中学受験、午後入試は受けた方がいいの?

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inter-edu’s eye
1月、2月に中学入試本番を迎えるご家庭は、合格を早くもらって安心したい、受験をするチャンスは多ければ多いほど合格につながると考え、「午後入試」を検討します。しかし、受験生はまだ小学6年生。午前に体力も気力も使い果たし、午後には集中力が切れてしまったというケースもあるようです。慎重に検討する必要がある午後入試について、詳しく見ていきましょう。

午後入試とは?

約20年前に始まった「午後入試」。早くに合格を得たいご家庭の意向と、受験生を多く集めたいという学校の意向が合致し、いわゆる中堅校で午後入試を導入する学校が増えました。

その結果、午前入試の上位校を第一志望校とする受験生は、午後には難度を下げた学校を受験するという併願パターンも広まりました。

さらには、複数回受験をした受験生に優遇措置を設けている学校もあるなど、午後入試を受けるメリットが増えていきました。

午後入試を実施している学校の入試要項を見てみると、試験内容は、国語・算数の2科が多く、開始時刻を数回に分けている学校もあります。詳しくは「2月1日午後入試がある学校」をご覧ください。

このように、午後入試はより多くの受験生がチャレンジできる機会となっています。

午後入試を受ける割合は?

では実際に、どのくらいのご家庭が午後入試を検討しているのでしょうか。

インターエデュの独自調査(実施期間:2020年10月27日~11月10日、回答数:212、調査エリア:全国)「【2021年受験生】午後入試を受けますか?」では、

「受ける」…58.0%、「受けない」…23.1%、「迷っている」…18.9%

という結果になりました。受験を考えているご家庭は多いことがわかります。

午後入試を迷っている理由も見ていきましょう。

・翌日の入試にひびきそう。
・受験生の体力面等の負担が大きい。
・スケジュールがハード。
・コロナなど感染症の不安。
・勉強時間が足りない。

お子さまの体力面や志望校対策、特に今年は新型コロナウイルスのこともあり、午後入試での受験を心配する声がありました。

塾から午後入試を勧められた際に「他のご家庭も午後入試を受けるなら、うちも…」となりがちですが、中学受験の専門家は午後入試に関して「見極め」が大事だと言います。