開演前のロビーには、すでに多くの来場者が詰めかけていました。そこに並べられていたのは、これまで数々の大会で勝ち取ってきたトロフィーや優勝盾。全国大会連覇を含む輝かしい実績に足を止める人の姿も多く見られました。また会場には部員達に向けてのメッセージも用意され、期待の大きさが伝わってきます。


第1部
17時30分、カウントダウン映像とともに公演がスタート。
2部構成で行われた第1部では、各学年・グループが自ら振り付けを手がけた作品を披露しました。軽快なビートに乗ったダンスから、思わず息をのむほど大人びたダンスまで、どの演目からも部員一人ひとりの個性と創造性があふれていました。


また各ダンスの幕間には、部員たちの出演による映像作品が流れ、その映像とダンスが次第にシンクロしていき「次はどんなダンスなんだろう」と期待感が増していきました。
第1部のクライマックスは、1・2年生合同による「Gift Number」。公演タイトルと同じ名を冠したこの作品では、力強く一体感のあるパフォーマンスに大きな拍手が送られました。
熱狂の第2部
第2部では、2025年に出場した大会・コンテストで高く評価された作品が次々と披露されました。
幕開けを飾ったのは、2・3年生チームGroovy Actによる『ミュージック』。全国大会で優勝を果たした作品だけに、完成度の高い表現で観客を一気に引き込みます。
続いてのダンスは2・3年生チームMighty Directionの『The Hat』。日大明誠といえば「小道具を使ったダンス」が特徴です。この作品でも帽子を使った巧みなダンスでした。


公演中盤には、ダンス部の振り付け等を担当するスタッフによるパフォーマンスも披露されました。全員がダンス部のOB・OGであり、現在はプロとして活躍するメンバーもいます。その圧巻のダンスに、会場のボルテージは一段と高まりました。
また第2部後半では、この公演をもって引退する3年生へ向けて、1・2年生から感謝のメッセージと花束が贈られました。涙を浮かべながら言葉を紡ぐ後輩たちの姿からは、先輩たちが築いてきた時間の重みと、これから自分たちがその想いを受け継いでいく決意が伝わってきます。
それを受けた3年生からは、「全力でパフォーマンスをすることが、支えてくれた方々への恩返し」という言葉とともに、家族や先生、指導スタッフへの感謝が語られました。

感動のセレモニーの後も大会受賞ダンスは続きます。2部のラストを飾るのは「マイナビ HIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2025」(通称ハイダン)で日本一に輝いた3年生チームAgateの『人間ごっこ』。2024年に続く2連覇を達成した大会の演目です。これまで映像では何度も見ていた作品でしたが、ハシゴを使ったダイナミックな演技は実際に見ると迫力があり、全員の息が合ったパフォーマンスに会場は釘付けになりました。


全演目終了後には、ダンス部全員によるグランド・フィナーレ。壇上から客席へと広がるパフォーマンスに、会場全体が一体となります。「みんなで踊るのはこれが最後」という想いが伝わる笑顔とエネルギーに満ちた時間の中、公演は祝祭感あふれる雰囲気で幕を閉じました。

「Gift」というタイトルの通り、本公演は、これまでの活動を支えてくれた全ての人へ感謝を届ける、日大明誠ダンス部の集大成ともいえる舞台でした。
この1年で多くの経験を積み重ねてきた部員たち。次は2年生を中心とした新体制で、また新たな挑戦が始まります。
2025年9月のダンススタジアム優勝への舞台裏は、3年生メンバーの言葉とともに別記事で詳しく紹介しています。
スペシャル連載「一生モノの体験をみんなで!全国優勝3度の日大明誠ダンス部」≫
公演開始前、にぎわうロビーの様子をエデュログアルバムで紹介しています
ダンス部自主公演「Gift vol.5」にぎやかなロビーの様子を紹介!≫