました。


息子自らが熱望していた第一志望校には
一度も合格可能性が適正に届くことがなく、
母としては２月１日の合格可能性の高い
世田谷学園を是非とも受験して欲しかったのですが、
本人の意思が固く、一番偏差値が上がってしまう４日に受験をしました。
世田谷は偏差値的には適応校だったのですが、
算数が苦手だった息子は算数の配分の多い世田谷は不利だったようで、
残念な結果になりました。
宗教に関して言えば我が家は一応神道ですが、
世田谷学園の宗教行事は全く抵抗がありませんでした。
冬場の座禅等、ちゃらちゃらした息子が嫌々でも経験してくれたら
ありがたいな・・と思っていました。


桐光は一般的なイメージ通り
勉強、進学に比重を置くイメージが強く、
何となく当初は引いていたのですが、
自宅から一番近い男子校であったことや、
塾の先生が２月３日特に思い入れの学校がないなら
是非受験するべきと薦められての受験でした。
実際に入学してみると、
息子は「第一志望よりも桐光で良かった！」と言えるほど
親子共々桐光が好きになりました。


「上位成績者の名前が張り出される・・」云々
受験予備校的な書き込みも時々見受けられますが、
生徒本人たちはそれほどシリアスに受け止めてないように思います。
息子や息子の友人たちに限って言えば
いたって普通の男子校生活を楽しんでいるようです。
上位成績者の名前は年３回の実力テストで学年偏差値６０？以上
（はっきり確認したわけではありませんが上位10～20％程度）？
が張り出されているようです。
名前が出れば本人のモチベーションはあがりますし、
また頑張ろうという動機になります。
また他方名前が出ないお子さんのほうが多数を占めるわけですから
それで惨めになることもないと思います。


それほど熱望しての入学ではございませんでしたが、
次男の受験の際に、
またいくつか学校探しを致しましたが
(もちろん世田谷学園も薦めてみましたが、次男は興味持たず）
結局、桐光が一番バランスが良く思いました。
次男も「お兄ちゃんと同じ桐光が良い」と希望しましたので、
今回はあっさり桐光に決めてしまいました。


次男は割りと偏差値的に楽な受験でしたが
その分、入学して気を抜きすぎていたので、
成績のほうは思っていた以上に苦戦しています。
学校は「勉強はちゃんとしよう！」という雰囲気を
常に子どもたちに伝えようと努力して下さっていますが
それに乗れるか乗れないかは
あくまでも子ども自身の自覚、やる気によるものだと
兄弟二人を見ていてつくづく思います。


最後に
桐光は髪型など「耳にかからない程度」という目安や
携帯持込禁止等（但し荷物検査などなし）、
校則は厳しい方かもしれませんので、
制服を自由に着崩したい、長髪にしたいと望まれるお子さんには
窮屈かもしれません。
（保護者としてはしごくごもっともな校則ですので、
「厳しい」と感じたことはありませんが）

ダラダラ長文になってしまい、申し訳ありませんでしたが
多少なりともご参考になればと存じます。

第一志望校以外にも「ここ！」と思える学校を見つけられ
受験本番臨まれますよう、お祈りしております。