今年入学した高1生が語る青春リアル
外銀、外資コンサルの就活教えてください。
経済学部三年生の娘が外銀・コンサルの就活を始めたようです。
スケジュール的にどのくらい忙しいですか?
長期インターンも始めたようです。
子供が東大から外資コンサルです。
外資コンサルについては、実態があまり知られておらず、ネットニュースなどでの聞きかじりの情報を元に話をすることが多いようです。
先日、相続等の件で子供と少し話をする時間があり、その際に子供の仕事についても教えてもらったので、その範囲を少しお伝えします。
1.クビ問題
能力がなければ、すぐにクビを切られるという話はよく聞きますが、実態はそうでもないようです。外資とは言っても、日本のルールで簡単にクビを切ることはできないようで。
向かないと分かった段階で、バックオフィスに異動するケースもあって、それは日系企業に似た形でしょう。
ただし、フロントの場合は、クビにはならなくても居にくくなっていくことは十分にあるとか。
同期が急速に出世していく中で、いつまでも出世できないと、収入の差も大きくなってしまうので、自分で辞めて行く方もいるようです。
なお、友人の多くがコンサルに行った子供が言うには、学生時代、東大生の中でも「賢い」「優秀」と思っていた方はクビを切られるどころか、どんどん出世していっているそうです。
2.ブラック
以前はブラックの極致と言われていたコンサル業界ですが、この業界にも働き方改革の波は確実に来ていて、昔のコンサルとはかなり違っているようです。
管理職にならなければ残業代も出る企業もあるそうですし、年俸制と言いつつボーナスもある場合も。
労働時間も、睡眠時間2、3時間というハードワークをする方は稀のようです。
ただし、リモート勤務になってから、業務時間内が打ち合わせのリモート会議で埋まってしまう日は、自分の仕事はそれ以外(早朝か夕方以降)にする必要があるようです。
3.転職
多くの方が、いずれ転職することを考えているはずです。
3年はコンサル業界では目安になる年月で、次のステップに昇進するケースが少なくないとのことです。
昇進すると、1.5倍ぐらいの年収になるので、残るにしても昇進できずに辞めるにしても道標になるのでしょう。
東大卒の場合は、知り合いが大挙してこの業界に入っているため、お互いに引っ張り合うこともあり、通常の転職サービス等を使わない転職が少なくありません。
また、大手の企業の仕事をしていると、その企業から引き抜きのお誘いがあるケースもあるようです(言葉は濁していましたが子供にも声はかかっているような雰囲気でした)。
転職にはいろいろなケースがあって、一般論では言えないのでしょう。
4.将来性
ChatAIの登場で、おそらくこの先状況は大きく変化するはずです。
特にコンサルに入社してすぐのアナリストの立場は微妙かもしれません。
コンサルの業務には、データの収集や分析が必要で、主にその仕事を行うのがアナリストです。
この仕事自体はAIに置き換えられてもおかしくありません。
とは言っても、今の段階では、大人と子供の差ぐらい大きな差はあるそうなので、まだ数年は大丈夫でしょう。
子供は、「判断をする仕事だけしか残らないかもしれない」と言っていました。
要するに、アナリスト、コンサルタント止まりだと、AIが賢くなれば仕事を奪われても不思議はないということ。
重要な判断をするマネージャ以上にならないと厳しい、と予測していました。
ただし、アナリスト→コンサルタントをまったく経験せずにマネージャになるのは難しい部分もあるので、今のうちに(AIが賢くないうちに)コンサルに入って、速めにマネージャにたどり着くのが、お勧めではないかと思います。
新卒入社してからマネージャまで、最短で3.5年~4年程度だと思います。
5.ステップ
子供が外資コンサルに行こうとしたのには、出来るだけ早く自分を成長させたいという思いがありました(就職前から言っていた)。
ブラックでも構わないし、無能なら切られても構わないので、とにかく早い段階で様々なことを経験したいという希望です。
実際にはそこまでブラックではなかったようですが、成長は望み通りに果たせているようです。
東大卒のコンサル(外銀も)には、そのような考え方の方は少なくないのだとか。
また、経済情勢は常に変わるので、情報感度が高いコンサルという仕事は、次の展望を考える上でもプラスのようです。
数年しか勤めないと考えていても、東大生がコンサルや外銀を目指すのは、そうした次のステップを最初から考えているからでしょう。
就活自体についての項目が抜けていました。
6.就活について
コンサルは今人気が高いので、優秀な方が多く応募していて選抜は大変なようです。
ただし、スケジュール自体が忙しい訳ではなく、最終選考(ジョブと言います)が1週間程度まとめて行われるので、それが確保できるかだけが問題になるでしょう。
もちろん、多くの企業を受けると、その分忙しくなるのは、他の業種と変わりありません。
ジョブまでたどり着くと、非常にレベルが高いと言えます。
その前の段階で、各大学の優秀な学生(もちろん東大同士、東大院生同士もあり)と比較され選ばれてくるので。
どこのコンサルでもジョブまでたどり着けるなら、日系はどこでも受かるでしょう。
ジョブは、残った学生でグループを組んで、実際に会社の仕事を疑似的に体験します。
体験と言っても、結果を出す必要があるので、この段階が最もハードです。
ジョブでの個々のパフォーマンスが、現場(フロント)のスタッフに見られていて、それでオファーがかかるか判断されます。
なお、ジョブで落とされてしまう場合、企業によってはその結果をフィードバックしてくれるのだとか。どうして落とされたのか、だけでなく、他の企業に行った場合にどういう点を気を付けて就活をしたらいいのか、個性に合わせて分析までしてくれるようです。
コンサルらしい話だと思います。
実際、ジョブまで残った学生は、他のコンサル企業に内定するケースも多く、業界内を移って行くケースもあるので、自分のところでは雇用しなくても、いずれ転職で移ってくる可能性を考えての対応なのでしょう。
もともとコンサルを使い倒す大手企業は社員に深夜残業させられないから労働組合すらない外資コンサルにアウトソースする。
それが、チャットAIにより通常業務内でデータ収集できる様になりコンサルは不要になる。
あと判断は今までも会社自体がしている。
コンサルの判断をそのまま採用する企業なんか大手にはいない。
チャットAIは相当なスピードで進化する。
現在でも大手三社による競争が激しさを増してるが、
どんどん参入も増えるだろう。
今更産業構造がかわり無くなるかもしれないコンサルに行く人はコンサルの資質を疑う。




































