女子最難関クラスの志願者動向をどう読む？｜掲示板スレッド

いまさら倍率を気にしても仕方のないことは承知していますが、ため息が出ます・・・。
以前に比べて、説明会など、外部に対してオープンになってきたと聞いていますので、
そのあたりにも理由があるのではと・・・

手元の資料によれば、女子学院の過去の応募者総数は
１９９９年　８４８名
２０００年　８３４名
２００１年　７４８名
２００２年　６４３名
となっています。２００２年は早稲田実業が女子の募集
を始めた最初の年で、１日校のなかには他にも大幅に
人数を減らした伝統校もありました。
つまり、今年の女子学院出願人数が８００人台に戻ったのは
突然人気が出たというわけではなく、元に戻ったぐらいに
考えればよいのではないでしょうか。強気受験もふえ、
年々受験者数が増えているのですから。
それより、２００２年以降、１日に新規参入した吉祥や
鴎友の応募者数が年々増えていることのほうが目を引く
のではないでしょうか。

早実女子が、
２００３年　３８４
２００５年　３１０
と、大きく志願者数を減らしていますね。
同時に予想偏差値も下がっています。

さらに雙葉の減少の分も加算されていると仮定すると。
それだけでも（余りに単純な計算ですが）
女子学院に１００程度の志願者増という事が考えられます。

加えて、首都圏全体での中学受験数の増加傾向や、
９０分以上掛かっていて通学時間の制限に引っかかっていた人達が、
交通至便になった事により受験できるようになったとか。
社会背景もあるのでは？

でも・・元来８００名以上の志願者はあった学校ですから、
「元に戻った」のかなとも思えます。

塾の知り合いで３人がＪＧ志望です。
うち１人は以前からずっと憧れて、という人ですが
２人は共学志向だったのに６年の秋になって
「ＪＧもいいな」と受験を決めました。
このところ女子の共学志向が続いているようですが
そんな中にあって女子校にしては自由度が高く
偏差値的には足りているお子さんが手を広げて受けてみるのに
ちょうどいいイメージなのかもしれません。
みくに出版で出している進学レーダーという雑誌に
ＪＧ出身の漫画家が受験勉強〜在学中の生活などを
楽しいコミックにして描いているのですが
うちの４年生の娘などもそれを見て
「ＪＧって楽しそうだよね♪」などと憧れています。
案外そんな些細なことも宣伝効果があるのかもしれませんね。
（もちろんＪＧが宣伝を狙って描かせているものではありませんが！）
また雙葉はこちらでも時々書き込まれていましたが
多少「お嬢様かと思ったら遊んでる」的なイメージができてしまっているようで
ＪＧのいい意味での自由（自律）に対して
放任に近い自由（無責任）なイメージが広まってしまったのかもしれません。
現実にはそんなことはないと思いますが
共学志向の２人のお子さんは２人とも「雙葉＝男子にモテる＝遊んでる！」
という短絡的な思考だったので面白いなぁと思いました。
（ＪＧのお嬢さんだってモテますよね！
雙葉のお嬢さんも遊び人じゃないですよね！
ごめんなさい､勝手な事を書いて）

　ＪＧは受けやすいんです。
自由で楽しそうな学校生活に憧れても、成績が追いつかなかったら普通はあきらめます。
でも、ＪＧは難度の割には問題が易しく、頑張れば入れるんじゃないかと思えるんです。

塾でも、桜蔭やフェリスは問題が難しいので無理でも、ＪＧならと言われるお子さんは多いと思います。
それについつい乗ってしまって、チャレンジしようと言うお子さんがとても多いんだと思います。

だってさんのレスで思い出しました。
早〇田アシストという家庭教師センター主催の「偏差値別私立中学検索・入試問題傾向」
というサイトに書かれてあったコメントからの抜粋ですが、

■女子学院中学校　　　偏差値６７
【傾向と対策】
"一部に難しい問題もあるが、受験生の学力レベルに比べてとても易しい問題。
「塾に通わなくても合格する生徒が出る」と言われる所以。

なにもここまで言わなくても･･･と思っちゃいます。
これじゃまるで駆け込み受験ＯＫの学校みたいに思われちゃいますよね･･･

合格者の分布を見ると、問題が易しい分高得点が要求されるため、番狂わせが少ないようにも思えるのですが？