勉強法｜掲示板スレッド

一つ前のページに”ディスレキシアに詳しい方いらっしゃいますか”という板があります。
こちらも参考に読ませて頂いています。
LDの場合、IQ的にはむしろ健常者の方より高い方もいらっしゃったりします。
他の分野は一様に無理なくこなせるのに、ある分野だけ特別に
苦手であるといった所から奇異に感じて専門機関にかかる方もいます。

物事の記憶の仕方も健常者の方とは違うようで、
苦手なやり方を通さずに別回路を作るとでも言うのか、
独特なやり方で覚えていたりします。
また興味のある分野に関してはとんでもない集中力を発揮することもあります。
偏りに関してはかなり個人差があるので、どのような分野にどんな偏りがあるのか
専門機関に行くと検査をしてわかるようになります。
空間認知が苦手な息子の場合、紙に書いてある3次元の図形を
正確に別の紙に書き写すことが出来ていませんでした。
このため、板書を移すことにも困難があります。
教室で書き取ってきた物を家に帰ってから親が見て清書させています。
1対1のサポートの方が勉強に関しては効率が良いようです。

この関係の障害の確定診断にはかなり時間がかかります。
予約してから受診まで3ヶ月半年1年と係ったりします。
この分野での診断をお考えでしたら、早めに行動された方が良いようです。

書字障害様

ＬＤについてのアドバイス、どうもありがとうございました。疑って見た事はあるのですが、見た形を正確に覚える、は実は意外とできます。空間図形に関する認知も得意です。なので、単に「漢字が覚えられない」とか、「アルファベットの形を覚えられない」とか、「スペルを覚える事ができない」というのと、ちょっとニュアンスが違う様に思うんです。

学校の板書は、うつす事ができない、のではなく、自分なりの、「書き方」がまだ確立していないため、とりかかれない、という状況です。
頭の中で考えをまとめるのが苦手、それを表現するのが苦手、というところです。

専門家の方から作文を書けるようにするために、ワープロを使った方法（我が家は私の思いつきで試行錯誤をし、結果に結びつきました）を勧められた、とありましたが、スペルを覚えるのにいい方法なんて、専門的に確立しているものがあると、お聞きになられたことはありませんか？

テストどうするの様

言葉が足らず、申し訳ありませんでした。

どうかしら様

息子は、どうかしら様の想像を下まわる能力のため、イメージしにくいかもしれませんが、算数は得意（といっても、本人の中では理解しやすいという程度）だったため、算数で点を稼ぎました。算数も、受験勉強中のノートはありません。なので、自分が理解するためのプロセスは目に見える形では残っていません。テキストを眺めて、先生の説明を聞いて、問題プリントを解く、の繰り返し。
計算はそんなに難しい計算をクリアする必要が無く、簡単なものばかりだったので、途中式を書かず、答えだけ書いていました。面積図、線分図などは書くこともありました。

そんな程度でも、突破できる私立学校と言うのも、存在するわけで・・・

英語のスペルについて、段階を踏めば、おそらく手書きできるようになるかと思われます。
もしかしたら、何かの「障害」なのかもしれませんが、こんな息子のような、「書くのが苦手」な息子のような子どもの学習方法について、もし、似たようなことで、試行錯誤されていらっしゃる方がいらっしゃったら、是非その工夫をご教示頂きたく、お願い致します。

抵抗はあるかと思いますが、専門機関で詳しい検査をされた方がいいかと思います。
人によって能力の偏りが違うので、そのＤＡＴＡがあった方が試行錯誤は少し楽です。
ディスレクシア‥のところにも乗っていますが、探すと書くのが苦手なお子さんの為の英語の指導もあるようです。そちらからあたってみてはいかがでしょう。

スペルを覚えるための良い方法に関して、まだ予約段階で相談前なので、
専門家の具体的なアドバイスについて、ここではかけないのですが、
以前教育関連番組で見た、英国の書字障害の子供にスペルを教えている
方法を紹介します。プライマリースクールの子（小学生）でした。

黒板に単語が書いてありまず読ませる。（発音の確認）
次に粘土でその字を真似して作ってみる。
それから書字の作業をし、スペルの確認をする。

音声学から英単語のスペルを連想しやすくさせるということも
しているようです。

またこの粘土でアルファベットを作ってスペルの確認をするというのは、
”目と手の協応”を図るためだと思われます。
LDの場合、目で見たものを手を使って字に直し書くという作業で
脳内変換する時に伝達がうまく行かず不都合が出ているケースもあります。
あるいは見え方が良くないといった”オプティメトリー”（この分野は
何というのか正確な単語が今出てきません。すいません。）
の点でトレーニングが必要になる場合もあります。

息子の板書を正確に写せないというのはこの見え方の点で、
弱いところがあるらしく、黒板の字に焦点をあわせてから、
手元のノートに焦点をあわせると、次に黒板の字に焦点をあわせる時に、
続きで書き始めるところを探すのに時間がかかり、うまくいっていないようで、
視点を遠近に交互にあわせる訓練も漢字学習のサポートを受ける時に
行いました。
字の線の高低差を正確に再現できず苦労している息子の場合、
我流で工夫したのは次の3点です。

１．単語を外枠で囲んで字のでこぼこをはっきり認識しやすくする。
２．アルファベットの数がいくつあったか分かりやすくするため
　　文字数もはっきり分かるようにする。
　　（一つの箱の中に1つのアルファベットを入れるような表示の仕方）
３．音声学的な類推も出来るように発音しながら書く。
　　（thの発音の時はこのスペルと示す。etc.）
　　彼は日本語を見て英語に正確に直して発音することは出来ます。
　　こちらの方から別回路で、発音を字に再生できるようになると良いのですが…。

この方法でやや改善していますが、やはり記憶するのに時間がかかります。
全く進歩していないわけではなく少しずつ定着はしています。
子供がどこで躓いているのか、それによって紹介される方法も
違ってくると思います。

LDの方向けのトレーニングで、一般の方にも有効な方法は
多々あるようですので、アドバイスを受けた時にこちらでご紹介したいと思います。

アルファベットカードを並べるとかどうでしょう。
「ふぁ」は「fa」かなあとか、フォニックス的要素も入れつつ。
絵的に文字をイメージできたら、書くのも慣れてくるのではないかと…。
専門家ではないので、ほんの思いつきで書かせていただきました；

書くのは苦手 さんへ:
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返信ありがとうございます。
先の私の発言、取り消しいたします。
大変失礼いたしました。