管理方式の中高から創造性のある人材は生まれる？｜掲示板スレッド

昔は、「若い時は厳しいルールに従い耐性を身につける事は将来の役に立つ」
と考えられていたので、厳しい学校でもそれなりの人気はありました。

でも理不尽な事を社員やバイト生に要求する企業の問題などが次々と浮き彫りになり
今は逆に厳しい学校や企業は問題視され
そのような待遇に遭う事は、かえって害の方が大きいという事実も分かってきました。

私も「避けられる物なら避けた方が良い」に一票です。

こわいこわい。

最近の公立小中学校は管理教育。
そして都立高校も難関大学合格を目指してかなり管理教育となった。
赤頭巾ちゃん気をつけてのような、昔の私服で自由な自主性を重んじる都立高校はない。(それで大学受験結果が悪くなり、浪人ばかりになったのだが)

息子には親と同じく公立教育を受けさせようと思ったが、上記の実情を知るに、高校受験では、勉強することに価値観を持たない、自由な校風の大学附属に進ませた。部活動も盛んで環境も素晴らしい。芸術系に進む子たちもいる。伸びやかで大らかな生徒(幼稚園小学校からの子たちなど特に。)先生方も大らか。
本人は思い切りスポーツの部活動に夢中になった3年間。そして外部大学受験して合格。

公立教育の管理教育のままだと、人間として縮こまり、命令を聞いて悩まず動く兵隊になってしまうと恐ろしくなったから。
あの頃「東京オリンピックを誘致しましょう！」とスローガンの垂れ幕が小中学校に。
怖い。子どもを洗脳できるのだと思った。(別にオリンピックの敵ではないが)

我が家は中学受験をしなかったが、中学受験で中堅平易校に入った子達。
大抵学校は管理教育だった。
元々そんなにお勉強が好きでないのにしつこく管理され、すっかり受け身で、さらにお勉強嫌いになってしまった。
だから大学受験でモチベーションが上がるはずもなく、ことごとく失敗。浪人してもモチベーション上がらない。
管理されすぎて将来の夢もない。
あの子達が心配。

その１も、その２もいます。
でも、我が家の場合その２が稼いでいます。

その１はサラリーマンで、自由な社風の営業です。
多分給料は600か700だったはず。

その２は医療専門職です。２は１より2歳下ですが、スレ主様と変わらない給料です。

１は自主性もあり、中学校でも高校でも生徒会長をし、留学もし、本人は勉強が楽しかったみたいです。

２は兎に角真面目で決められるのが大好きでした。
大量に出される課題を６年間完璧にして、塾も宿題は沢山有りましたが、完璧にしてました。
勉強は好きではないとよく言っていましたが、負けず嫌いでプライドが高かったです。本当にコツコツ努力型でした。

偏差値は１も２も似たような学校で、１は私立で２は公立でした。受験して中高一貫校でした。
レールに敷かれた２は先生を信じていたのでしょう、本当に出された課題をコツコツこなし、先生の言われた通りに色々していたと思います。
真面目に信じてコツコツ努力を続けた２が今は勝っています。

仕事は専門性の高い方が必然的に給料もいいので、最終的には個人の問題かなあと感じます。
私は１のタイプで、主人は２のタイプでした。２の主人の方が断然給料はいいです。

コツコツ努力を続けていける、真面目なタイプが自分の周り限定ですが結果を出しています。たまたまかも知れませんが、うさぎとカメ？かな、管理体制でコツコツも、本当に合っていればいい結果にはなっていますよ。

そんなに管理のきつい公立があるのでしょうか。
宿題は確かに多いかもしれませんね。
でも、髪は肩についたら結ばなくてはならない、
持ち物が指定が多い、持ち物検査が定期的にある、
などの完全管理型は聞かない気がします。

＞管理方式の中高から創造性のある人材は生まれる？

ズバリ、生まれにくいと思います。

中高時代に大量の課題に追われ、
手取り足取り勉強を「させられた」人間は、
自分の得意不得意、好き嫌いを考えることなく、
目の前の敵をやっつけ続けるしか無いのですから。

生活にしても、学校から押し付けられた校則を守る、
又はばれないようにかいくぐる事だけが全てで、
本当に自分にとって、友達にとって、
良くない事、しない方が良い事を考える機会も得られないまま成長します。

それにしても、スレ主様のお子さんの学校の管理方式の徹底ぶりには驚きました。
そこまで徹底するなら、さそがし合格実績は凄いんでしょうね。
ただし、人間的な成長の話とは全く別物だと思います。

課題の中身について伺います。
やはり問題集をやらせるのですか？
復習型の課題ですか？

例えば予習型の課題で調べるものならば、管理型とはいえ、生徒の自主的な学習を促す形でもありますね。

教員が深く洞察していないと、なかなか表面的なペーパーテストによる定着に終わってしまいそう。

子ども・その1もその2も私立に通っております。
課題は、教科ごとに違う問題集（理科なら新中学問題集とか）のページ指定です。基本的には復習課題ですが、英作は自由度が高いようです。英数国はもちろん、理科と社会もかなりしっかりした量の課題が出ます。課題の目安は1日3時間分を目安にしているとのこと、塾に通っていると仕上げるのが困難な量です。

課題は、早朝補習の前に提出し、昼休みまでにチューターの大学院生（旧帝在学の卒業生）がチェックし、間違ったところはその日のうちに再提出。課題を提出するまで部活に参加したり、帰宅できないという仕組みです。

課題の提出状況と、理解ができてない項目はExcelファイルで管理されており（たぶん、チューターがその日のうちに入力）、人海戦術で管理を徹底している印象です。

朝補習と夕方補習は先生が、宿題チェックと自習室待機はアルバイトのチューターさんがやられています。

こういう学校が面倒見がよいと言うのですね。
塾のようでもあります。
朝チューターさん、夕チューターさんお疲れさまです。

創造するとは何もないところから作り上げる、たっぷりの自由な時間から生まれると、思っているのが昭和の私ですが、その前提も間違っているのか？

今は走りながら考えるのかもしれません。

でも数値化し、隙間時間を埋め無駄な時間を減らした中にいるのは、どんな人間？

課題と言っても、高校になって単なる問題集なのでは。やはり塾かな。