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【628927】中学受験と高校受験の偏差値の違い

投稿者: お知らせ   (ID:qVkA7ZGJAY.) 投稿日時:2007年 05月 05日 07:45

四谷大塚のホームページより
中学受験と高校受験の偏差値の違い
 
■中学受験の偏差値だと40そこそこの学校が高校受験の偏差値で見ると55〜60
くらいになるということがよくあります。中学受験の偏差値と高校受験の偏差値の
違いから起こる現象なのです。
 
■中学受験の偏差値を算出するための母体は当然のことながら中学受験生で
す。これは全体の15%程度でしかありません。しかも中学受験生は生徒全体の
集団の中では比較的上位に固まります。したがって中学受験生の集団の平均は
生徒全体の集団の平均よりもかなり高くなります。
 
■その違いは平均で約10ポイントと言われています。つまり高校受験の偏差値で
60が中学受験の偏差値の50に等しいということになります。そうすると中学受験
での偏差値にまず10ポイントは足さないと高校受験偏差値にならないことになりま
す。これは平均に近いところでの数値なので、15ポイントぐらい違うところもでてき
ます。
 
■近年中高一貫校が増えてきましたから、中学ですべての生徒募集を行い、高
校で募集を行わない学校はかなりの数にのぼります。したがって高校受験校は上
位私立に限って言えば、かなり数が少なくなっている分、中堅校が押し上げられる
ことにもなるのです。結果として中学受験の偏差値と高校受験の偏差値では同じ
学校でも大きく違うという現象がおこることになります。
 
■中学受験で「そのくらいの偏差値なら、公立の方がいい」と思っていた学校が、
いざ高校受験に回ってみると「手が届かない」ということがありうるのです。ですか
ら、中学受験の偏差値が低いからといって決して悪い学校ではないのです。ぜひ
中学受験と高校受験の学校案内をごらんになって比較してみると良いでしょう。偏
差値とはあくまで集団の指標に過ぎず、集団が変われば数値は当然変わってくる
ので注意が必要です。

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  1. 【629374】 投稿者: それはどこ?  (ID:LIvK1FTlXwg) 投稿日時:2007年 05月 06日 09:04

    例えばさん
    千葉の具体例を挙げていただいてありがとうございました。
    渋幕と市川は知っていましたが秀英は横浜では?などと頓珍漢な知識でしたので
    Wikiでみましたら二校と並ぶ進学校だったのですね。

    調べましょうさん
    帝京大学と日三は都立を受ける子が多く押さえに受けているようですね。
    都立模試の偏差値とある程度相関があるのでしょう。
    青学や立教新座は最難関附属の押さえにする子も多いようで駿台を受けなければ
    合否が判定できないでしょう。

  2. 【629418】 投稿者: 実証データは持っていませんが  (ID://fhwgf7FyA) 投稿日時:2007年 05月 06日 10:26

    別物・・・・ さんへ


    標準偏差を10とし、正規分布していることにします。
    偏差値50〜60には34%がいます。
    偏差値60〜70には14%がいます。
    偏差値70を超えるのは残り2%です。
    (±1σで68%、±2σで95%、±3σで99%です。)


    >さらには、国私立中学受験者を母集団として偏差値50だった生徒は、
    >国私立進学者を除いた生徒を母集団とすると、偏差値70ぐらいに
    >見えてくるのではないでしょうか。


    いくつかの前提が必要でしょうね。
    上位15%という四谷大塚の言い方を借りて前提付きの話をしてみます。
    国私立中受験者=小学生全体の上位15%とする。
    国私立中進学者=国私立中受験者とする。
    この前提で行くと、中学受験偏差値50は、小学生全体を母集団の上位7%に入ります。
    上位7%とは一番上で述べた+2σの上の方です。偏差値は70に近いです。


    一方、高校受験者(ここでの前提では中学受験しない生徒が母集団)
    は小学生全体の下位85%にいます。
    その中での偏差値70超でも、小学生全体母集団の中では偏差値60あたりです。
    上記前提に立つと、高校偏差値70超は中学偏差値60くらいという結論となります。
    がんばって、高校受験した方がいいんじゃないですか?
    偏差値だけ見ると、国立に入れますよ。
    ちなみに、V模擬60%で偏差値70超の駿台模試偏差値(80%)は以下です。
    V模擬(=高校受験者全体が母集団)偏差値は、これらから+5〜+10くらいです。
    70 筑駒、慶應女子
    69 開成、早実(女子)
    68 学附(女子)
    67 筑附、学附(男子)、慶應志木
    66 早実(男子)
    65 早大学院
    64 慶應義塾、渋幕(TAG)、お茶女

  3. 【629456】 投稿者: 悪いんだけど  (ID:9P5AvxGzzRU) 投稿日時:2007年 05月 06日 11:41

    >>実証データは持っていませんがさん。
    偏差値70以上は、0.5%
    自分でも、書いてるジャン。

  4. 【629464】 投稿者: 別物・・・・  (ID:G5FlcVPs79k) 投稿日時:2007年 05月 06日 12:05

    すいません、伝わらなかったようです。偏差値という言葉を使わずに書きます。
     
    国私立中進学者15%というのは、上位から順に15%が抜けるわけではなくて、
    直感的には上位3割の層の中から半分が抜ける、言い換えれば上位3割の層の厚みが
    半分になるような状態なのかなと思っています。(これの実証データを見たことなし)
    この程度であれば、残された側(公立中学)としても、ある程度のボリュームを
    持った上位層が残ることになり、学校運営として致命的な打撃は無いと思われます。
    実際、この層が都立高上位などにリベンジし、難関大学への実績を作り出しています。
     
    前回の投稿で問題にしたのは、これが15%ではなく、3割〜4割になっている
    自治体での公立中学のこと。
    国私立中進学3割というのは、直感的には上位4割の中の8割がたが
    抜けるような状況のように思えます。
    上位4割の中の8割が抜けた母集団・・・これを、怖いというのが、前回の投稿の
    意図です。

  5. 【629471】 投稿者: 高校受験の側から見ると  (ID:a6TrVrSIVJs) 投稿日時:2007年 05月 06日 12:22

    実証データは持っていませんが さんへ

    あくまでも数字の上で、という前提で話していらっしゃるものと思いますが、
    それにしても少々乱暴なくくり方ですね。
    現実には、小学生の上位15パーセントが全員国私立中学に進学するわけではないですよね。
    都内ではどうか知りませんが、近郊では、長時間通学を嫌って中学受験を回避することも多いのです。そして、高校受験ではそのような中受回避層も参入してくる可能性は大いにあります。
    もちろん、大学受験をにらんで、高校からは都内にと考える、地方からの受験生もおります。


    受け皿の問題もあります。
    チャンスが多いと言われる男子でさえ、首都圏最難関校のうち、麻布・栄光は高校募集はありません。開成100名が破格の人数で、筑駒は40名(通学時間制限あり)、学附は60名弱(一般男子)(以上いずれも5科受験)、あとは大学付属ですので、大学でも最難関を狙おうと考える層にとっての最難関高校は、上記の三校のみ、人数も中学受験に比べて、かなり絞られることになります。


    当人の中学三年間での相対的な学力変化は全く無いものとし、
    また、受験者の地域的な広がりも同条件と考えれば、
    中学受験で偏差値60の生徒が、高校受験で筑駒・開成に入れる計算…。
    まあ、やってごらんになったらいいと思います。


    なお、難関高受験者の多くはV模擬は受験しておりません。うちはV模擬の存在自体知りませんでした。
    V模擬にあたるものが、神奈川ではW模擬だと思います。
    高校受験では、地域によって、志望校のレベルによって、受ける模試が違いますので、高校受験者全体が母集団になっている模試は存在しないものと考えます。
    結論。中学受験・高校受験、外部条件を比較することにあまり意味はないと思います。
    どちらでも、難関は難関です。滅多に入れるものじゃないってことです。
    子供の体力と精神的な成長を考えれば、一般的には、高校受験のほうが子供にとっては楽でしょう。


    むしろ考えるべきは、別物・・・さんがおっしゃっているように、学区内の公立中学の状況がどうなっているか、そこでの三年間が、子供にどのような影響をもたらすかということのほうではないでしょうか。

  6. 【629488】 投稿者: それはどこ?  (ID:LIvK1FTlXwg) 投稿日時:2007年 05月 06日 12:44

    本当に中学受験というものは、地区によっては5割を超える受験率であったり、
    数人だけの受験であったりして共通の認識というのが難しいですね。
    障碍があるからこそ親身に対応してくれると期待できる私立に進ませたいとお考
    えのご家庭も多いですし、進学率ではなくていじめからの避難という面も大きな
    要素になっているのが昨今の中学受験だと思います。
     
    私の地区では中学受験するのは学年で数人といったところなので、全て塾と家庭
    で決めなければなりませんが、5割も6割も受験するような地域では、子どもを
    よく知ってくれている小学校の先生が、「面倒見のよい学校の方が向いています。」
    「自由な学校が向いていますよ。」などとアドバイスもできるでしょうし、小学校
    にも進路指導ノウハウが蓄積されていくでしょうね。塾は偏差値の高いところに多く
    受験させ不合格者が出ても多く合格させれば名があがるという商売上教育的でない
    面もあるでしょうから子ども本位で進路して下さる存在がいればいいなと思います。

  7. 【629496】 投稿者: 別物・・・・@実例2  (ID:G5FlcVPs79k) 投稿日時:2007年 05月 06日 12:58

    高校受験の側から見るとさま:
    > 中学受験で偏差値60の生徒が、高校受験で筑駒・開成に入れる計算…。
    これって、多くの場合、都立最上位狙い(第一志望)に方針転換するのでは
    ないでしょうか。(笑)
     
    さて、拙宅の地元は、国私立中進学3割エリアです。
    調べたところ、地元公立中学で、高校合格実績をホームページに
    掲載しているところがありました。
    それを見ると、昨年、都立最上位(日比谷、西、国立)に、学年の約1割が
    合格していました。とすると、国私立中に3割持っていかれた上でも、
    まだこれだけの厚みを持った上位レベルが残っていることになります。
    合計では、学年の約半数が都立に合格している模様。
    これだけの上位層がいれば、たいしたもの・・・・
     
    う〜ん、実態がよくわからない・・・・

  8. 【629513】 投稿者: 実証データは持っていませんが  (ID:BshUZHJpUAw) 投稿日時:2007年 05月 06日 13:26

    別物・・・・さんへ


    >国私立中進学3割というのは、直感的には上位4割の中の8割がたが
    >抜けるような状況のように思えます。
    >上位4割の中の8割が抜けた母集団・・・これを、怖いというのが、前回の投稿の
    >意図です。


    国私立中を受験する層は、確かに、意識は高い家庭かも知れませんね。
    でもそれがイコール学力上位(という意味ですよね?)だとなぜ思うのですか。
    一般には、3割だろうと4割だろうと、成績上位者だけが増えるのは考えにくいと思います。
    成績上位者も増えるが、裾野も広がると考える方が納得できます。
    経済的に余裕がある方が、特色のある私学を選ぶのは悪くないと思います。


    高校受験の側から見るとさんへ


    私はあえて数字だけで語って見ました。いみじくもおっしゃった、


    >中学受験で偏差値60の生徒が、高校受験で筑駒・開成に入れる計算…。
    >まあ、やってごらんになったらいいと思います。


    と同じことを私も思っています。
    引用したレスでは以下のようになっていましたので、ほんとかいなと思いまして。


    >さらには、国私立中学受験者を母集団として偏差値50だった生徒は、
    >国私立進学者を除いた生徒を母集団とすると、偏差値70ぐらいに
    >見えてくるのではないでしょうか。


    いずれにしても偏差値での比較に意味はないと言う意見には同感です。
    子供が何年間か通う学校なのだから、偏差値ではなく
    校風で学校を選ぶべきと考えていますから。

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