筑駒蹴り開成入学はいるのでしょうか？｜掲示板スレッド

いわゆる校風・授業内容・進学実績・学校設備・課外活動、等々学校選びの要素は多々あります。
授業料等の国・私立の経費の差が重要となるご家庭もあろうかと思います。
（中学高校の国・私立の所要経費差は、国・私立大学の所要経費差ほど大きくはありません。）
私は通学時間というのは意外に大きな要素ではないかと考えています。
首都圏では筑駒は魅力ある学校です。
その他にも麻布・開成・武蔵・栄光・桐朋等魅力ある学校がバランス良く散らばっていることに感謝します。
平成20年度から筑駒の通学区域が拡大され奮い立つ親子も多いかとは思います。
しかしながら先ずは通学ルートと所用時間等、通学に要する負担を良く研究することをお勧めします。

実際、開成に通ってみて思うことで、両方に通えたわけではありませんので、開成びいきになってしまうかもしれませんが、それを考慮にいれての意見として、、
判断した当時としては、開成ならとりあえず、中学のうちくらいは、塾にかよわなくてもいいのではないか？その分部活動とかに打ち込むことができるのではないかと考えました。（やはり、筑駒では、土曜日もありませんし、授業数的に通塾は必要かと思いました）
一貫校の魅力として高校受験が無い分、勉強以外の活動も人間形成として、やってもらいたかったからです。

実際今高校３年ですが、夏冬などの講習会は別にして通塾は高校２年の部活動の引退後からです。大学受験についてどうかはわかりませんが、部活動や、運動会などの活動に積極的に取り組むことができたことはよかったと思います。

進学順番は、うかってからきめたら良いというようなご意見もありましがた、やはり、先に決めておくことをお薦めします。あわてないですみますよ。

うちでは　さんのおっしゃる通りの気がします。
うちは息子自身が入試ギリギリまで「開成」と言っていましたが、
それは「たぶん筑駒は届かない」と思っていたらしく、
本人が筑駒のことを全く念頭においていなかったためでした。
実際に受かってみると「やっぱり筑駒もいいかも？」と思ってしまったようで、
決断するまでの５日間は、親はもとより本人も相当迷いました。
それぞれに魅力満載の学校ですので、
魅力に感じる部分を紙に書き出させて本人に決めさせましたが、
可能性があるのであれば、「もし両方合格したらこっちにいく」
と決めてあった方がよいかと思います。
通学所要時間は我が家では重要な要素のひとつでした。
というのは、２３区内なのに
最寄駅にはバスで出なければならない不便なところに住んでおりますので、
「朝練で７時集合」と言われると始バスがない可能性がありまして。
それと、「通学所要時間が長い」＝「通学定期が高い」ことになりますので、
学費の比較をする際には、それも含めて考えるとよいかと思います。
定期を半年分で購入すると割安にはなりますが、
入学したては特に、紛失や盗難を考えると、
長くても３ヶ月で購入した方が安心かな？と考え試算したところ、
ビックリしちゃうような費用の差はありませんでした。
もう一つ我が家が開成で魅力に感じたのは人数の多さです。
マンモス校を敬遠するご家庭もあるので、これは本当に個々の考えと思いますが、
１学年３００人、高校では４００人というボリュームは
私達にとってはかなり魅力でした。
実際入学してみて、実にいろんな生徒がいるし、
部活の種類も半端ではありません。
大学卒業後は同期４００人が日本全国（中には海外も）に散らばり、
素晴らしいネットワークが広がるのでは？と期待しています。
もちろん、１学年１２０人（高校１６０人）という規模は、
クラスを超えて学年全体がすぐ友達になれる、という面など、
筑駒も魅力いっぱいですよね。

他校名を引き合いに出して「蹴る」という言葉はやめませんか。
当の相手校が何も言わないのは、「大人」だからでしょう。
両方通えるわけもなく、片方を何らかの基準で選ぶだけのことです。
「蹴る」という言葉には「品性、品格」を感じません。

毎年、筑駒辞退者は４〜６人しかいないようですが、
この方たちが全員開成かどうかは判りませんよね？
みなさん、それぞれの事情があって学校を選ぶわけでしょうから、
こういうスレ自体、如何なものかと？

その昔、東大蹴り早稲田が話題になったことがありますが、
早稲田蹴り東大とい言葉は聞いたことがないですね。
この場合は「辞退」とか言うんでしょうか。
しかしながら筑駒では「御三家蹴り」という言葉が使用されていたのは事実です。
（今は死語かもしれませんが。）
あまり印象が良くない言葉ではありますが、蹴った学校への若干の敬意が込められていると理解すればそれほど悪い言葉でもないと思います。
ちなみに現在、筑駒の辞退率はかなり低いですが、以前は２０％近い年もありました。
（その中には繰り上げの辞退も含まれます。）
辞退率が大幅に低下したのは最近です。

愚息が筑駒にお世話になったため、図らずも両校に接することと
なりました。
私の知る限りでは、両校はけっこう共通点が多いと感じます。


どちらも生徒の自主性が最大限生かされ、大人扱いされる。
生徒の基本的な水準が高く　個性的で実に多種多様。
面倒見ははっきりいって悪い。
求めよされば与えられんと自ら行動することが求められる。
親の言われるままできた指示待ちマニュアル少年にはかなりつらい。


両方に合格でき、進学先を自分自身で決断できたご子息ならば、どちらに
進んでも大きな間違いはないでしょう。
安心してご子息の判断にまかせてください。



ついでにあえて両校の違いをあげれば、


開成：
「下町ではかっこ悪いほどかっこいいのだ、これでいいのだ」


筑駒：
「山手のインテリジェンスはスマートでなければならない」


開成：
粗にして野だが、卑にあらず　制服は見た目凛としているが1年間洗濯しない


筑駒：
制服のない気安さは想像以上　詰襟が行儀よく見える開成よりむしろ私立っぽい


愚息は開成を受験せず、１日は別の男子一貫校を受験し、結果筑駒に進みました。
本人が決めたことなので私は一切口を出さず、もちろん勉強にもノータッチでした。
どうして筑駒なのか本人に聞いたことはありませんでしたが、やはり父親と同じ
学校へ進むのが嫌だったのかもしれません。

＞「下町ではかっこ悪いほどかっこいいのだ、これでいいのだ」


本当ですか？このセンテンスからは大人っぽさや知性が感じられず残念です。
去年の文化祭ではスマートなインテリジェンスが漂う開成生をたくさん見かけました。
塾では下町の学校と言うより首都圏私立中学の最高峰として、成績優秀な男子受験生にとって憧れの的です。
そこに高い山があるから登れるものなら登ってみたい、と誰もが思うような燦然と輝く存在です。
筑駒が第一志望という話はあまり聞きません。（別格での「併願校」扱い。人数も少ないからでしょうか。）