将来の選択肢が広がる学部合同説明会
受験する学校選び2
以前は偏差値表や大学合格実績を頼りにできるだけ偏差値や大学合格実績の良い難関校を目指すご家庭が多かったのですが、現在はお子さんの性格や目指す将来像に適した学校を選ぶご家庭が顕著になっています。
探究型の学び、グローバル教育、STEAM教育、リベラルアーツ等の教育内容やイベントが多く楽しそうな学校等の教育環境で選ぶご家庭が増えています。
社会や大学受験等が大きく変化する中、どのような学校を受験するのが良いのか、情報共感しませんか。
ー入学してくる生徒は、全体の96~97%が大学に進学できるという点で、安心感があるかと思います。大学受験がないことのメリットをどう考えていますか?
一番は何より、「文武両道」を極められることです。もちろん「武」といってもスポーツでなくても構わないわけです。が、最近では23年度に、高校のサッカー部が初めて全国選手権大会に出場しました。ラグビー部は3大会ぶりに「花園」の舞台を踏みました。硬式テニス部や陸上競技部も強豪です。硬式野球部の夏の甲子園への出場は、記憶に新しいことと思います。
大学受験という負担のない、のびのびとした環境の中で、自分の得意なことにまい進できるのは、大きな特徴でありメリットだと思っています。
――一方で、大学への進学が保証されているだけに、気が緩んで勉強しなくなるんじゃないか、という点を心配する保護者もいるようです。
まず、学年ごとに定期テストがあります。評定が悪いと中等部から高等部に上がれなかったり、大学に推薦されなかったりします。高等部では、大学推薦の資格を維持するために生徒自ら留年を選ぶケースもあります。
大きな山場は、高校3年11月の学力試験です。学力試験が400点満点、そこに高校1~3年の各学年の成績を200点満点に換算して加え、合計1000点満点で学力評価を決定します。この学力評価に、校長面接等の人物評価を加えて、希望の大学学部に進学できるかどうかが決まります。
ほぼ全員が内部進学するとはいっても、競争があるわけです。
――学部は成績だけで判断するのですか?
校長が400人近い生徒一人一人と面接しています。23年に着任して初めて知り、「本当に全員と面接するの?」と思わず聞き返してしまいました。
面接で聞いているのは、部活動など学業以外の分野で何に打ち込んでいるか。それから将来設計、どの学部に入って将来はどのようなことがしたいのか、という点です。どの程度点数化しているかはお答えできませんが、生徒の熱意や思いを受け止めます。
――とはいえ、東大など難関国立大学を受験したうえで大学に入ってくるような人たちと、差がつくのではないですか?
うちの生徒たちは、何かを「捨てる」ということがありません。例えば私立大受験に特化していると、理系なら理系、文系なら文系で、受験に必要な科目に絞って勉強するケースが多いと思います。そうすると、受験に関係のない科目には取り組まなくなる。だが本校には、それがない(文系でも数Ⅲ必須)。全ての科目を満遍なく学ぶ中で優秀な成績を収めるわけですから、とてもバランスが取れた人材に育っているわけです。
――理系と文系で、クラス分けはしているのでしょうか。
高校2年時にクラス分けしています。大学に医学部がなく、理系学部が少ないということもあって、どうしても文系クラスを志望する生徒が多い傾向にあります。
ただ、例えば政治経済学部で21年度入試から数学(大学入学共通テストを利用)が受験必須科目となったことに象徴されるように、どの学問も数学の力を必要とする時代になっています。そこで私たちも認識を改めて、「理系クラスだから理工学部に進む」というのではなく、「数学や物理が好きで理系クラスに入ったけれど、大学では社会学や経済学を学びたい」という生徒がいてもいい、と考えるようにしました。その結果、理系クラスに進む生徒が増えてきています。
――大学に内部進学しない3~4%の生徒はどんな進路を歩むのですか。
成績が規定レベルに達せず残念ながら内部進学できない、という生徒もわずかにいますが、ほとんどが東京大や難関医学部を受験しています。外部受験をすると、その時点で内部進学の資格を失うので、彼らは強い意思を持って、相当な覚悟で臨むわけです。ですから多くは、志望大学に合格しているようです。
――学業や部活動以外で、生徒たちが力を入れて取り組んでいることはありますか。
何といっても文化祭です。高校3年時に、中高の学生生活の集大成としてクラスごとの発表をしますが、多くはダンスや劇、ミュージカルなどのステージを披露します。
練習に相当な時間をかけて臨むので、非常にレベルが高い。参観したある保護者は「これだけ高いレベルのものが見られてとてもラッキーです。無料だなんて信じられない」と感想を述べていました。
ー中学・高校での国際化に向けた取り組みについて教えてください。
イギリスの名門校に1年間、正規留学できるプログラムがあって、毎年、2人を送り出しています。通常なら年間500万円程度の学費がかかるところ、本校の学費で通えるのですから、とても魅力的なわけです。成績がトップクラスの子たちが、高い倍率を勝ち抜いて参加しています。
それ以外にも、生徒たちは短期の海外研修プログラムに積極的に参加したり、個々で学びを深めています。
実は先日、国際数学オリンピックで銅メダルに輝いた女子生徒と懇談する機会がありました。「英語はどの程度できますか」と聞いてみたところ、TOEFL iBT(読む・聞く・話す・書くの4技能を総合的に測定する英語能力測定試験)で、びっくりするような高得点を取っていました。
新型コロナウイルス禍で家から出られなかった時期に、ユーチューブを聞いたりして、独学でヒアリングやスピーキングを学んだというのだから驚きです。彼女は理工学部に進学して、将来は海外の大学を目指すそうです。
まさに、その実例が記事になっていますね。
『第一志望が不合格の中“まさかの渋幕合格”で千葉へ転居した親子が明かす「本音の体験談」』
これを読むと、都内の第一志望(女子御三家と渋渋)に不合格で渋幕に合格。
通えないのでやむを得ず転居。今の家と千葉の新居のダブルローンとのこと。
千葉にしても埼玉にしても、そこしか受からなかったら通うことを最初から前提にしている家庭はそう多くはないでしょうね。
千葉にも埼玉にも通いづらいエリアの都民や神奈川県民にとって、千葉・埼玉校は、やはり前受け・力試し。
だから割と安易に受けている。
学校が評価されて、都内からの進学者が増えているというよりも、都内に受からなかったからやむを得ずという家庭も多いのではないかな。
高校無償化の所得制限撤廃は全国で実施済み。大阪府の公立高校の半数は定員割れ。
東京、神奈川、千葉より中学受験率が低く、公立王国だった埼玉県でも私立志願者数が伸びてきており、高校受験の公立志望者は60%をきっている。






























