TPP参加、日本はどうなる？？｜掲示板スレッド

賃金の暴落→(賃金の廉い)労働力の不足=商品需要と消費人口の減少→移民受入

らしいですよ。
そこに菅さんや仙石さんの大好きな外国人労働者受入の余地が、
たっぷりあると見えるんでしょう。

でもねー、お得意の「差別」で日本人と同水準の賃金要求してくるだろうし、
意味無いってことになりかねない。
TPPではないけど、オランダもドイツも移民で失敗してるし。
農業を槍玉に挙げるのは、目くらましかしら。

え、でも、賃金が暴落しても職のない日本人がたくさんいるわけだから、外国人に頼らなくてもいいんじゃないんですか？

というか、日本人が安い仕事をやりたがらないとしても、雇用と求人のミスマッチが国民の間で実感されないと、外国人に頼ろうという話が通らないんじゃ？フィリピン人（でしたっけ？）の看護師プロジェクトもあまりうまくいってないんですよね？

ひょっとして、出遅れてしまったTTPに入れてもらうために、こういう案件を通すっていう約束かなにかあるんでしょうか？

TPP参加しないと、日本の電気メーカー韓国に負けてしまう

確かにそうですね。
いまだって韓国メーカーに負けてるのに
もう巻き返し不可能レベルまでになってしまうのではないかと危惧。

貿易立国の日本はこのままでは韓国にも負けてしまうというのは、その通りなんです。
ただ、ＴＴＰに加入したら日本のメーカーはとりあえずハンデを負うことはなくなるでしょうけど、
雇用が改善するわけではないようです。おそらく日本企業の海外進出はますます進み、今まで以上の格差社会になるでしょうね。

企業だけが儲かるしくみで、多くの労働者にはあまり恩恵がないような気がします。
ま、それでも、進めるしかないんでしょうけど・・・。

TTPより先に、FTA自由貿易協定でも、韓国はEUやアメリカなどと協定合意する一方で、日本は協議も進んでいない有様。
日本の輸出企業は、高い法人税と、超円高の上に、車やテレビの輸出には10％以上の関税が加わるのに対して、韓国企業の方は、安い法人税と、ウォン安の上に関税が0になり、製品の価格競争力と企業の収益力は太刀打ちできなくなる。
民主党は、FTAの推進と農家への戸別所得補償をセットで考えていたはずだが、FTAが進まず、農家への補償のばら撒きだけが先行している。
TTPに参加表明してルール作りしながら、米など農業を大規模化して生産性を高め、高級ブランド米や果物の輸出など構造改革を進めるべきでしょう。
安価な輸入米は、米粉のパンや麺や菓子などに用途を拡大すれば、小麦の輸入を代替するでしょう。

日本もようやく進み出しました。
　
「ＥＵと日本ＥＰＡ締結へ向け交渉“隆盛”韓国に対抗」：イザ！
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/461905/

日本とインドがＥＰＡで正式合意 | ビジネスニュース | Reuters
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17823920101025

TPPには自民党も反対。

ＴＰＰ反対、自民有志議員が緊急決議 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101104-OYT1T00990.htm?from=navr

昨日の日経新聞の社説を読んで、少しだけ自己解決をしました。

フィリピンやインドネシアとのＦＴＡ交渉では、看護師の受け入れをし、今回さらなる拡大をもとめられていること、このほかインドとは、医師、会計士、建築士など専門性の高い人材の受け入れをもとめられていること、韓国は自動車整備士などの国家資格の相互認証をもとめていること、で、アメリカは牛肉の輸入条件の緩和と金融の自由化をもとめられているということ。

このうちＴＰＰ参加国はアメリカだけですが、今後、残りの国も参加する可能性もあり、日本も人材鎖国を改める準備をするべきだ、という方向で進んでいるわけですね。ここに民主党の大好きな移民受け入れを議論する余地がでてくるのですね。

テレビのニュースだけでは農業の問題しか触れませんが、金融の自由化、移民受け入れ、産業構造の変化などの問題も考慮に入れて包括的に考えなければいけないようです。
メーカーの関税障壁の問題は、ＥＰＡなどの国ごとの交渉で何とかしていく方が当分は思わぬリスクを負わないで済むような気がするんですけど、違うのでしょうか？

確かに長い目で見れば、人材面でも国際競争力をつけなければいけないんでしょうが、肉体労働はアジア諸国の低賃金労働者と競わなくてはいけなくて、専門性の高い仕事はインド、韓国などの厳しい競争を勝ち抜いてきたエリートたちと競わなくちゃいけなくなるなんて、私たちの子供たちは本当に大変です。