ほめて育てると潰れる?
以前、「ほめて育てる育児」「自己肯定感を持たせる育児」というのが
流行りましたが、ほめて育てたお子さんの成人後はいかがですか。
私は小学生を育てており、励ましたりほめたりして育てる方針の方が
周りに多いのですが、職場でそういった育てられ方をして大人になった
若手社員の状況を見るにつけ、考えさせられます。
私の職場は、旧帝上位校の院卒など比較的高学歴な人が集まる職場ですが、
ここ数年、入社後1-2年程度で鬱病休職に入る人がとても増えています。
取引先で厳しくミスを指摘された(暴力ではない)、上司に能力不足を厳しく
指摘された(論理的に)ぐらいの原因しかないのですが・・・。
産業医やカウンセラーが聞き取りをした結果、鬱休職に入る若い社員は、
・自宅で叱られた経験が少なく、
・自己肯定が過ぎて周りに責任を転嫁する傾向がある、
・指摘や叱責を「虐め」とか「パワハラ」捉えがち
だとおっしゃるのですが、それは、ほめて育てることや自己肯定感を持たせる
育児の流行と因果関係があるのでしょうか。
厳しく叱ったり、時には追い詰められたりする経験を積まないと、
職場で叱責されたり、ミスを厳しく指摘された時などに対する耐性が
つかないのかと思ってしまいますが、ほめて育てる育児との両立は可能なのか、
経験者の方にお伺いしたいと思います。
義妹が義母から褒めて育ててもらってとても良い子です。
躾もちゃんとしてもらっているので食べ方や喋り方、人との接し方など
物腰柔らかで文句のつけようがないのですが私から見れば
親離れできてないところがあって世間に揉まれてないからかなぁと
常日頃から思ってます。
小学校から大学までエスカレーター式の私立に通いお金にも困らず
両親とは友達親子のような関係を築き反抗期も一切なく、一見
順調に大人になったように見えますが
人から否定されずに温々と育ってしまったからなのか
付き合う男性はみんな???な人ばかり。
私が義妹に付き合ってる人を紹介してもらうと一目で?なんですが
義妹は変だと気付くのが遅いです。
人を疑うこともなく最初から何でも受け入れちゃうんですよね。
37歳で独身です。
両親が買った都内一等地の高層マンションファミリータイプに
一人暮らしをしており両親が経営する会社で働いており
お金がなくなると両親から援助してもらってます。
長男の主人は義妹とは反対にスパルタ式でテストで100点を取っても
当たり前で褒めてもらって育ってないそうで
自立心が強く親の世話にはならないと思ってるようです。
男女の差はあっても同じ親に育てられてもこうも違うのかというくらい
主人と義妹は考え方が違います。
少し前のレスに「なんでもかんでもすぐ泣くな!」というのがありましたが…。
私も小さい頃、自分でも嫌な位にちょっとした事で涙が出てしまう子供でした。
もちろん泣きたくて泣いているんじゃありません。そんなに我慢出来ない位に悲しくて(もしくは甘えて)泣いてるのではないのですが、他の子の泣くタイミングよりはるかに早く涙が出てしまうのです。
しっかりと記憶にあるのが、小学生4年生の時「○○さんは、みんなが見てない陰でこんな良い事をしていた。先生は、偉いなと思いました。」と、終わりの会で私の事を誉めて下さりました。
突然、みんなの前で誉められた事が恥ずかしいやら何だかで私は何故か涙が止まりませんでした。自分でもなんで私泣いてるんだろう…と自分で自分が嫌になった瞬間をハッキリと覚えています。
ホントにちょっとした事で涙が出て困りました。
人一倍気が弱くて恥ずかしがり屋だった訳でもなく…特別目立つ方ではありませんでしたが、何度か学級委員をした事もありました。
でも、とにかく涙腺が弱いんです。
こんな子も居ます。色んな子が居ますので、すぐ泣くな!というご意見はもっともだとは思いますが、子供の立場として思わず、長々と書き込んでしまいました。
失礼致しました。
近頃気になるのは、まだ1.2歳の子どもに対してクドクドと説明口調で諭すお母さんの多いこと多いこと…
例えば、人混みの中でぐずる子に『こんな所で泣くのはいけないことなの。人の迷惑になるのよ。わかった?わかったら泣かないで』
そんなの無理だよ〜
ヨシヨシ♪ってあやしてあげなよ〜
理屈や理論で育児をされる若いお母さんが増えているのでしょうか。
『誉めたらこうなる』『叱ったらこうなる』という公式のように。
>いつも叱っているお母さんの場合、子供は慣れっこになってしまい
>叱っても軽く受け流されている場合が少なくありません。
確かにそうですね。褒められて自己肯定感が強まり、
圧倒的な自信を持って歩めるお子さんもいるのでしょう。
めったに叱られないから、叱ったときの効果が絶大、
というのもわかります。
しかし、叱られることに対して慣れて鈍感になる、
というのも悪いことばかりではないように思います。
大阪に出張して取引先の中小企業の社長に、
「お前、なんやねん。そのエエ加減な説明は。こっちはお前んとこの
機械で命かけて商品を作ってんや。怒らせんなや!!」
と大声で言われただけで、凹んで寝込むようでは生きていけません。
親、先生、上司や社内の人間ならは、ある程度個人の性質を見て対応して、
叱ったり褒めたり、励ましたりしますよね。教育的な配慮をしながら。
まさに、こつぶっこ様のおっしゃるコーチングです。
しかし、その人を育てる義務がない人(顧客など)は、理不尽に叱りつけたり
クレームを言ったり、粗暴だったりします。上下関係があればなおさらです。
優秀だけれどナイーブな若者が、「働く場」から外れていくきっかけは、
そういう些細な出来事からのショックから立ち直れないせいでしょう。
運動部なんかで良くある、自分が悪くなくても叱られる・・・とか、
感情的になった親から「たまには」理不尽な責めを受ける・・・といった、
不当な扱いを受けたり、それに対応(反論する・我慢する・受け流す)
する経験こそ宝なのかもしれませんね。
もちおん、1歳2歳の幼いお子さんと、思春期にさしかかる小学校高学年では、
自立の程度も違いますし、褒め方叱り方が違うのは当然だと思います。
>近頃気になるのは、まだ1.2歳の子どもに対してクドクドと説明口調で
>諭すお母さんの多いこと多いこと…
若くありませんでしたが、私もそのタイプでした。
自分の場合は育児論も何も関係なく、
どの時期になったら子供が話を理解できるのかがわからなかった。
で、時期を逃したくなかったので、最初からそうしていただけです…。
理解できないならできないで、別にいいやって。