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【534881】理解がぼんやりしたまま解法を暗記

投稿者: 暗記力抜群   (ID:Ha/cBV0sacQ) 投稿日時:2007年 01月 10日 11:48

もうすぐ小六になる男子の母です。算数が得意でなかったため、塾の進度にはついていけないだろうと懸念し、算数のみ四谷の予習シリーズを使って家庭教師に教わってきました。


週二回家庭教師にきてもらい、それ以外の日は復習として宿題を出してもらっていました。繰り返し復習し、毎週小テストをするなどで定着を図りました。


しかし!復習テストは7〜8割できていても、四谷の学力判定テストのような、範囲の広いテストになると、まるでできません。息子は暗記力が良く、社会など一度覚えるとずっと覚えているようです。多分算数も、理解が難しいので、無意識のうちに解き方を暗記して逃げているのだと思います。


このままでは実際の入試問題に太刀打ちできません。また、家庭教師に教わっているという勉強法も、塾で頑張っている子に比べれば受身のやり方であり、教えてもらうことに慣れてしまって、自分で苦しんで解くという努力をするチャンスがなかったのかもしれません。


ただ、本人は決して怠けているつもりはなく、素直にこつこつ復習してきました。親のほうが子どもの自立心を奪ったやり方を結果的にとってしまったのか、と非常に悩んでいます。


来月から小六になり、塾や家庭教師の使い方を再検討しないと間に合わないと思っています。塾に通って解らないところは自分から質問するようにさせるべきなのでしょうか。また家庭教師(=わざわざ自宅まで教えに来てくれる人)はやめた方がよいのでしょうか。本当は親が丁寧に理解度をチェックするようにしてあげればいいのですが、教えているとつい感情的になってしまい、自信がありません。


すべての子にあてはまる、これがベスト!というやり方はないと思います。すべては結果論だと思っています。が、本当に途方にくれています。皆様のご意見をお聞かせください。

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「中学受験 算数に戻る」

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  1. 【538252】 投稿者: 偏微分方程式  (ID:ol.0OuR24gk) 投稿日時:2007年 01月 15日 22:46

    和田式の暗記数学は入試という意味では効率的な部分はあります。
    それは本質的な理解を伴わず、ある程度の得点を稼ぐことにあります。
    しかし、その代償として次のレベルのクリアは更に難しくなります。
    したがって国立大学の文系、あるいは医学部を受験する場合にはお勧めできますが、それ以外にはあまりお勧めできませんね。

  2. 【538379】 投稿者: 同感です  (ID:DzZtb466SDw) 投稿日時:2007年 01月 16日 08:23

    偏微分方程式様
    まったく同感です。現在の大学入試は真に才能のある人と、早くから多問暗記した人を選別できなくなっていますね。

  3. 【538935】 投稿者: ???  (ID:9VGv2gXUCH2) 投稿日時:2007年 01月 16日 22:00

    私は国立大の理系出身者(小中高公立)で、あくまでもその立場でレスします。
    算数の暗記ほど意味の無いものはありません。
    中学までは(正確に言うと一般の公立中学)、暗記で十分に通用します。
    問題のパターンが決まっているので、時間をかけて訓練すれば公式にのせて回答はでます。

    ○文のみをやった方が通用するのはせいぜい中学までと言うのはお分かりでしょう、それと同じです。
    しかし高校の数学(一般の公立高校)になると、算数と別教科になるほど問題の質が
    変わります。中学で算数の神様が、高校で数十点しかとれないのを何度も見ています。
    中学受験の算数は、数学です。すなわち習っていないことを、今までの経験をもとに
    どのように回答を出すか、問題解決能力が試されるわけです。数学を勉強していれば
    自然に国語の能力もUPすのは、問題解決能力を訓練しているからです。

    将来(大学受験)を考えると、1題に時間がかかっても応用力の効く問題をやらせるべきです。
    どのような問題かは今の家庭教師が十分分かっていると思います。
    決して目先の中学受験にとらわれてはいけません。

  4. 【539331】 投稿者: かりんとう  (ID:rAl5vCSSDXM) 投稿日時:2007年 01月 17日 12:13

    私の書き込みに反対の方が多いようなので、一言。
    確かに正論じゃないと思います。あくまでも試験突破のテクニックですよね。
    でも…本当に苦手なら、それもアリかな、と。また、解法を見て、ああそうか的に納得しそれが自分のものになれば、それはそれでかまわないと思うのですが。
    残念ながらわが子は優秀なので(こーゆー書き方反感受けちゃうかも知れませんが)試したことはありませんが、自分の受験のときに知っていたかった! というのが正直な気持ちです。結局、偏微分方程式さんがおっしゃるのと同じことなんですが、出来ない子にとってはけっして悪い方法ではないと思っています。

  5. 【539381】 投稿者: 急がば回れ  (ID:V8FCQ82eNgM) 投稿日時:2007年 01月 17日 13:14

    和田氏の提示する数学の勉強法は、時間効率の良い学習方法です。
    20年程前東大理科?類の学生であった、和田氏自らの実績を明示して
    その効率の良さを訴えたところが、当時センセーショナルでした。
    しかし、和田氏の提示する数学の勉強法が、本質的な理解を欠いて得点を
    稼ぐことになるという議論は、まさに本質からは離れた議論だと思います。w


    和田氏は、時間効率の良い受験合格術の提示はしたが、数学の本質理解を
    阻害するようなことを、何も語っていない。極めてオーソドックスな定番的
    な数学参考書の解法を正確に素早くアウトプットできるまで訓練することが、
    大学合格に近くなると言っているまでだ。しかしそんな話は和田氏が生まれる
    前から、当たり前のお話。


    ただ皆さんのおっしゃる通り、大学受験数学で最高得点したものが、必ずしも
    最高の数学者や理科系の学者になるわけではないことは確かなようだ。
    しかし、それは受験全般に言えることで、そのことと和田氏の提示する数学の
    勉強法とは、全く関係のない話だと思うのだが…


    ちょっと雑な議論が気になりましたw

  6. 【539605】 投稿者: 昔は  (ID:OpeZZQcjB22) 投稿日時:2007年 01月 17日 18:33

    昔は大学受験勉強は高校に入ってから始めたので、3−4年の期間での学習能力に関する試験でありました。それなりに能力差を見分ける事ができていた様に思います。しかし現在では、幼児教育から大学入試までの学習システムが確立されています。準備期間が長いので、もはや能力の差というよりも、如何に長期間金を掛けて訓練したかどうかで合否が決まる傾向にあります。高偏差値を取れたとしても、我が子が自分の能力を過信して道を誤らない様に、伯父伯母などから適切なアドヴァイスをしてもらおうと思っております。

  7. 【539677】 投稿者: 急がば回れ  (ID:V8FCQ82eNgM) 投稿日時:2007年 01月 17日 20:16

    >現在では、幼児教育から大学入試までの学習システムが確立されています。

    昔から「東大に3代お世話になっています」なんていう学者一家
    や政治家一家はあって、そういう「家」には、子の教育に関する
    哲学と手法がセットになって、代々伝わっていたようですね。
    それが「経済的な余力」と「情報化」と共に、一般化してきたのでしょうか。


    日本も豊かになりました。

  8. 【539726】 投稿者: バラード  (ID:8aG7NYiS0ZY) 投稿日時:2007年 01月 17日 21:15

    ??? さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 私は国立大の理系出身者(小中高公立)で、あくまでもその立場でレスします。
    > 算数の暗記ほど意味の無いものはありません。

    >
    > 将来(大学受験)を考えると、1題に時間がかかっても応用力の効く問題をやらせるべきです。
    > どのような問題かは今の家庭教師が十分分かっていると思います。
    > 決して目先の中学受験にとらわれてはいけません。


     右脳、左脳のどちらかだけがよく働かせてということは 一般人には
     あまりないと思いますので、暗記で知識を詰め込んで、詰め込んだ知識を
     上手に使って問題解決なり処理をしていくという手順でしょう。
     問題解決をするために必要な知識を得るというアプローチももちろんありますが。
     
     ただ、どちらが得意かというのは、たしかにある年頃まであるようですね。
     門前の小僧習わぬ経 とか 論語読みの論語知らずとか。
     キリスト教圏では聖書をかなり小さなうちから聖句の多くを暗記していたり。
     ただ 大きくなって知らずに覚えていたことはこういうことだったのか
     ということはよくあることで、わけもわからず暗誦できるからこそ
     あとからでも理解がしやすい、理解が深まることもあるわけです。
     
     私もわりと皆様の意見に賛成なのですが、こと受験に限っては
     特に中学受験では、論理的思考力の強さよりも暗記の知識量の豊富さのほうが
     強いと思っています。
     もしかしたら 大学受験でも和田さんのとおり 強いのではと思います。
     これは入試方式によります。海外のようにハイスクールでどんなことを
     やってきたのですか、ではなくて、日本は半日か1日の机上一発の学校の問いに
     対するなるべく正確な解答だからですね。
     これは、どの科目も同じ。算数も数学もです。
     
     いい悪いは、別として、算数の場合、どんな解法を使って解くのか。
     その例題をいくつかパターン認識していれば計算さえできれば ある程度
     高得点はとれます。
     塾ではぼんやり理解でも、きっと最後は暗記させようとするでしょう。
     図形、立体、形、何々算、比と速さ、単位の組み合わせを パターンと
     解法、その組み合わせを簡単なほうから順番に覚えていく。
     覚えながら理解していく、論理的思考を後付でもつけていく
     という勉強法もあるのではと思います。
     
     そもそも右脳、左脳を上手に使い分けるなどとは意識してもなかなかできませんし
     興味とかある程度 しかけ、背景、などバックヤードのことも理解できないと
     暗記などそうそうできるものでもありません。
     ですから、暗記力抜群 というのは日本の入試に限っては強いのです。
      

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