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【5720968】わが子が中学受験に向いているかどうかは「片づけ」でわかる

投稿者: ダイヤモンドよりスイーツ派   (ID:tmCOd0pRZMQ) 投稿日時:2020年 01月 28日 10:40

ダイヤモンドオンラインの記事転載です。私はスピードというよりもメリハリかなと思ってますし中学受験を親の受験と言い切るのは少々違和感がありますが皆さんどうお感じになりますか?


わが子が中学受験に向いているかどうかは「片づけ」でわかる
2020年1月28日 08:00ダイヤモンド・オンラインPIXTA

1月は中学受験シーズン。この時期になると「うちの子もチャレンジさせたい」と意識し始める親御さんも多いのではないでしょうか。中学受験をはじめ、大学入試、就職試験では“地頭がいい子”を見抜くために行われています。ただ「答えを出す」頭の良さではなく、将来社会に出て活躍できる子どもに育てるために、親は日頃からどのようなことを心がければよいのでしょうか。そこで今回は、「花まる学習会」代表として、30年以上子育てと教育の現場に立ち続けている高濱正伸氏の新刊『「一生、メシが食える子」が育つ お母さんの60のルール』(青春出版社)から、将来自立して伸び続ける子を育てるためのヒントを紹介します。

生活のスピードを上げると“ダラダラ勉強”をしなくなる!?


 小学3年生をすぎるころから、学校の宿題の量が増えてきます。「宿題をやるのに時間がかかる」「集中力がなく、ダラダラやっている」という悩みを持つお母さんも多いようです。

 ダラダラと勉強するのは一人っ子に多いようです。お母さんが今までその状態で許してきてしまっているパターンです。今の時代、「メシが食える力」に「テキパキ感」は外せません。もしも一緒に働いている相手にトロトロ仕事をされたらどうですか?たいてい周りの人間はイライラしてしまいます。トロトロ仕事をされて間に合わなかったら、シャレにならない世界です。

 テキパキ感をつけるには、スピードが大切です。一つのわかりやすい方法としては、生活面で歩くスピードを上げることです。「待って待って」と言われても、さっさと歩いてしまうくらいでちょうどいいでしょう。

 もう一つは学習面でスピードを上げる仕組みをつくること。花まる学習会の教材で「サボテン」(計算)、「あさがお」(名文の書き写し)というものがありますが、これは時間を決め一日1ページ行うものです。読めるギリギリの字でいいから、スピード感を持ってやることを一つの目的としています。

 実は、学校のシステムではスピードをあまり重視していません。字を書くにしても、「ていねいに」「とめ、はね、はらい」を指導するだけです。それも大事なのは確かなのですが、同時にスピード感も重要です。

 実際、自分の人生を決める入試では時間が限られていて、決められた時間の中で、力を出しきることが求められます。今の教育には、スピード感が欠けているのです。そしてこれは、お母さんの苦手項目でもあります。

 宿題をダラダラやっているということは、おそらく食べるときも着替えるときも遅いのではないでしょうか。そういう場合は生活から勉強から、いろいろなもののスピードを上げないといけません。お母さんの声かけだけではもはや無理で、できれば塾や習い事、部活の先生など、外で関わる人にもサポートしてもらったほうがいいでしょう。

「学校の宿題を早く終わらせたいときに、どう声かけをしたらいいのでしょう」と“技術”を知りたがるお母さんが多いのですが、技術ではありません。生活をまず見返してみてください。そこにテキパキ感、スピード感をつけていくことで変わっていくのです。

 宿題につき合うのはいいですが、必要以上に手を出したり、キレて「何やってるの、こんなのもできないの?」などとNGワードを連発してしまったりするくらいなら、お母さんは関わらないほうがいいでしょう。「自分のことは自分でやる」のも大事なことです。それよりも、日常生活全体のスピードを上げることに意識を向けてみてください。

高学年になったら、勉強を見るのは母親以外がよい


 高学年になったら親は勉強に口出ししないでください。とくに苦手な子が多い算数の文章題はやめたほうがいいでしょう。

 普段から私が「文章題の指導は母親以外がいい」と言っていますが、お母さんがぴったり横についている限り、状況は悪化の一途をたどります。お母さんは頭ではわかっていても、つい、「なんでできないの!」「ちゃんと読んでって何度も言ってるでしょ!」「本当に授業で先生の話を聞いているの?」などと言ってしまいがち。これでは、母親の言葉が、逆にやる気を失わせてしまいます。

 高学年になったらもう、外の師匠をつくることです。それは塾でも家庭教師でもいいのですが、道場並みに厳しい先生に見てもらうのが理想です。もしもわかったふりなどしようものなら、「本当にわかってるのか、じゃあ言ってみろ」「適当なこと言ってるんじゃない、こら!」と言われて、泣きじゃくるくらいでちょうどいいのです。

 本当にわかったときの気持ちいい感覚を味わうのは、今からでも遅くありません。思春期はほうっておくとサボる時期。いくらでも転がり落ちる時期でもあります。親の第一の仕事は、「この人にまかせておけば」という人を見つけてあげることです。

わが子が中学受験に向いているかの基準は「片づけ」


 中学受験をさせるか高校受験まで待つかは悩みどころだと思います。どちらにもメリット・デメリットがありますが、親が、わが子が中学受験に向いているか、向いていないかを見極めましょう。

 中学受験はずばり、早熟なタイプが向いています。その一つの目安として、私は、「小6の夏の時点で片づけができない子は、中学受験をさせてはいけない」と考えています。少し離れて見守ってみると状況がよくわかります。机の周りやカバンの整理を自分でできるかどうか、塾や学校の用意を自分でできるかどうか。これらは学習に対する「自主性」にもつながります。

 もう一つポイントとなるのは「他者性」が育っているかどうか、です。国語の問題では、長文を短時間で読み込み、登場人物の気持ちの変化を問われたり、人生の機微や相手の心情をくみとるといった他者性が試されます。出題者の意図を読み取り、他者にわかるような表現ができないと中学受験は難しいでしょう。これは、頭の良し悪しではなく、単純に成長段階の問題です。このようなわが子の成熟度を見極めず、周りに流されて安易に中学受験をさせると、子どもをつぶしてしまうのです。

 そして、中学受験をさせるとなったら、夫婦が一枚岩になって決してぶれないこと。ありがちなのは、母親だけ熱くなってしまうことです。父親が地方出身で中学受験の経験がなく、「どうなんだろうな」と思いながら傍観してきた場合、こういうことが起こります。たとえば、息子と二人でお風呂に入ったときなどに、「おまえも大変だな、お母さんカッカきちゃってな」などと言ってしまうのです。そうなると被害者は子どもです。必ず伸び悩んでしまいます。やるなら夫婦で覚悟を決めてください。

 また、「もし伸びなかったらやめればいいじゃない」というような言い方をする親がいますが、これもうまくいった試しがありません。子どもが不幸になるだけです。言い訳を子どもに与えているし、子どもは本気になれなくなります。やめるときは、スパッと後ろを振り向かずにやめればいいのです。「伸びなかったらやめる」という中途半端な気持ちだと、途中でガクーンとテンションが下がり、次に進めなくなってしまいます。

 志望校については、子どもに選ばせたように思わせることは大切ですが、中学受験は100%親の仕事です。よくある失敗は、受験しようとしている学校の文化祭などに子どもを連れて行って、「あなたはどうしたいの?」と聞いてしまうパターン。子どもというのは、なんでも好きになる素敵な生き物なのです。担任の先生は好きになるし、これやろうよと言えばやる。つまり、文化祭に連れて行った学校はたいてい好きになります。すから、あたりかまわず連れて行くのではなく、親のほうであらかじめ5、6校に絞っておき、どこに入ってもいいと思ってから見学に行くのが親のできることです。

 受験で大切なのは、「主体性」です。どこかで「やらされ感」がある子は伸びませんし、自己像もさらに小さくなってしまいます。そのまま素直に公立中学に行けばあと伸びしたのに、中学受験は突破したものの、下位で合格してピラミッドの末端が指定席になってしまった子もたくさんいます。そういう子は、「どうせできないから」と卑屈になってしまい、無駄に自己像を小さくしています。どんな環境に身をおくかで変わるものもある。何を目的として中学受験をするか、はじめに決めておくといいでしょう。

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  1. 【5721447】 投稿者: 買わなくて良かった  (ID:syFgibv2wFk) 投稿日時:2020年 01月 28日 16:43

    この部分読みたくてこの雑誌を買おうと思ったけど、
    ここで読めるとは!
    もう買わなくて済んだ。得した気分!

  2. 【5721494】 投稿者: しょうもない内容  (ID:WPQvlZBTpyU) 投稿日時:2020年 01月 28日 17:10

    片付け得意ならダス〇ンに就職してハウスクリーニングでもすれば。

  3. 【5721651】 投稿者: 片付けが苦手だからこそ  (ID:WBJJ8Fbrfv2) 投稿日時:2020年 01月 28日 18:34

    中学受験(男子校)しました。この手のタイプは公立コースでは浮かばれませんから。
    中学受験勉強のプリントなどの整理は親子で一緒にやりました(1日5分)。整理整頓のできない子でしたが、中学受験勉強を通して少しずつできるように(でもまだ不十分)。
    中学は男子校でしたので整理整頓できない子も少なからずいて、プリントをLINEで送り合うなど協力しながら切り抜け、高校生となり受験を意識する頃には整理整頓ができる小6くらいにはなりました。

  4. 【5721664】 投稿者: 片付けが苦手だからこそ  (ID:WBJJ8Fbrfv2) 投稿日時:2020年 01月 28日 18:40

    中学受験を始めた頃は主体性のなかったですが、公立に行きたくない、内申に縛られたくない一心で勉強しました。中学に入ってからは部活や友だち付き合いを通して少しずつ主体性を育み、高校2年が終わる頃には教師や塾の講師に相談しながら自分で計画して実行できるまでに成長しました。
    ゆっくりでしたが大学受験に間に合ってよかったです。

  5. 【5721723】 投稿者: なまはげくん  (ID:HfZNhmrjuSE) 投稿日時:2020年 01月 28日 19:24

    ぷぷぷ、もっともそうな事を書いたつもりがデタラメですな

    そもそも某御三家の教員ですら職員室の机の上はゴチャゴチャです(笑)
    退職しても自宅の書斎の机はゴチャゴチャで片付けなんてしません!

    サンプルを取って相関を調べたならマシですが[削除しました]な記者の妄想記事も良いところですな

  6. 【5722039】 投稿者: あおいとり  (ID:5Y21Meu6mqk) 投稿日時:2020年 01月 28日 22:52

    大昔の中受っ子です。
    行動は自他ともに認めるどんくささw
    紆余曲折の末とある士業資格取ってゆるキャリ生活中…
    で、未だに「片付けられない女」ですm(_ _)m
    まあでも生きていくだけなら案外なんとでもなるもんです(^^;

  7. 【5722588】 投稿者: クリエイターだから(笑)  (ID:YOJo.01wM5U) 投稿日時:2020年 01月 29日 10:19

    私も全く片付けできません。

    そんな家庭環境だからか、子供達も片付けられるわけもなく
    子供部屋を与えてからはその部屋は無法地帯に。

    でも、受験生の夏に自ら片付けるようになって、
    冬休みには完全に落ち着くすっきりした部屋に。

    だんだん自覚が出てくるものではないでしょうか?

    でも気質やADHDの傾向など、人それぞれの向き不向きがありますからねぇ。

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