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投稿者: リケジョ養成所 (ID:IBzT2UByBUM) 投稿日時:2014年 01月 30日 16:43
東邦大東邦出身のようですね。
さすが理経女子があつまる東邦らしいです。
ノーベル賞は確実でしょうか。
AOで早稲田理工入学のようです。
後輩の励みになります。
http://waseda-sports.jp/news/34109/
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【5577666】 投稿者: STEP (ID:GP9hK1iZt4c) 投稿日時:2019年 09月 20日 21:33
丁寧に教えてくださり有り難うございます。
当時新聞やテレビの報道で見聞きし、そのあとある新聞社が一冊本にまとめたものを読みました。それらは小保方さん擁護の内容だということですね。
私も小保方さんを擁護する気はありませんが、彼女が大学入学以来、キャリアを積んでいく上でいったいどういった指導を受けてきたのかという疑問が常々ありました。
それを思うと彼女だけが悪かったのかという思いがあるのです。
自分がきちんとした教育を受けていないと、内部にいてどうやってわかるのか。
私自身は大学で厳しい指導を受けてきただけに、論文の不正やらデータの捏造やら信じられないことばかりでした(あるのは知っていますが、そういった行為は馬鹿にされていました)。
纏まりのない文章ですみません。 -
【5577740】 投稿者: 勇足? (ID:keyYxVAs2UM) 投稿日時:2019年 09月 20日 22:45
そもそも、再現実験もできていない段階で、どうして公表したんでしょうか?
そんなことはあり得るんでしょうか。 -
【5577877】 投稿者: そしてだれもいなくなった (ID:Rrb3TEpHHyY) 投稿日時:2019年 09月 21日 03:20
>それを防ぐガバナンスをどうするか、ずっと悩んでいて答えは見つかっていません。
不正事件があると、組織の責任や関係者の責任が取りざたされますが、不正を予防する、発見するというのが、人間だけでは難しくなっているのではないでしょうか。
その頃のことさんは共同研究のご経験があるとのこと。研究は性善説で対応され、共同研究者のデータは基本信じるとSTAP事件関係者が会見で話していました。
お互いの研究の自由や秘密を尊重すれば深く立ち入ることはできず、PCの技術、性能の向上により、不正や疑義があっても発見しにくくなっているのではないでしょうか。ましてやSTAP事件のように海外までも巻き込めば、さらに何が起こっているのか見えにくくなります。
組織や関係者が実験記録を定期的にチェックし予防しようとしても不正をする人はしますよね(例・2017年京都大iPS細胞研究所の助教の論文不正)。
それを組織や関係者だけで閉鎖的に予防、解決しようとすることに限界があるのでは、というのが個人的感想です。
>考えようによってはSTAP細胞は論文刊行直後の不正発覚で被害を押さえられた、とも言えます。
科学の範囲で見るなら、論文不正が認定された段階で結論が出ていたと思います。
STAP事件が特異なのは、不正をした人が代理人を引き連れ科学の話を法の話にスライドさせようとした(理研や早稲田など組織と交渉するためでしょう)ということと、一般の人を巻き込んだことで擁護する人が現れたということでしょう。
不正をした人が何度も表舞台に登場するパターンは、他の研究不正事件にはほとんど見られないことです。
それが、科学的結論が出た後も混乱が続いた原因だと思います。
ディオバン事件や他の不正事件と比較しどちらの被害が大きかったかを議論するより、それぞれの不正事件ごとに原因と対策を考えたほうが、今後のためにより具体的な対策がとれるように思います。 -
【5577882】 投稿者: そしてだれもいなくなった (ID:Rrb3TEpHHyY) 投稿日時:2019年 09月 21日 04:01
>ただし、彼女を批判するのと同じだけの熱量を持って、理研を批判する必要はあると思っています。
それは、事の経緯があまりに不透明だからです。
不正をしていた小保方さんがどの研究室で何をしたのか、それにそれぞれの関係者はどのようにかかわったのかがわからないと組織の責任をすっきりと追及することはできないと思います。
彼女がバカンティ研のポスドク兼理研・若山研の客員研究員の時に論文不正の多くが行われています。この時、若山さんも任期ありの客員研究員であり、責任の所在が曖昧であったことが調査報告書に書かれています。
その後、彼女が理研に採用された後は元CDBセンター長の竹市さんが彼女の直属の上司であり、笹井さんと丹羽さんがメンターになりましたが、STAP研究にはバカンティさんの影響や関与が残るという、これまた曖昧なことになっていました。
(理研からの論文撤回の打診など重要なことがあると、小保方さんはバカンティさんに相談していたようです。)
その間に立っていた小保方さんが不正をしていました。
理研だけでなく、彼女とバカンティさんとの関係やバカンティ研の調査内容が開示されれば、複雑な責任問題がより分かりやすくなるのではと思います。
>死者を悪く言うことは憚られますが、笹井氏も本来であれば死を選ぶのではなく、本当の意味で、研究者としての責任を取る必要がありました。
同感です。 -
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【5578171】 投稿者: 良スレ (ID:skd0Ao305Y6) 投稿日時:2019年 09月 21日 10:58
詳しい方の書き込みが多くなり、色々謎が解けてきた気がします。感謝。
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【5578420】 投稿者: そしてだれもいなくなった (ID:Rrb3TEpHHyY) 投稿日時:2019年 09月 21日 13:52
>それを思うと彼女だけが悪かったのかという思いがあるのです。
自分がきちんとした教育を受けていないと、内部にいてどうやってわかるのか。
小保方さんは、研究倫理や研究不正に関する教育を受けていて、それを更新する機会もありました。
学部生の時は大学の必須講義(研究倫理がテーマ)でレポートを書いていますし、理研採用後にはユニットリーダーに課せられた規定や不正事例の確認に署名しています。
東邦大付属は理系に力を入れている高校。研究や実験の基礎や作法は教えられて習得しているのでは?だからこそ、実験レポートを課せられた早稲田大のAOに合格できたのだと思います。
大学や留学先の指導教員が指導、審査を怠ったのは確かですが、同じような教育を受けながら不正をしていない学生、院生もたくさんいます。不正をするしないは個人の問題が大きいと思います。
学ぶ機会があったのに、データをほとんど残していない、実験していないのに架空のデータを捏造するというのは、個人の倫理観の問題なのでは。
理研で共同研究を始めた時、彼女が、質の低い教育を受けてきて研究の基本を身に着けてきていないことや未熟なことを自覚できずに周囲に丸出しにしていたら、周囲は気がついたと思います。
しかし不正が発覚するまで優秀な研究員という評判で、発覚したとたんに未熟さが露呈したのは、彼女が不正で未熟を隠し優秀さを演出してきたからでしょう。
よく言われるのは、彼女が博士号を持つ30才前後の男性だったら「未熟でした」「ミスでした」と言って受け入れられたのかということです。きちんとした教育を受けられなかったから彼のせいだけではないと納得し、彼の話を信じる人がどれだけいたのかなと思います。 -
【5578430】 投稿者: そしてだれもいなくなった (ID:Rrb3TEpHHyY) 投稿日時:2019年 09月 21日 14:00
私は、小保方さんが研究の基本を身に着けていてある程度の知識があったからこそ、業績のあるシニア研究者たちをも信じさせる説明ができたのだと思います。
研究のルールを守るのに必要な倫理観は未熟でしたが。 -
【5578443】 投稿者: STEP (ID:GP9hK1iZt4c) 投稿日時:2019年 09月 21日 14:13
さらなるご教示有り難うございます。
ずっと気になっていた部分がスッキリしました。
文系出身の私でさえ目を疑うような実験ノートの数々でしたが、あれは人が見ないこと前提の本当の彼女が表れたものだったのでしょうね。
そもそも倫理というものは、感受性に依拠したものであるかもしれません。
このことは娘にしっかり伝えて、進路の参考にしてもらいたいと思います。
本当に有り難うございました。