見捨てられたクラス｜掲示板スレッド

まだ子どもが受験生じゃない時にブログを読んでいて、「こんなに〝向いてない子〟に、無理させる必要ないのに」と思っていたのに、受験生になった今、再読したら、ガッチリ組み合って抜け出せない誰もが不幸な三角形とはよく言ったもんだと、涙目です。

大臣の身の丈発言が問題になっていますが、、、。
私も３人の子育てを終え、身の丈の大事さがようやくわかるようになってきました。持って生まれた資質も環境もそれぞれ違う。上へ上へと頑張ることも必要だけれど、身の丈わかってそこで楽しみながら頑張れる自己肯定力を育ててあげることも長い目で見れば大切。そんなことが身に沁みる年頃なんですよねー。
ただ、それを若いギラギラのお母さんに言ってはダメ！ 若いギラギラの高校生しかり。
そこをわかっていない大臣、修行不足。
なーんてことをこの本を読んで思いました。
（川野先生はわかってらっしゃる！）

ラストが感動との評判ですが、、。
これには感動したくない。受験産業の作り出した宗教にはまりたくない。と、今は必死で抵抗しています。

こちらを見て、興味を持ちKindleで読みました。

息子がたま〜にポツポツと語る
塾についての言葉から察するに、
息子のクラスの現状はまさにここに書かれている
「見捨てられたクラス」。
若手が辞めて人手不足なところも
息子の塾のことでは？
と思うほどのリアリティがありました。

そして
「四年生の時の方がちゃんと勉強してた」など、
所々でリアルすぎる描写に胸が抉られつつも、
最後はほどよくファンタジーなハッピーエンドだったところに
作者さんの優しさを感じて
救われる思いでした。

私はあの終わり方、小説としてとても好きですよ。

ブログをリアルタイムで読んでいました。
「フィクションです」とのことでしたが、実際にどこかの塾で起こっている出来事だと思って、のめり込んで読んでいました。
なによりリアルだったのは、夏期講習と冬期講習になると更新が止まるのです。受験直前期も。
それで、本物の塾講師が書いているんだな、忙しいんだな、と、益々リアリティが高まりました。
確か２月下旬に怒涛の更新があったような。
うちも第一志望残念で、まだもやもやしている時期でしたが、
ラストシーンに、涙が溢れました。（なつかしい）
一つの戦いが終わった。やりきったんだ。
と、思わせてくれたラスト。私も大好きです。

上の子の時は直前期、大手塾でもこんな感じで先生が親身に質問対応してくれていたのに、今はすぐに重課金コース（系列の個別指導塾）をすすめてくる。働き方改革なんですかね。
全然見捨てられてないクラスでうらやましい。

「落ちて初めて落ちるを知る」の言葉が胸に刺さりました。
結局、まだまだ子供だったうちの子。
母親の私だけが空回りしてたのかな。
桜が咲く頃には、私も笑顔になりたいです。

四谷大塚中規模校舎では下位クラス常連で偏差値50には到底届きませんでした。私立小に入れて投資をしてきたのですが効果はなく。お客様のような対応を塾からも学校からも受け、非常に辛い経験となりました。
4月からは底辺校と呼ばれる私立中学に進学しますが、実りある6年間を過ごせればと思います。