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【3601005】国語点数アップの方法は果たしてあるのでしょうか?

投稿者: 中学受験国語   (ID:qJXc.dBTfOA) 投稿日時:2014年 12月 06日 21:27

子供が中学受験しますが、どうしても国語の点数が足を引っ張ってしまいます。Sに通って、追加で個別にも通っています。少しずつではありますが上がっているような兆候はありますが、へんさち50越えればよい方で、29とかいう偏差値を叩き出したこともあります。

あと試験まで2ヶ月弱ですが、皆様の経験則から少しでもプラスになる対策があれば教えてください。宜しくお願いします。

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  1. 【3602835】 投稿者: 音読  (ID:W4kex2xohvo) 投稿日時:2014年 12月 08日 20:33

    他の方も書かれていましたが、長文の音読をされることが何よりの近道だと思います。
    毎日過去問からピックアップして音読させてみて下さい。
    一回でも良いのですが、3回読まれるとなお宜しいかと思います。
    あと、問題文も音読されると良いです。

    お子様が苦手なのは選択問題ですか?それとも記述でしょうか。
    もしかしたら、具体例と結論の区別がついていないのかもしれません。
    接続詞を囲んで、1文づつ分析していくのも手です。

    もしも音読で効果がなければ試してみて下さい。

  2. 【3603041】 投稿者: 理科社会  (ID:Z9TU49RmTn.) 投稿日時:2014年 12月 09日 00:57

    音読も、読書も効果はあると思いますが、あと2カ月ですよね。
    短い時間で効果が出る科目をやった方が効率的じゃないですか?
    塾の先生によくご相談を。

  3. 【3603215】 投稿者: 同じく子供の国語に悩んだ母  (ID:lZ3IdH8IzPE) 投稿日時:2014年 12月 09日 09:23

    我が家も国語が苦手で、Sでもないのに(笑)30以下という偏差値を叩き出し、授業内容はちんぷんかんぷん、の絶望的な状態でした。
    単純な漢字読み書きはほぼできていたのに、というおまけつきです。
    5年の終わりから個別にもお世話になり、それでも6年夏前には、あまりに授業についていけないので、集団の方の国語はリタイア、個別と家庭で、国語の対策をしました。
    数年前のことですが、子供の実力からは上出来の、第一志望の中堅校から、何とか合格を頂けました。

    ご参考までに、我が家の取った対策を書きます。


    まずは、国語の何ができていないのかを把握して下さい。

    ①漢字や語句問題ができない
    ②問題に対して適切な答え方をしていない
    ③読むスピードが遅く、問題を解く時間が少なくなっている
    ④文章の内容が理解できていない(主に論説文)
    ⑤文章を読んでも、(主に小説や詩歌)情景や心情を想像できない
    ⑥記述問題ができない

    ①はとにかく書いていくしかありません。
    ある意味、やれば確実に出来るようになるので、受験予定校の頻出問題中心に、確実にやっていくしかありません。
    出来なかった漢字の書き取りや語句問題は、必ず文章ごと書かせて下さい。

    例えば、
    ・感じの良い人
    ・漢字の勉強をする
    ・クラス会の幹事を引き受ける
    の様な同音異義語の問題で、どれか1つだけを間違えていた時(書き取りでは無く選択問題でも)、
    3つの文章すべてを1行ごとに書き、その下(や横に)間違えた部分の漢字の書き取りを3回(決めた回数)し、意味があやふやな言葉は辞書を引いて、書き取りをした漢字の横に書き写すようにします。


    ②であれば徹底的に、問題文のパターンに対しての答え方の類型を覚えさせて下さい。
    この手の問題は、本文からの抜き出し+正しい答え方・文末処理でOKというものが多いのです。

    具体的には、親が過去問の問題文のみを読み上げ、子供にそれに対する答え方を答えさせて下さい。
    合言葉みたいに、覚えるというよりは、反射に近いです。

    例えば
    ・なぜAはBのことを「意外と良いやつ」と思ったのですか? → ~だから

    そして、問題を解くときには、まず設問を読んで、すぐその設問か解答欄の横(どちらかに統一)に「~だから」の様な答え方を書いておく癖をつけておくと、うっかり、間違えた答え方をしてしまうのを減らせます。


    ③ですが、これには基本的に音読が有効だと思います。
    ただ、これも、単純に読むスピードが遅いのではなく、視力が落ちてきていて文字が読みにくくなっている、長文を読んでいく根気と集中力が無い、と言った場合は、別の対策が必要です。

    視力は、眼鏡による矯正までは・・・なら、目の体操やホットパック、近くと遠くを交互に見るなどを、国語の試験前(家での過去問等含む)にやると、多少読み進めやすくなります。

    根気と集中力の場合、一番はあまりに長文を本文として出す学校は避けることですが(笑)、それが難しい場合、次善の対策として、分割して読み進めていく方法があります。
    解答用紙を使って本文を隠しながら、数行ごとに読み進めていくのです。
    あまりに多い量を見ると、国語が苦手な子はそれだけでうんざりしてしまいます。とりあえず数行をなくべく早く読む → 次の数行へ
    を繰り返して行きます。
    ただ、これは、本文がかなりの長文で設問も多く、設問から本文を拾い読みして解いていかないと無理な問題傾向の学校では、使えません。


    長文&用事のある時間になってしまったので、④以下はまた今度。

  4. 【3603684】 投稿者: 水玉  (ID:zZb0xLbh4Bk) 投稿日時:2014年 12月 09日 18:20

    ↑↑素晴らしい!
    スレ主さんが通わせている個別の先生が
    ここまで考えてやってくださってるか、
    …う〜ん…多分やってないと思います。

    これは家庭教師レベルですね。

    いずれにしても、ただ「国語が苦手」「読解がよわい」止まりではなく
    さらに突っ込んで具体的な苦手の要因を
    はっきりさせることから始まると思います。

  5. 【3603695】 投稿者: わが子も忙しいです  (ID:YFpH.1/Pl3g) 投稿日時:2014年 12月 09日 18:36

    息子が中学受験の追い込みの真っ最中ですが、国語が不得意でしたが、なんとか偏差値50以上は取れるようになってます。

    結論から言って、母親(父親)が見てあげるしかない、というあたりでしょうか。
    音読が効果的なんですが、さらに言うと、国語の文章で、論説文なら筆者の主張、物語文なら主人公の心理描写などに鉛筆で線を引きながら読んでいくことです。
    で、のちの質問は、だいたいが、その線を引いたあたりが必ず答えになります。

    国語の問題は、かなりパターンがあります。
    文章中に(  )があれば、後で接続詞を聞いてくるんだろうとか、傍線があって「それ」等の指示語があれば、指示語の内容が聞かれますでしょう?
    この、線引きが上手にできるようになると、「たぶん、あとでこういうこと聞きそうだな!」とか、なんとなくわかるようになるんですよ。

    音読のコツですが、

    「1日10分の音読で国語の成績は必ず上がる」あさ出版

    上記の本を参考にするといいです。


    あとは、国語の勉強が苦手な子って、基本的になんで国語をやるのかが、飲み込めてません。
    国語の勉強をする理由ですが、国語能力うんぬん...なんていう理由は重要じゃないんです。

    要するに、国語は、テストに答えが書いてあるんですね。
    それを抜き出すだけの作業です。
    だから、国語が不得意という人は、楽に点数を稼げるはずの教科で損をしていることになるんですね。

    音読をしながら、重要箇所に線引きができるようになると、おのずと、読み取りも上手になります。
    ゲーム感覚で国語の問題を解くことができるようになります。

  6. 【3604066】 投稿者: 同じく子供の国語に悩んだ母  (ID:lZ3IdH8IzPE) 投稿日時:2014年 12月 10日 05:00

    続きの書き込みです。

    ④文章の内容が理解できていない(主に論説文) についてです。


    ④は、主に2つの理由が考えられます。

    a 本文中に意味の分からない言葉が多い
    b 接続詞と指示語、理由や断定・推定など、文章中の関係がよくわからない


    aは基本的には①と同じ対応になります。

    まず本文を読んでいくときに、意味自体が分からない言葉に大きく✓を入れていきます。
    そして設問文の分からない言葉も忘れずに✓を入れさせて下さい。
    その後の手順は①とほぼ同じです。

    ①との違いは、一文を本文中からそのまま抜き出すと長くなりがちですし、その文章が必ずしもその言葉のスタンダードな使い方ではないということもあるので、先ず辞書を引かせて、そこの例文を使用するか、親が短い例文を考えそれを書かせます。


    bについては、他の方もおっしゃっていますが、読み進めながら、接続詞に〇を、指示語に=を書かせて下さい。

    そこで多くの漏れがある場合は、まずは、接続詞・指示語についての詳しい解説と演習が(本文に関連してでは無く)別に必要となります。
    これは、例えるなら、基本やルールを分かっていないのに試合をしても無駄だからです。


    以下は、上記の漏れがあまり無い(無くなってきた)場合です。


    まず、指示語が示す部分の本文に~を引き、〇と~を、線を引っ張ってつなげさせてて下さい。

    これがきちんとできていない場合、各々の指示語が示すのか、
    ・単語なのか(さらに人なのか物なのか)
    ・文章なのか
    ・単語の時も文章の時もあるのか
    を教えてあげて下さい。

    あのような → 文章、あれ → 単語(物>人)&文章、彼 → 単語(人/男)、のようにです。
    (注意!ここでの「人」は擬人を含んでいます)


    次に、接続詞は、その前後の文章の関係性がどうなるかを必ず聞くようにします。

    しかし → 前後が反対
    だから → 前が原因・理由で、後が結果 のようにです。

    間違えた接続詞は、本文とは別に、解説・演習します。


    次にその接続詞に直接対応している断定や推定の文末に~を引き、これも〇と~でつなげます。

    しかし → である(だろう)
    なぜなら → だからです
    そして → となります の様な感じです。

    ここの間違いは、本文を使っての解説でOKです。


    最後に、正しい印がついた本文を、きちんと音読させて下さい。
    文章の組み立てや関係を、視覚化した状態で音読することで、長文の内容を把握しやすくなります。


    ここで注意が必要なのが、特にaについてです。
    ①についても言えるのですがを、テストや問題集と、受験予定校の、問題のレベルがかけ離れていないか、です。
    Sに通っていらっしゃるということですが、入学するつもりで最難関を受験する子と、それ以外の子では、合格に必要とされるものが全く違うからです。

    ウチはSのように難関校メインの塾ではありませんでした。
    それでも、授業で使用する共通テキストや塾の定期テストの内容は、そこまでのレベルは必要ないかな、と感じました。
    (中堅上位校に進学、第一希望でした)
    もちろん、それについていける国語力なら、レベルが高い分には全く問題ない、というか大歓迎なのですが(苦笑)

    Sのテストの内容も、スレ主様のお子様の志望校も分からないので、一概には言えませんが、Sのテストで偏差値30でも、実は志望校合格レベルの実力だった、もあるかもしれません。

    例えて言うなら、国立文系希望で、センターレベルの数学は、偏差値50だったとします。
    同じ人が国立医学部希望者用の模試を受けて、数学が25だった。
    だからと言って、その模試の問題が解けるように勉強するのは、(合格のためには)無駄な努力ですよね。

    この時期に、一生懸命努力したのに必要なかった、では笑い話にもなりません。
    志望校の過去問を研究して、問題がどのレベルかを、分野まで細かく、しっかりと把握して下さい。
    偏差値が同程度の学校でも、入試問題の難易度はそれぞれですし、特定の分野だけ難しかったりします(これ、別学校に多い気がします)
    苦手な教科こそ、志望校別の的確な対策を徹底しないときついと思います。



    ⑤以降の対策は、また今度書き込みします。

    ⑤は、結構厄介です。
    国語が壊滅的なわが子ですが、実は、一年生から音読には力を入れてきました。
    テストの問題文も、正しい答えが分かるまで、何度も音読させていました。
    でも、何十回も音読させても正しい答えが分からなかった、大きな理由がこれです。

  7. 【3604191】 投稿者: すごいですね  (ID:hrZG2odJGWk) 投稿日時:2014年 12月 10日 08:52

    ためになる、書き込みありがとうございます。

    ただ、残りあと50日です…
    一年前にお会いしたかった(涙)

  8. 【3605117】 投稿者: 同じく子供の国語に悩んだ母  (ID:lZ3IdH8IzPE) 投稿日時:2014年 12月 11日 05:53

    ⑤以下の対策の前に・・・

    すごいですね様
    残り50日で、この様な書き込みは混乱を招くだけかな、とも思いましたが、万が一参考になるなら、書き込みました。
    また、⑥までの対策を書きこんだ後に、あと50日ですべきこと(だと私が思う)ことに、少し触れたいと思っています。
    少しでも、受験間近の国語が苦手なお子さんの参考になれば幸いです。
    お時間があれば、お付き合いください。


    ⑤文章を読んでも、(主に小説や詩歌)情景や心情を想像できない についてです。

    これが本文の一部分についてのみなら、たぶんその原因は、④のa、bと同じで、基本的には対策も同じです。

    ただ、多くの場合、小説や詩歌の語句や文の組み立ての難易度は、論説文より高くないです。
    ですので、④に問題がなく、⑤ができない場合、別の原因と思われます。

    その原因は、そもそも読むときに、情景や状況を思い浮かべていない、ことです。

    これは、本当に厄介です。
    まず、確実に結果を出すには、時間と手間がかかります。

    さらに、これに対する対策は、もろ刃の剣で、想像しながら読み進めるようになると、普通は一旦、読むスピードが落ちます。
    なので、この時期だと、現状である程度(この部分の)点数が取れている子の場合は、正答率を上げるか、スピードを取るか、子供の現状や過去問等を研究しての取捨選択となります。

    そして、何よりもこれ、本人も親も先生も、この問題点に中々気づけないのです。

    怒られた場面が出てきたら、普通その場面を頭に浮かべますよね?
    それから、登場人物を自分に置き換えて、それまでの経緯を含めて想像することができれば、怖いのか、悲しいのか、腹立たしいのか何となく分かってくると思います。

    「青い空が、Aの頭の上にどこまでも広がっていた」といった単純な文でも、読んでいる時に「青い空」を想像できていないと、スカッとした気分なのか、暗い気分なのか、分かっていないまま読み進めていくことになり、全体の流れをきちんと把握できていないままだったりします。

    つまり、いくら音読させても、本文を把握できないし、設問に対する正しい答えも導き出せるようにならないのです。

    でも、読んでる本人が、情景等を思い浮かべながら読んでいるかどうかなんて、周りでは分からないし、
    浮かべる人は、まさか想像しないまま読む人がいるとは思わないし、
    浮かべない人(子)は、まさか他の人が、想像しながら読んでるなんて思わない。
    → 音読をいっぱいすればいつか分かるようになる!
    とミスリードしがちになってしまうのです。

    ええ、これ私です(苦笑)

    このような子は、何度音読しても、「じゅげむじゅげむ~」を読んでいるのと、たぶん同じなんですよね。


    前置きが長くなりました。⑤の対策です。

    まず子供に、「読む」ということは情景を浮かべ、想像しながら読むことだということを、きちんと教えてあげて下さい。
    物や色が出てきたらそれを、行動や状況が出てきたら自分がそこにいる状況を、思い浮かべながら読んでいくように、伝えます。
    読むことは、言葉を追っていくことではなく、想像しながら読むのだと、まずは気づかせてから、意識付けするのです。

    初めは物や色などの、具体的に思い浮かべやすい物からだけでも良いと思います。
    文字 → 頭の中で視覚化 の回路が出来てくれば、状況や心情も想像しやすくなってくると思います。

    もし音読させる場合は、一気に全文ではなく、下記のような手順を踏んで下さい。

    ・ 本文を情景や状況ごとに親があらかじめ区切っておく
    ・ そのまとまりごとに音読 → 情景や状況を思い浮かべさせる

    (以下はこの時期からだと難しいと思うので、参考程度に・・・)本来であれば、続いて

    ・ それに対して、どのように自分が感じるか質問
    ・ 一般的な答えと違う場合は、子供の答えは尊重しつつも、状況を説明しながら、一般的な感じ方を教える
    (青い空のようにAの心は澄み渡った → いやな気持 のように答えた場合)


    ここからは、⑤の状態に陥らないためやその克服のために、有効だと思われる方法です。

    ・ 親が文章を読んで、その絵を描かせる(見たことのある絵本は、絵になっていない部分のみ可)
    ・ 絵を見せて、その説明文を書かせる
    ・ 文章の情景や状況について、対話形式で、質問や説明を重ね、想像する状態を作り出す
    ・ 会話文が多い文章なら、役を割り振り、(役になりきって感情をこめて)親と読み合わせ → 役を交換してもう一度
    (英語のドラマメソッドみたいな感じです)

    書き出してはみましたが、どれも手間も時間もかかる、しかも、教える側の力量と根気が必要な方法ですね(苦笑)
    ウチは、気づいたのが6年初めだったので、対話形式を、中受までは個別と家で、その後も個別で、通常の勉強の中で少しずつですが続けています(現中2)。
    中2の初めごろ、やっと少しは読むときに浮かんでくるようになったと話してくれて、感無量でした。


    実は、我が子のこの状態に気づいたのは、私ではありません。
    個別の国語の先生です。
    かなりのベテランで、私が見る限り、国語に関してはオールラウンドの、実力も経験もある先生です。
    その先生をもってしても、我が子のその状態を、何か月かお世話になって初めて、気づかれたのです。
    (その先生は気づいてすぐ、私に報告して下さいました。)

    これを聞いて、本当に子供に申し訳なく思いました。
    そして、いくら教えても読解ができなない子供のことが、霧が晴れたように理解できました。
    何度も同じ文章を音読させたこと、何度も音読して説明したのに、文章中の簡単な状況さえ分からないことにイライラしたこと、その時の子供の気持ちを考えると・・・。
    もっと早く、私が気づいてあげられれば、他のアプローチをしてあげられたのに、と。

    私の様な失敗を、この書き込みで1つでも減らせたら、幸いです。

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