2年生のダイナミックな作業
声を頼りに階段を下りて2年生の教室を訪れると、先ほどとはずいぶん違う光景が。ほとんどの生徒が大胆に素手で着色していたのです。
教室に響く笑い声と悲鳴。段ボール板ではなく、男子生徒の腕がみるみるカラフルになっていきます。
はしゃぐ男子生徒の横で淡々と作業を進める女子生徒たち。悟りの境地で「男子はいつもあんな感じですから」と語ります。
男子生徒だっていつまでも遊んでいるわけではありません。大きい部分は手のひらで、細かい部分は指で。刷毛を使っていた1年生と比べて段違いのスピードで作業を進めます。さすがは経験者。
教室と同じくらい賑わっていたのは廊下の洗面所。排水がペンキの赤色に染まります。
ジャージはおろかマスクや顔にもペンキが……それでも笑顔の2年生。
クラスメイトとの親睦を深め、文化祭をますます楽しみにしてくれる巨大壁画の制作。現場は、大型行事に胸を躍らせる生徒の笑顔で満ちていました。
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