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【6239325】青稜に6年間通った生徒です。できる範囲でお答えします。(兄も6年間通ってました)

投稿者: 3月に青稜高校卒業予定の青稜生   (ID:VYymNeyV0Ng) 投稿日時:2021年 03月 02日 13:20

青稜中学校・高等学校

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受験も終わって時間もできたので、できる範囲で質問にお答えします。

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  1. 【6239644】 投稿者: 在校生親  (ID:Vqw3B/68B.U) 投稿日時:2021年 03月 02日 17:35

    受験お疲れ様でした。青稜に限らず一般的に高校の授業は、個々のニーズに合わず、あまり大学受験に直結しないと聞きますが、青稜の場合はいかがでしたか?高校の講習が充実しているとパンフには書かれていますが、実際には塾予備校を活用する生徒が多いですか?

  2. 【6239815】 投稿者: 3月に青稜高校卒業予定の青稜生  (ID:VYymNeyV0Ng) 投稿日時:2021年 03月 02日 19:43

     ご質問ありがとうございます。私個人に関しては国公立志望者で英語と国語(現代文・古文)のみ予備校に通ってました。それをご承知の上でお話させていただければと思います。
     私の周りの友人に関しましても予備校に通う生徒は多かった印象です。予備校に通っていない生徒の場合は高校が用意する難関大講習や有名私立大講習を取っているのがほとんどでした。つまり講習も受けずに高校の授業だけで受験に挑む人は私の周りではいませんでした。ただ、私に関しては英語が得意科目でしたが6年生になっても学校の授業で新たな知識が得られることはよくありましたし、どのようなレベルの受験校であっても基本が大事ですので、個人的には高校の授業が大学受験に直結しない、とは言い難いと思います。私個人の経験から話すことになってしまいますが、4年生のうちは学校の勉強に専念し、5年生あたりから参考書を用意して自分で勉強し、6年生になる段階で予備校や大学受験向けの講習をとるのがいいのではないかと思います。もっとも青稜では高校生のうちから全生徒がスタディサプリ加入しているので塾に通っている生徒・通っていない生徒ともにスタディサプリの映像授業を重宝していました。私も高校では倫理の授業が開講されなかったのでスタディサプリを利用していました。また5年生になり参考書を選ぶ際には自分の信頼する先生のもとに模試の結果を携えて「どのような参考書をやるべきで、またいつまでにどれくらい終わらせるべきか」と質問兼相談をしに行くことをお勧めします。質問をしに行くメリットとしては「どの教材が最適か」ということを知れることの他に、信頼できる先生と約束をすることで「やらねばならない」という拘束力が生まれるということです。
     話が少しそれてしまいましたが質問者様の質問に対してのまとめをさせていただくと、難関大講習は予備校の先生をお呼びしており、予備校と同程度の授業が受けられます(その反面、有名私大講習の場合は少なくとも私の代では青稜の先生が対応するるので「予備校と同程度」とは言いかねます)。そのため予備校に通わないで大学受験ということも十分可能です。また数でいえば予備校に通う人の方が多いですが、難関大講習は以前まで東大講習と銘打っていたせいか敷居が高く感じる人が多く、そのため受講生は少ないのかと思われます。現在では早慶上智以上を目指す人であれば科目を選択して受講できます。また大学受験向けの講習ではないですが、これからさらに重視されていくであろう英検対策講習なども存在しますし「幅広いニーズに合う」というパンフレットの歌い文句はあながち間違ってはいないと思います(私も英検準一級対策講習を5年生の一年間受講していましたが5年のうちに資格も取れて満足な内容でした)。
     またまたご質問とはそれる話題ではありますが、予備校に通うにしろ、高校の講習を取るにしろ、自分から働きかけて高校をうまく利用する努力はどの生徒にも求められていると思います。青稜に不満を持つ生徒の大抵はそもそも青稜に対して何も働きかけていないということが往々にしてあります。青稜に限らないことだとは思いますが、「高い学費の元をとってやる」ぐらいの気持ちで先生を利用することで、先生も喜んで手を差し伸べてくれます。長々と書いてしまいましたがまたご質問があれば喜んでお答えさせていただきます。

  3. 【6239883】 投稿者: 在校生、親  (ID:HRP6TmCwIoE) 投稿日時:2021年 03月 02日 20:52

    私の質問以上のご回答に感謝します。
    特に学内講習情報や先生の活用法(表現が悪いですが、笑)を含む受験戦略にも言及いただき、とても参考になりました。
    中学の保護者面談の印象として、先生方があまり受験情報&参考書情報に詳しくないのではと思っていましたが、そうじゃない方もいらっしゃるようですね。

    うちの子に関しては、授業&スタサプをベースに、学内講習を追加するか、予備校に頼るか、もう少し考えてみます(理系志望の場合は少しスピード感が早まるのではとも思っています)。

    でも、国公立志望なのに高2の内に準1級はなかなかの優れものです。
    既に私立は確保されていると思いますが、第一志望の国公立大学に合格されていることを祈っています。

  4. 【6240028】 投稿者: 在校生親  (ID:HRP6TmCwIoE) 投稿日時:2021年 03月 02日 22:20

    すみません。もう一つだけ質問させて下さい。
    高2からは文理に分かれ、それぞれに特進、準特進クラスが出来ると思いますが、特進、準特進、普通クラスでカリキュラムが異なるのでしょうか?
    また特進は推薦でなく一般受験を薦められるという噂を聞きましたが、実際のところはどうなのでしょうか?
    言える範囲で教えてもらえれば十分です。

    中学の特進は普通クラスとカリキュラムがほぼ同じなので、クラス分けする意味を今一つ感じることが出来ませんでした。

  5. 【6240525】 投稿者: 3月に青稜高校卒業予定の青稜生  (ID:VYymNeyV0Ng) 投稿日時:2021年 03月 03日 11:26

    すみません。もう一つだけ質問させて下さい。
    高2からは文理に分かれ、それぞれに特進、準特進クラスが出来ると思いますが、特進、準特進、普通クラスでカリキュラムが異なるのでしょうか?
    また特進は推薦でなく一般受験を薦められるという噂を聞きましたが、実際のところはどうなのでしょうか?
    言える範囲で教えてもらえれば十分です。

    中学の特進は普通クラスとカリキュラムがほぼ同じなので、クラス分けする意味を今一つ感じることが出来ませんでした。


     はい、喜んで回答させていただきます。(というのもこの時期は暇を持て余しておりまして少しでも皆さんの役に立てればと思っておりますので…)
     整理のために最初に確認をさせていただきます。特進クラスは高校一年生のうちから内進生、外進生にそれぞれ一クラスずつ特進クラスがあり、高校二年生になると質問者様の仰る通りで、また高校3年生になると準特進クラスはなくなり、文系・理系それぞれ1クラスずつ計2クラスのみ特進クラスとなります。私も中学2年生までは標準クラスに属していたのでそれぞれの比較はできるかと思います。
     率直に言うと高校一年生までの特進と標準のクラス分けの意味は全くなかったように思えます。それぞれのクラスの比較をすると学力レベルも生徒の真面目さも受験勉強に対する熱の入り方においてもカリキュラムも、どれも変わりありません。中には「特進だから」と言って発展的な内容を授業に盛り込む先生もいらっしゃいますが、そうした先生は少数でした。ですが高校2年生以降になると話は変わってきます。カリキュラムの面では定期テストとの兼ね合いがあり、特進と標準クラスの差はありまんが、生徒の真面目さや受験勉強に対する熱意はかなり違うように感じました。というのも高校2年生になると内進生と外進生とがまじりあう為、内進生と比較しても学力レベルの高い外進生は特進、もしくは準特進クラスの大半を占めることになります(私が高校二年生の時、準特進クラスに入ると内進生は女子3名、私を含め男子2名でした)。青稜に入ってくる外進生は大抵の場合、高校入試の際には第一志望に入学できなかった、いわゆる「残念組」と言われる生徒がほとんどですので、その分大学入試への熱の入れ方は内進生とはずいぶんと違うように感じました。また高校3年生の特進クラスに入る生徒は高校2年生の頃に特進、もしくは準特に所属していた生徒がほとんどのため、高校3年生の段階で特進クラスに入るとなると人脈が全くない上にクラス内にコミュニティが確立した状態で入るのでクラスに馴染みにくくなってしまう可能性はあります(今年の高3文系特進は一人だけ標準クラスから入ってきた内進生の生徒がいましたが、彼の場合はうまく溶け込んでいました)。高校2年生のうちに特進クラスに入るメリットとしましては「外進生が多いため勉強へのモチベーションは高い」ということと「高3で特進クラスに入った際に新たに友人関係を築く手間が省ける」ということです。
     もう一つのメリットは特進クラス内には指定校推薦を取る生徒がいない、ということです。聞くところによると高3の標準クラスでは指定校公推薦の際に「どこに出願するか」とかいういざこざがあったそうです。また指定校推薦で決まった生徒は授業もまともに聞いていない生徒も少なからずいたと聞きます。クラス内で「指定校組」と「一般組」という亀裂が生じて雰囲気が悪くなるというのは常だと思われます。ですが特進クラスであれば指定校推薦は出願できませんが、その分そういったいざこざに惑わされず一般の勉強に専念できます。高3で特進クラスに入るというのは指定校の権利を放棄することではありますが、ある意味けじめがつけられるので「指定校を出そうかどうか」という迷いも払しょくできるのでそういった面でもメリットの一つと考えられるかと思います。
     また「特進クラスの生徒は一般受験を薦められる」ということに関してですが、現在は大学入試の多様化も進み総合選抜型入試(旧AO入試や旧公募入試)の定員数も充実してきているので進路指導部が企画する説明会でもたびたび推薦入試を一つの選択肢とすることが勧められています。高3文系特進でも約5名の生徒が総合選抜型入試に出願をしていましたし、こちらがお願いすれば担任の先生も熱心に指導をしてくださっている印象でした。もちろんこれに関しても自分から先生に相談しに行くなど自主的に働きかける必要があります。恐らく特進クラスというのは自然と生真面目な生徒が多い印象ですのでそういった探究活動などを評価する入試にも強いのだと思われます。余談ではありますが質問者様のお子様が総合選抜型入試をご検討されているのであれば、特に総合型に関しては早い段階で情報(英検や評定などの出願資格)を入手し、家族全体でサポート(課題図書を一緒に読み、意見交換をするなど)していくことをお勧めいたします。

  6. 【6243075】 投稿者: 在校生親  (ID:HRP6TmCwIoE) 投稿日時:2021年 03月 05日 00:30

    仕事が立て込みお礼の返信が遅れてすみませんでした。特進、準特進の雰囲気について、これまで親御さんからの投稿はありましたが、実際にそこを経験した生徒さんからの物は見たことがなかったので、とても参考になりました。

    中学特進の一部の子はモチベも高く、高校になっても最上位を維持しているけれど(なので東京一工に受かる子は比較的内進が多い。まあ、ここ数年。東大京大はいませんが・・・)、それ以外は外進生にかなり圧倒されるようですね。
    この辺り、内進生の多くが中学時代に中だるみしてしまうことが第一の原因でしょうが、検定外教科書を使って先取りする数学以外はほとんど公立中学と同じようなカリキュラムを組んでいる学校にも、もう少し工夫してほしいと思っていました(もう中学卒業なのでどうしようもないですが、笑)。

    いろいろとお話しを伺い、今後のイメージが掴めました。本当にありがとうございました。

    大学に入ると、文系の場合、遊んでしまう学生が多いですが、①サークル等でコミュニケーション力を高めながらも、②専門を深め、③さらに何かプラスアルファ(公的な資格を在学中に取る等)があると、就職時に有利です。すでに語学の方向で何かを考えられているのかも知れませんが、今後のご健闘を祈ります。

  7. 【6243435】 投稿者: 3月に青稜高校卒業予定の青稜生  (ID:VYymNeyV0Ng) 投稿日時:2021年 03月 05日 10:58

     こちらこそお役に立てて嬉しい限りです。
     中学生のうちのカリキュラムに関しても同感です。中高一貫校の特性を生かした社会科の卒業論文など探究系のイベントなどがあるのは良い点だと思いますが、それでももう一声ほしいところです。
     親切なお心遣いありがとうございます。こちらこそ、お子さんのご健闘を祈ります。

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