世帯年収1000万円のリアルな生活感　｜掲示板スレッド

ちなみに同じ調査で2000年だと下記になります。たまたまかもしれませんが、東大生の親の世帯年収が2018年ほどばらついていません。また家計調査の世帯年収は全体に2018年より高めで1005万円以上が20％です。さらに遡ってみたいところですが公開データは2000年からです。

東大生の親の世帯年収
2018年調査　　　　割合
450万円未満　　　　10.9%
450万円～750万円未満　17.6%
750万円～950万円未満　16.2%
950万円～1050万円未満　22.5%→950万円以上 55%（一般家庭 20-30％）
1050万円～1250万円未満　12.1%
1250万円～1550万円未満　10.5%
1550万円以上　10.4%

総務省統計局　家計調査　2000年
年間収入　十分位境界値　二人以上の世帯（万円）
ⅠとⅡ 380
ⅡとⅢ 472
ⅢとⅣ 548
ⅣとⅤ 619
ⅤとⅥ 699
ⅥとⅦ 782
ⅦとⅧ 874
ⅧとⅨ 1,005
ⅨとⅩ 1,219

よくマスコミ的な「親に金がないと東大にいけない」論調にこういうデータが使われますが、データの背後まできちんと分析できない日本の記者の低レベルを表しているだけかと思います。

むしろ、親の学歴と子の学歴に因果関係があるということでしょう。オリンピック選手やサッカー選手の親や祖父母がやはりスポーツ万能だったり選手だったりするのと同じです。
勉強のできる才能も遺伝します。
（もちろん遺伝はしてもそれが表に出る確率は1ではありませんから、親が低学歴でも子が高学歴もあるし逆もあります。確率が高いというだけのこと）

金銭面で言えば、例えば東大を出ていても、Uターンで地元で教師になる人もいるし給与水準の比較的低い地方に本社のあるメーカーに入る人もいますし、理系で研究職に進めば給与水準は低い。

とはいえ、親が高学歴で一般企業に就職し、サラリーマンの道を歩むとしたら給与の高い仕事を得ている確率は高いのでこういう数字になるという当たり前の話です。

政治家が、親の収入で教育の機会が奪わているみたいな論調で人気取りバラマキにつなげようとしますが、お金の影響はあるとはいえ子供の教育に与える影響はそれほど大きくないと思います。

例えば、実験はできませんが、もし時間を巻き戻して、お金があったので中学受験させて東大に行った子供を二度目の人生で公立中学に行かせたらＦランに行くことになった、という確率は果たしてどの程度のものでしょう？

中学受験させて良い学校に入っても、親が全く教育に関心もなく家庭環境が荒れ放題ならば勉強する確率は低いでしょうし、逆も同じだと思います。

世の中ゼロか一かではありませんよね。

ですよね。

東大生の親世帯年収分布を「東大卒５０歳の年収分布」と言って見せられたらほとんどの人は信じてしまいそうです。きっと、この東大生たちが親になる頃には同じような年収分布になるんじゃないでしょうか。勉強する力と稼ぐ力に相関があるからこそ大企業は東大など難関大学から採用したがるわけですよね。

世帯年収が低い家庭からでも東大に進学しているのは、地方の例でしょう？
首都圏では、中学から棲み分けがされるし、公立から東大は難しいと思うんだけど。

日比谷、横浜翠嵐、浦和は、東大に多数入るけど。

多数も入るっけ？

日比谷63名。
多数ですね。
失礼しました。

そうですね。