女子美の中高大連携授業
公立の教師の方が優秀
中学受験をさせる大きな理由として、
「公立の教師より、私立の教師の方が優秀だから」
という人がいます。
しかし私立の教師は、公立の教員採用試験の不合格者が多いはずです。
教師志望者は普通、待遇の良い公務員である、
公立の教師を志望するからです。
それなのになぜ私立の教師は公立より優秀というデマが流れているのでしょうか。
またなぜそんなデマを簡単に信じてしまうのでしょうか。
こう言うと、「灘では、開成では、」とトップ私立だけを例に出す人がいます。
確かに灘や開成では、それなりの教師を雇ってるんでしょうが、
私立の一般的な話ではありません。
採用試験目線で見た時には公立学校の教員採用試験の方が難関で私立学校教員適性検査の結果を経て職を探すような教職希望者は公立残念がほとんどです。
そう言う点では広く見れば公立学校の教員の方が質が高いとは言えます。
ただし社会的(塾or親?)に評価の高い私立学校(私立学校業界での勝ち組?)は経営的にも安定していて処遇も悪くは無いので、希望があれば優秀な教員を受け入れることが可能です。
一度雇用してしまえば、簡単には入れ替えられないので、厳しいところは厳しいまま。
大掛かりな経営刷新にはコストもかかるので簡単には踏み切れないですね。
○東京都生活文化局の私立学校助成に関する公表データ
都内私立高等学校(全日制)
収入
学生生徒等納付金 53.0%
寄付金 2.0%
補助金 38.8%
その他 6.2%
支出
人件費 65.8%
教育研究経費管理経費 28.0%
管理経費 5.4%
その他 0.8%
○文科省「私立学校の経営状況について(概要)」より
高等学校(1,291校)
1.入学定員未充足の学校の割合は、前年度の69.7から71.6%に増加している。
入学定員 40万7,500人(前年比 0.1千人減)
入学者数 33万9,900人(前年比 3.8千人減)
入学定員充足率 83.4%(前年度84.3%)
2.基本金組入前当年度収支差額がマイナスの高等学校が全体の 44.7%(対前年比 4.2 ポイント増 加)
※ 日本私立学校振興・共済事業団調べ(1.は平成 31年度、2.は29年度のデータ)
会計年度単年では約45%の私立高校は収支として赤字で毎年資産評価性引当金計上で回してる。
収入の4割は補助金なので単独事業法人としては普通なら破綻企業。
受益者負担で補助金引き上げられたら破綻ですね。
検討している学校の広告戦略を鵜呑みにせず、経営実態をしっかりと確認することですね。
先取りアピールして見栄えの良いホームページとか作っていても実際にはその通りにやれていない学校は多いですよ。
最終的に抑えとか行き場が無くて塾とかから胡散臭い学校を無理やり薦められるようであれば冷静な判断も大切です。
職場環境・処遇としてはほとんどの学校が公立私立問わず劣悪と言えると思います。
公立学校では部活動の外部委託等、改善は始まっていますが、教員採用試験の受験者数は減る方向。現場も高齢化・非正規依存。
設置者を問わず、優秀な教員を集めることが出来る学校は一握りになっていくでしょうね。外れ引かされないように選ぶ側に冷静さが必要です。
二十年前大学の同期は、親が教員辞めるから代わりに採用が決まってるんだと言ってましたね。
教員免許は持ってて当然。採用試験に縁故があったのは確かなようです。
性格に問題は無いけど幼女好きのアニオタで、正直こいつが担任やってるクラスに我が子はまかせられないと思ったものです。
なるほど、公立の教員に懲戒処分が出るのはこんな理由もあるのかとガッカリしたのを覚えています。
教員採用試験に不正は長年あったのは事実で、いまでも縁故採用の教員が残ってます。各種報道も在りますので興味があるなら調べてみてください。
ただ、今現在の採用に縁故はマズないと思います。その代わり人手不足でかなり甘い採用基準になってますけど。




































