エデュナビ厳選!学力アップも、良好な親子関係も叶える 中学受験家庭の必読書5選!

エデュナビでおなじみ、中学受験専門家の著書5冊をご紹介します!先生方が長きにわたり研究し、培ってきた学習法や受験への取り組み方が、近著でさらにブラッシュアップされています。5冊すべてを読めば、中学受験に対する見方が変わり、「今何をやるべきか」「わが家では何を大切にするべきか」が見えてくることでしょう。

親がやるべき受験サポート 佐藤亮子著 / 安浪京子著

タイトルどおり、親がやるべき受験サポートとして、何をどうやるべきかを単刀直入に説明しています。内容が明確なので、読んで悩むということもなく、一つひとつ実践して積み重ねていけばよいという安心感があります。安浪先生が本書のコラムで述べている「中学受験は常に選択と集中」そして、佐藤ママとの対談のタイトル「学問に王道なし、受験に王道あり」という言葉がこの本の神髄なのでしょう。また、公立中学に進学する場合にやるべきことにも触れており、さらには大学受験まで使える実用書となっています。

発売日 2021年4月20日
定価 1,650円(税込)
出版社 朝日新聞出版
書籍紹介 受験界のカリスマ、佐藤ママときょうこ先生による初のコラボ本!
偏差値30台の子も最難関を狙う子も、ママがするべき「サポート」は同じ。
ふたりの対談と、それぞれのサポートノウハウで構成し、ノートの作り方、試験対策、宿題サポート、過去問の取り組み方などについて具体的に示し、読めばそのまま実践できます。
今日から実践できる「ママがするべき勉強サポート」のノウハウ満載!中学受験本の決定版です!
関連URL https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22864

令和の中学受験 保護者のための参考書  矢野耕平著

サブタイトルに「保護者のための参考書」とあるように、中学受験において親が知っておくべき情報が網羅されています。特に、第二章「志望校の選び方」と第三章「中学受験塾という世界」では事実をオブラートに包まずていねいに説明しています。しかし、参考書というお堅いものではなく、本書の根底には、「それでも中学受験は良いものだ」という著者の想いも流れています。中学受験に悩み、イライラしている人にとっては、読み進めるうちに、冷静さを取り戻して穏やかな気持ちになれる本です。

発売日 2021年2月19日
定価 990円(税込)
出版社 講談社+α新書
書籍紹介 少子化、一流大学の合格者削減、そしてコロナ。令和に入って第3次ブームといわれる中学受験のルールが激変。親世代の「中学受験の常識」で臨めば、親子ともども不幸な結果に。中学受験専門塾で27年にわたって教鞭を執る著者が、令和版・中学受験「合格の法則」を披露する。わが子を苦しめないため、中学受験生の保護者に送る最新マニュアル。
関連URL https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000350506

わが子が勉強するようになる方法 2500人以上の子どもを超有名中学に合格させた「伝説の家庭教師」が教える超実践的な38のルール 西村則康著

本書は2013年発行の「御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える頭のいい子の育て方」を再編集したものです。西村先生いわく、「前著でまとめたことが、数年たった今も変わらず、間違っていないことがわかった」とのことです。
子育ての一つひとつの場面に「子どもが勉強するようになる」親の関わり方がある」というのが、長年多くの家庭を見てきた西村先生が確信していること。日々の生活にも取り入れやすい具体的な実践例も紹介されています。

発売日 2021年2月13日
定価 1,595円(税込)
出版社 アスコム
書籍紹介 ★中学受験を取り巻く社会環境は大きく変化しています!
・私立中学の受験問題の変化 → 思考そのものを問う試験が増加
・コロナで在宅時間の増加 → 家庭での教育がさらに重要に
・大手塾のやり方と受験問題の齟齬
今までの受験対策では対応できなくなっています! 偏差値が高くても試験に落ちることも。
★今の子どもたちに求められるのは、 3つの力。
思考力(論理的な思考法や多様な発想法)、(とっさの)判断力、表現力(その思考や判断を実現する力)。
こうした力を身に付け、主体的に、自分の力で生きていける子どもを育てるための38もの実践的なルール・方法を解説。
関連URL https://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-1121-1.html

中学受験の親たちへ~子どもの「最高」を引き出すルール おおたとしまさ著 / 安浪京子著

中学受験という「競争の世界」で不安にならない親御さんはいないと思います。どうしたら志望校に合格できるのか、成績を上げられるかを懸命に考え「これをやればすぐに偏差値が上がる」というような“マニュアル”を求める気持ちも出てくるでしょう。しかし、そういった情報を鵜呑みにするのではなく、「わが家なりの中学受験の向き合い方を見つけていきましょう」と伝えているのが本書の真のメッセージです。中学受験にどっぷりはまってしまっていると感じている方に特におすすめ。読んだあとは気持ちがスッキリすることでしょう。

発売日 2020年8月24日
定価 1,650円(税込)
出版社 大和書房
書籍紹介 中学受験に関するさまざまな情報が氾濫する中でいかに本質を見極めるか、コロナ時代の中学受験道しるべとなる1冊です。現場を知り尽くした超人気家庭教師安浪京子氏、忖度ゼロ、業界を知り尽くした教育ジャーナリストおおたとしまさ氏の中学受験の2大カリスマが中学受験にまつわる26の迷信を一刀両断!親の呪縛と解き放ちます。
関連URL http://www.daiwashobo.co.jp/book/b510391.html

5歳から始める最高の中学受験 小川大介著

本書は「5歳になったら中学受験対策のために早期教育を行うべき!」という主張の本ではありません。子どもが必要以上にストレスを感じず、スムーズに中学受験を乗り越えられるよう、早いうちから「ゆるやかに無理をさせる」ことを提唱している本です。中学受験を考えている未就学、低学年のお子さんがいるご家庭にはもちろん、今中学受験真っ最中のご家庭へのアドバイスも盛りだくさんです。たとえば、「効果的なアドバイスをもらうための塾への質問の仕方」「勉強をしたがらないときのアプローチの仕方」など、すぐにでも実践できる例が紹介されています。

発売日 2019年10月1日
定価 1,650円(税込)
出版社 青春出版社
書籍紹介 中学受験の準備を始めるのは、早いに越したことはありません。
ただ、中学受験の成功に必要なのは早期学習や先取り教育ではなく、“学力のベース “が大きくなるような親の働きかけです。
もともと中学受験とは、子どもの成長にとって「不自然」さをもったものです。
その不自然な世界と付き合うのに小学校4年生になってから、急に無理をさせるのか。
それとも幼少期からうまく準備を整えて、子ども自身の成長を促すことで「ゆるやか に無理をさせる」のか。筆者は断然後者をオススメすると話します。
「遊びと勉強を線引きしない」「やる気のない子どもなどいない」「紙と鉛筆だけで子どもが賢くなる遊び方」など、これまで中学受験指導で多くの子どもを難関校に合格させてきた著者が、効果的かつ具体的な方法を伝授します。
関連URL http://www.seishun.co.jp/book/21356/

今回ご紹介した5つの本に共通しているのは、親としてていねいに子どもに寄り添い、「心をかけていくこと」だと感じました。子どもに学力を身に付けさせるには、やはり塾に丸投げではなく、親として何ができるかを懸命に考えていくことが必要です。
ぜひ参考にしてみてください!