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投稿者: 教えて (ID:CSvrXUWBZiU) 投稿日時:2010年 12月 16日 12:42
はじめまして。
私も主人も公立卒業生、一般家庭です。
慶応は、両親が慶応出身者やお金持ちしか
入れないと聞きますが、そうなんでしょうか?
普通の家庭の子は、合格の可能性はまったくないのでしょうか?
また、一般家庭で合格された方がいらっしゃいましたら、
秘訣を教えてください
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【1970470】 投稿者: うーん (ID:ISnpJPW07Rg) 投稿日時:2011年 01月 06日 02:04
「幼稚舎はコネ」「実力」の不毛な論争に終止符を打つ、実に説得力のある分析だ。
ただし、家に圧倒的なパワーがある子は、親が関係者・出身者である、ないにかかわらず、やはり有利だと感じます。関係者でも在学中のご奉仕(寄付?)がイマイチだったり、家としてのパワーが落ちていると不利になるような気はしますね。ハーバードやエールなどの、アメリカの一流大学ですらそうなので、仕方のないことだと思います。
コネなしは実際私の知人でもいますので、チャンスはあるでしょう。但し、幼稚園児の「実力」なんてあてにならないので、過度に期待しないことが肝心です。
それに、女子は48人募集のところに1,000人以上受験しますが、そこに学校としてどうしても断りたくないような家の子が45人受験したらどうなると思いますか?「実力枠」があるなら3人を1,000人で争うことになりますから、期待するほうが無駄というものです。募集が96人の男子の方が入りやすいでしょうね。
秘訣というほどのことはないですが、強いて言えば、好きなことをとことん追求できる集中力でしょうか。それがあれば、幼稚舎に受かろうと落ちようと幸せな人生を送れる可能性が高まりますし、ご縁があれば幼稚舎に受かるでしょう。
子供の個性を無視して、幼稚舎に受かるための対策をガリガリやるのはお勧めしません。もしそれで受かれば親の虚栄心は満たされますが、子供が幸せだとは思えません。そんなやり方で落ちた場合、親も子供も落ち込んで不幸になります。そういう人を沢山見ました。
ご検討お祈りしております。
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全受験層にしめる各層の割合は以下のような感じ。
①親が幼稚舎出身30%くらい
②親が慶應勤務者10%くらい
③親が慶應大出身者40%くらい
④新興セレブ(新興企業社長・スポーツ選手など)10%
⑤その他一般10%
つまり、俗にいう慶應関係者と言われる方が80%以上占めているわけです。
結果、慶應関係者の入学が多くなる。
その中でも幼稚舎出身親のこの学校に対する思い入れは相当なもの。
尚、慶應関係者(特に卒業生)でも中学以降に入学した親は、
幼稚舎に入れること自体が良いと思っていない人も多い。
(幼稚舎は中・高校・大学に上がる過程で留年が非常に多いため)
つまり、幼稚舎出身だから7割の確率で合格するのではなく、
幼稚舎出身・慶應出身者・慶應勤務者の受験者が異常に多いから、
結果、慶應関係者の合格が多くなるだけの事です。
⑤の層が50%以上になれば、こんな結果にはなりません。
しかし、⑤の層で幼稚舎を志望するご家庭は、幼稚舎の学費が高額なため、
すべての一般ピープルが受けにはこないのです。
従って、⑤の層の受験層割合は高くならない。
これが、ますます慶應関係者の合格を高める結果となっているのです。
したがって「親が慶應だから」とか「コネがあるとか」とかの理由で
慶應関係者の合格が多いというわけではありません。
⑤の層にもチャンスは十分にあります。