どういう子が東大生になるかな｜掲示板スレッド

最近のピアノ教室事情はわかりますか？
人気の習い事だから、軽い気持ちで習わせる人が多いのです。

ところが、体育系の習い事と違って、家でかなり練習をして行かないととても弾けるようにはならないのに、それがまったくされていない子が多くなりました。
練習しないで教室に来て、ほとんどレッスンが進まず、次回も同じことの繰り返し。進歩していかないのです。
そんな状況ですから、発表会の時にピアノを弾いて、満足に曲が進む子がとても少なくなりました。
酷い場合には、途中でやめて帰ってしまう子がいることもあります。１分で終わる曲が５分かかっても終わらないことも。

昔はそうではなかったのです。発表会では、曲は弾けるのは当たり前でした。
親も、ピアノをやるからにはしっかりやらせる。練習しないでうまくなることはない。ちゃんと練習しないならやめさせる。などと子供のお尻を叩いて、それなりに弾けるようにさせる。成功体験を味あわせる。それが親の役目だと思っていたように思います。

今は、違います。親は「出来ないなら出来ないでいい」「楽しければそれでいい」と考えている場合が多いようです。
ピアノ教室の先生に聞いても、「少し叱るとすぐにやめてしまうので、何も練習してこなくても叱れない」と嘆いておられました。

そうした状況の中、発表会でピアノがうまかった子たちが数人います。
曲が最後まで弾けるだけではなく、しっかり感情表現をつけることが出来るのです。さらに、自分の個性を曲に出す事が出来る子もいました。
ほとんど子が曲を弾くだけ四苦八苦している状況ですから、それらの子が弾くと会場にはため息が漏れました。

それから、１０年近く。その子たちの大学入試が終わって結果が出揃いました。
東大生や国医への進学者が数人。東大でなくても、ほとんどの子は上位の難関大に合格したようです。
一方で、発表会でちゃんと曲が弾けなかった子で、上位の大学に合格した例はほとんどありませんでした。

つまり、「東大生にはピアノを習っていた人が多い」というような簡単な話ではなく、「東大生でピアノを習っていた人にはちゃんと弾ける人が多い」というところが重要なのではないかと思います。
練習しなければうまくなることはないこと。人前に出るためには膨大な個人練習が必要なこと。本番で緊張しても自然に手が動くにはそれが習慣化していなければならないこと。
何かを成し遂げるための、多くの示唆が含まれているのがピアノなのかもしれません。
そして、それを親が子供に示せているから、ある程度のレベルまで伸びるのだと思います。

統計はまったくありませんし、統計を取ることも不可能だと思いますが、ピアノが上手になった子は、ピアノを習っていても進歩しなかった子と比べると、受験の結果も大きく違っているのは、実感としてありました。

＞＞昔はそうではなかったのです。発表会では、曲は弾けるのは当たり前でした。
親も、ピアノをやるからにはしっかりやらせる。練習しないでうまくなることはない。ちゃんと練習しないならやめさせる。などと子供のお尻を叩いて、それなりに弾けるようにさせる。成功体験を味あわせる。それが親の役目だと思っていたように思います。
今は、違います。親は「出来ないなら出来ないでいい」「楽しければそれでいい」と考えている場合が多いようです。
ピアノ教室の先生に聞いても、「少し叱るとすぐにやめてしまうので、何も練習してこなくても叱れない」と嘆いておられました。


統計はないけれど　様に同意します。
「ピアノ」を「勉強」に置き換えて同じことが言えると思います。
もちろん本人の資質もあるかもしれませんが、小さいときからの親や周囲の大人の働きかけ方は大いに関係があると思いますよ。
わが子はある程度のレベルの高校から東大に進学しましたが、高校のとき何より驚いたのが楽器ができる子の多さとレベルの高さだったといいます。普通の中学から進学したせいもあるでしょうが、合唱の伴奏を、というと男女問わずすっと手が上がる数の多さにびっくりしたとか。そして始業前の休み時間の音楽室でさらっと『幻想即興曲』や『英雄ポロネーズ』を弾き捨てて（ほんとにそんな感じだったそうです）何事もなかったように出ていく男子（音楽選択ではない）とか。
バイオリンやチェロ、お琴などをとても上手に奏でる子もいました。そして上手な子はみな、成績も優秀だったといいます。進学先は東大に限りませんが。
よくできる子というのは、努力することが苦ではない、その先の達成感がどんなに心地よいことかを知っている、オンオフの使い方が上手な子だということでしょう。そして勉強しながら習い事も、親が上手に子どもの気持ちをコントロール（子どもの適性を見極めながら、時には楽しくなるように工夫、時には叱咤激励）しながら、サポートしてやってきた結果なんだと思います。

よくできる子=東大生というのが一般的な手っ取り早い言い方になっていますが、東大生の中にも二種類います。上のように勉強以外に様々なことも楽しんで入ってきた子と、ほかをなげうってひたすら入学を目指して頑張ってきた子。どちらも一生懸命勉強したことには変わりはないでしょうが、やはり気持ちの余裕の差は大きいものがありますね。

ピアノの努力ができる子だから東大、というお話が続いておりますが、

もともと頭の良い子だからたいした練習をしなくても、譜読みなど苦労せず、
まずまず弾けてしまう、ということもあるようですよ。

ピアノを教えていると、その子の頭の良さが分かる、と聞いたことがあります。

なるほどね。ピアノのお得意な東大OBを数名存じ上げているので、大いに納得しました。

読解力の速さと深さは譜読みの速さにもつながるのでしょうね。

凡人はそもそも難解な文章はすぐ放り出すし、譜読みもすぐあきらめちゃう。

でも元々地頭の良い人たちと、努力や忍耐を工夫して楽しんでできる人たちは乗り越えられる。

ピアノはもともとの頭の良し悪しを見極めるのに適した習いごとなんでしょう。
一定のテンポの中でインプットした情報を処理しつつ、アウトプットを行いますし、
読譜も音の高さと長さのほかに強弱や表現記号も加味していきますから
頭も体もたくさん使いますよね。


では、ピアノとともにすそ野の広い水泳ではどうでしょうか？
全身を使いこなす水泳ですから、タイムの良い人はおおむね偏差値が高いでしょうか。

どうなんでしょうね。おもしろいですね、その発想。

でも、一流のスポーツ選手はみんな頭もいいと思いますけどね。
受験向きの頭の良さかどうかはともかく。

＞一流のスポーツ選手はみんな頭もいいと思いますけどね。

私もそう思います。
一流のスポーツ選手に限らず、
一流の料理人や職人さんなども頭が良いと思います。
「一流」になるにはその道で抜きんでる必要があります。
その「抜きんでる」ために必要なのが頭のよさでしょう。

ピアノは一流になる以前から頭の良さが必要だな、と思います。
そこが社会に出て使えるかどうかわからない東大生との共通点かと。

東大強いです。次、防大です。
筑波はスポ薦で強い？
インカレは中央、早稲田、東洋のスポ薦が上位。」