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【763826】肩の力が抜けました。

投稿者: 息抜き   (ID:1tx2EPMl5TE) 投稿日時:2007年 11月 14日 10:09

「誰がバカをつくるのか−「学力低下」の真相を探る」(ブックマン社)という本を読みました。50年分の東大の入試問題を中心に、戦後の受験の変遷を振り返った本ですが、なかなかおもしろかったです。


大学受験のとき「受けても受けても落ちる」という現象を目の当たりにした世代と、「適当にやっていてもそれなりに合格した」世代では、子供の教育への接し方が違うとのこと。今、「受けても受けても落ちた」世代が受験を控える子をもつ親になっていて、彼らは、二極化しているというのです。ひとつが、経験上勉強させても勉強させても不安でたまらないマッドマザー・マッドファーザー系。もうひとつが、経験上過度な競争に嫌気がさして子供の勉強にまったく関心を持たないネグレクト系。


私自身、中学受験を控えた子を持つ身ですが、「受けても受けても落ちる」という現象が起こった世代そのものなので、「とにかく勉強しないとどこにも受からない・・・」みたいな恐怖心があったのですが、この心配で心配でたまらない気持ちは、自分の大学受験のときに「全部落ちて浪人した」というのをたくさん見た原体験か・・・と妙に納得し、肩の力が抜けました。今は「受けても受けても落ちる」時代ではありませんよね・・・。


当たり前の話ですが、今の受験って、偏差値にもとづく相対評価なわけですから、年が違うと当然状況が異なってくるわけで、中学受験だってなるようにしかならないし、仮にうまくいかなかったとしても大学受験もあるし、その都度一生懸命やればいいんだ・・・と目が覚めた気持ちです。

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  1. 【763981】 投稿者: ヒートアップ  (ID:ohB/iZfT5o.) 投稿日時:2007年 11月 14日 12:19

    Yの資料でも13人に10席しか合格枠がないってでてましたよね。
    これって全部の学校を合計した場合ですから、逆に学校数の少ない偏差値帯はより厳しいのかなと考えてます。特に男子。
    今年は娘なので、割とノンビリできてますが、長男の時はそれこそマッドマザー。
    実感では55〜65も厳しい戦いでした。
    押さえの日程が悪いと後半戦まで苦労される方結構いらっしゃいました。
    必要以上に力をいれず、油断もせず、この程ほどの力加減が難しいですね。

  2. 【764023】 投稿者: あらら。  (ID:7mMI3VCqvnE) 投稿日時:2007年 11月 14日 13:02

    ヒートアップ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > Yの資料でも13人に10席しか合格枠がないってでてましたよね。
    > これって全部の学校を合計した場合ですから、逆に学校数の少ない偏差値帯はより厳しいのかなと考えてます。特に男子。
    > 今年は娘なので、割とノンビリできてますが、長男の時はそれこそマッドマザー。
    > 実感では55〜65も厳しい戦いでした。
    > 押さえの日程が悪いと後半戦まで苦労される方結構いらっしゃいました。
    > 必要以上に力をいれず、油断もせず、この程ほどの力加減が難しいですね。
       
    こんなこと聞いたら、胃に穴があきそう。
    コーヒーやめよかな。

  3. 【764222】 投稿者: 息抜き  (ID:1tx2EPMl5TE) 投稿日時:2007年 11月 14日 17:06

    いろいろなご見解ありがとうございました。

    でも、何ていうのか、私の場合、受験の歴史を改めて読んで、違う時代に生きている子供に自分の生き直しを求めないようにしよう、子供の成長を信じよう、と思ってしまったんですよね。

    ということで、それなりにやっていこうと思います。

    ありがとうございました。

  4. 【764780】 投稿者: 親と同じ  (ID:07HJWM2B0kI) 投稿日時:2007年 11月 15日 09:12

    受験の歴史って、親の歴史なんですね〜
    私は中受しかしてなくて、その時代は行きたい人だけ受験する時代でした。
    そんな中、塾の上のクラスはキツそうなので、下のクラスに移った位の暢気者でした。
    で、第一志望校へ行き、推薦で大学へ…。厳しさをわかってませんでした。
    なので、子供が受験する時も、今は時代は違うと思っても、
    どうにかなるだろう〜と思ってしまうんですよね。
    そういう親だから、親の経験を言ってないにもかかわらず、
    子供も上のクラスは雰囲気が怖くて合わないから下のクラスに行きたいと言い出し、
    一応家族で検討しましたが、結局変えました…。
    そしてマイペースのまま、第一志望に受かり受験終了。
    しっかり勉強して中学受験した父親は、スパートのかからない子供に歯がゆかった様ですが…。
    でもそのおかげで、塾生活3年間それなりに楽しく過ごせたと思っています。
    子供も辛い思い出はないらしいです。
    きっと子供も将来、なんとかなる、って思って自分の子供の受験に付き合うんでしょうね。
    歴史はくりかえす、のかもしれません。

  5. 【764826】 投稿者: ちょっとズレ  (ID:mNqxOF6tdrg) 投稿日時:2007年 11月 15日 09:44

    すみません、ちょっとズレる話かも知れませんが
    すごくこの話題に興味があったのと
    最近思ったことに近い気がしたので・・・。


    6年生の子がいますが
    米国赴任の同じ年の子を持つママと電話で話すと
    「大変ねぇ〜。日本には帰りたくないわ。
     ていうか帰れないわ〜。
     受験戦争が怖くて!!」
    と半ば本気で米国定住を考えている様子です。
    確かに!
    全くといっていいほど勉強の中身が違うのです。
    多分、知識で言えば我が子の方が3倍はあろうかと・・・。
    しかし、これがいつの日か逆転するのかも、と思うと
    なんだか解せない想いがするのです。
    そのおうちの子供はとても素直で話し方一つとっても大人っぽい。
    知識の詰め込みでなく、自ら知ろうという好奇心にあふれていて
    とても精神が健康的な気がするのです。


    日本の教育ってなんなんだろう?
    こんなんでいいの?(良くないのは判ってる)
    ゆとりの弊害ってもっと真剣に見直すべきなんじゃないの?
    と不満、疑問を抱きながらも
    我が子を中学受験へと駆り立ててしまう自分。。。。
    もちろん、その志望校の6年間が「我が子にとっては」
    公立の10倍は有意義と納得したからなのですが、
    そこに入るためとはいえ、この中学受験の過熱振りは狂気としかいいようがなく
    鉛を胃に溜め込んでいくような苦しさを覚えます。


    まぁ本人はコーヒーさまのご子息と同じく
    どういうわけか自分は受かると信じていて
    「どう考えてもあなたほどやってない子はいないよ!」と思うのに
    「やってる、やってる。」という・・・。
    私も最近なんだかあほらしくなってしまい
    後は「願書関係と健康管理と美味しいご飯」に徹しています。
    夏までの勢いが嘘のよう。
    こんな空気の我が家を見て、いつのまにやら周りから


    「あのうちは余裕。」と囁かれ



    2月が怖いですぅ〜。



  6. 【765009】 投稿者: 案外大丈夫  (ID:Ijt2/Lv4JnE) 投稿日時:2007年 11月 15日 12:34

    ちょっとズレ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    アメリカと日本全然違いますよね。
    主人の友人のご家庭も、ずっと仕事の都合で向こうにいらして、
    お子さんが中学1年の時、戻られました。
    お子さん、日本のやり方に合わなかったようで、
    単身!アメリカに渡って、学校に行っています。
    ご両親はもちろん日本です。
    それを許すご両親もすごいですが、
    1人で行くことができるお子さんの自立できている強さが素晴らしいと思いました。
    楽しくやっているようです。


    > どういうわけか自分は受かると信じていて
    > 「どう考えてもあなたほどやってない子はいないよ!」と思うのに
    > 「やってる、やってる。」という・・・。
    > 私も最近なんだかあほらしくなってしまい
    > 後は「願書関係と健康管理と美味しいご飯」に徹しています。
    > 夏までの勢いが嘘のよう。
    >
    終了したうちの子も9月以降あまり勉強しなくなりました。
    本人曰く、夏まですごくやった!そうで、
    少し勉強に飽きてきたらしかったです。
    1月が1番勉強しませんでした。9時にはTVを見てましたし、
    10時過ぎには寝てました。
    でも、本人は「大丈夫。」その根拠は!?だったのですが、
    もう足掻いても仕方ないので、
    私も食事と健康管理だけ気をつけて放っておきました。
    うちもよそ様からは、余裕に見られていたことでしょう。
    主人だけが、なんだか気をもんでいたようです。
    結果、本人の言うとおり、大丈夫でした。
    「だって今まで頑張ったじゃん」だそうです。

    その次の年、知り合いのお子さんもそんな感じで、
    お母さまが、あの根拠のない自信はなんなの〜!?とやきもきされていましたが、
    大丈夫でした。お母さまと、なんなんでしょうね、と笑いあいました。
    ちょっとズレ、さんのお子さんも、「わかっている」お子さんなのかも…。
    あまりな場合は、軌道修正しつつ、親の性格にもよりますが、
    見守るのもひとつのやり方かなと思っています。

  7. 【765059】 投稿者: 案外  (ID:xePtlceBsMo) 投稿日時:2007年 11月 15日 13:20

    案外大丈夫 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 終了したうちの子も9月以降あまり勉強しなくなりました。
    > 本人曰く、夏まですごくやった!そうで、
    > 少し勉強に飽きてきたらしかったです。
    > 1月が1番勉強しませんでした。9時にはTVを見てましたし、
    > 10時過ぎには寝てました。

    秋以降、成績がおちることもなかったのですか?
    九月以降、勉強しなくなったところは同じでも
    結果は同じにならない気がする、「案外だめかも」の母でした。

  8. 【765117】 投稿者: 案外大丈夫  (ID:Ijt2/Lv4JnE) 投稿日時:2007年 11月 15日 14:02

    案外 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 秋以降、成績がおちることもなかったのですか?
    > 九月以降、勉強しなくなったところは同じでも
    > 結果は同じにならない気がする、「案外だめかも」の母でした。


    成績は、もちろん伸びませんでしたが、落ちることもなかったです。
    というか、本格的に落ち始める前に受験が来たという感じです。
    塾の先生も、勉強しなくなったのを分かってましたので、
    「間に合ってよかったですね。」と笑われました。
    とりあえず、夏まで知識の詰め込みな感じですよね。
    その後の熟成をうちの子はあまりしなかったので、
    11月以降に始めた過去問も、ボーダー上行ったり来たりでした。
    なので、親としては、その自信は何処から来るんだ!となるのですけど。
    ただうちの場合は、チャレンジな範囲ではなく、
    適正校のちょっと先の範囲にあった学校だったので、大丈夫だったのだと思います。
    夏休みの間、長期間9時〜5時の毎日の塾や、夏合宿、
    やはり疲れが出るというか、嫌になるお子さんもいるだろうと思います。
    もちろん、ラストスパートをかけられるお子さんもいるでしょうけど。
    そこは子供によりますが、うまくガス抜きさせつつ、
    全くやらなくなるのでなければ、見守るのもありかなと思いました。

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