逆転現象の理由｜掲示板スレッド

麻布｜61｜20.46｜68
駒場東邦｜51｜22.07｜66
浅野｜64｜23.88｜64

↑たとえばココの部分
「この中では、麻布が安全圏偏差値は一番上なのに、
安全圏偏差値のいちばん低い浅野がDでは上」と
いうことでしたら、内訳の違いだと思います。

エデュのデータによれば、
東京一工の合格者数の内訳（一工は現浪別不明）は、
麻布　46/6/2/10
駒東　29/6/7/15
浅野　26/5/14/22
と、なっています。（転記ミスはご容赦ください）

学校には「現役で東京一工に行けたら御の字」と考える
生徒の多い学校と、
「めざすところは東・京なので、現役でダメなら一浪します」
という生徒の多い学校とが存在し、

麻布は後者で、一工は少ないので、現役東京一工で
括られたら、率としては低く出る（→スレ主さんの
おっしゃる逆転現象？）のは、わりと有名なことです。

一方、浅野は「現役で一工」でも進学する生徒が多いので、
現役東京一工の合計人数は多くなりますから、率は
高く出ます。

東・京のみで括って、全部の学校を再計算してみたら、
また別の傾向が現れると思いますよ。

つまるところ、生徒・ご家庭の志向の違いです。

なお、男子校が「安全圏」偏差値という数値を
使い、共学が「入学試験」偏差値という数値を
使っていますが、出どころは同じなのでしょうか。

一般的に使用する偏差値は、
四谷大塚の80偏差値→Y68　や
日能研のR4偏差値→N68　等で
表記されたほうが、数値の出どころが分かり、
受験界の人々には受け止めやすいです。

またプラス要因、マイナス要因の例が、どこに
呼応しているのか、よくわからないのですが、

学校には、お書きになったような要因が、それぞれの特色
としてあるので、そこはシンプルに、各ご家庭の好みで、
学校選びをなさればよろしいかと。

×　一方、浅野は「現役で一工」でも進学する生徒が多いので、
現役東京一工の合計人数は多くなりますから、率は
高く出ます 　

〇　一方、浅野は「現役で一工」でも「御の字と考える」生徒が
多いので、 現役東京一工の「合格者」数「が」多くなりますから、
率は 高く出ます

浅野は、東大だけでなく、東工大、一橋も多いのは有名です。

東京一工だけでなく、国医も入れてみたらどうでしょうか。

志向の違い、というのは学校にも多少あるでしょうけど、実際は本人の意思。

たとえば、メジャーなところで東大、早慶希望として。
これらの学校に通う生徒ならば、現役東大、浪人東大、現役早慶、浪人早慶、浪人で東大も早慶も不合格、、、、と5通り考えられます。
各学校に、それぞれの生徒がいて、それぞれの進路になります。

一橋、東工大はじめ他の国立や国公立私立の医学部や、他の大学目指す人もいますが、まずご家庭でも考えるのは上記5パターンが多いのではと思います。

楽勝の生徒は別として実際には高3の後半に、いろいろ悩んで選択していくことと思いますが、あとは後半の追い込み、学習量、集中力の持続にかかわるところ大なのでしょう。

楽勝で東大合格の生徒は別として、結構紙一重の中に、受験生はたくさんいますので、単に結果論の学校別、現浪別、などの数だけ見たとしても、学年ごとにも違いがあるし、小6の学力と、6年後の学力は、ほんとに比例するのか(個人ごとにです)どうか、、ましてや1点2点の違いがどれほどあるのか、、、ですね。

あるレベル以上の高校に通っていれば、大学受験って個人戦だと思いますよ。

大学受験は、個人戦。

切磋琢磨できるレベルの高い友人がいたり、優秀な先輩がいたり、やる気にさせてくれる誘導が上手な教師がいたり。

環境を買っているようなものだと思います。
特に思春期は親の言うことはうざったくなりますから、良い環境においてあげる事だと思います。
その子に合っている学校というのも、ポイントかと思います。

志向が形成されるのは育ちの環境が大きいのではないかと思います。
本人の意思というよりはそこまでに育った環境（親等）でしょう。
その集まりが高校なら、結果として志向が反映されるということだろうと思います。
子供を行かせて実感しました。

基本的に、単年度のデータを見ても意味はないと思います。
スレ主さんがおっしゃる逆転現象がどの程度続いているかが重要ですので。

従って、一生懸命作られたこのデータを３年、または６年の移動平均にすることをお勧めします。
そうすると、逆転現象が学校の特性として明確かどうかはわかるはずです。

それと、東京一工は幅が広すぎるでしょう。
もちろん、親として何とかそこに入って欲しい気持ちは強いとは思いますが。
リストされている高校によって、「東京一工なら満足」の学校もあれば、「一工だと微妙」の学校もあります。
無謀な東大チャレンジ型が多い高校もあれば、安全策を取る生徒が多い学校もあります。

従って、「東京」と「一工」の括りを別にするだけで、見えてくる風景が違ってくると思います。