掲載日:

No.03

多様化する入試形態!
適性検査型・思考力型・PISA型入試の特徴は?

年々増え続ける私立校の適性検査型・思考力型・PISA型入試。一昔前にはなかった入試形態だけにどこが違うのかよく分からないと、不安な方も多いと思います。そこでここでは、それぞれの入試の特徴をご紹介します。

それぞれの入試の特徴は?

名称 問われる力 試験内容 受験日 受験料
適性検査型入試 与えられた知識を柔軟に使い、その場で考え、自分の言葉で表現する力。知識の運用力、思考力、応用力、表現力 適性検査型入試+面接
(行わない学校も有)
2/1~
(東京都以外は12月・1月)
4,000~20,000円
思考力型入試 与えられた知識を柔軟に使い、その場で考え、自分の言葉で表現する力。知識の運用力、思考力、応用力、表現力 思考力型入試+面接
(行わない学校も有)
2/1~
(東京都以外は12月・1月)
20,000~25,000円
PISA型入試 与えられた知識を柔軟に使い、その場で考え、自分の言葉で表現する力。知識の運用力、思考力、応用力、表現力 PISA型入試+面接
(行わない学校も有)
2/1~
(東京都以外は12月・1月)
10,000円

※受験料は本コンテンツ掲載の学校より算出。詳細は必ず学校にご確認ください。

それぞれの入試名称は違いますが、公立中高一貫校同様に知識があれば解ける問題ではなく、知識の運用力を問われる入試形態が特徴になっています。年々導入校が増えていますが、適性検査型入試という名称で実施している学校が最も多く、白鷗、小石川、両国等との併願を留意した問題作りをしている私立校も数多くあります。

新しい傾向?学校独自の入試も準備

私立校では上記の3つに該当しない入試を準備しているところもあります。ここではあくまで一例ですが、その内容と特徴をご紹介します。

プレゼンテーション型入試

書類審査、作文、面接などで行われますが、その最大の特徴はとにかく自分の得意をアピールできるところにあります。面接では面接官に対してプレゼンテーションをするため、自分の考えていることをしっかり発言できるかがカギになります。

【実施校(一例)】
●昭和学院中学校・高等学校(千葉県)
●日本大学豊山女子中学校・高等学校(東京都)
●宝仙学園中学高等学校共学部理数インター(東京都)

1教科得意型入試

名称の通り、算数、理科、英語、自分の得意な教科1教科で受験することができる入試です。一例ですが、理科では実技試験で理科実験→レポート作成→結果考察発表などが行われます。

【実施校(一例)】
●神田女学園中学校高等学校(東京都)
●上野学園中学校・高等学校(東京都)

トップへ