髪の毛で子どものストレスが分かる!?中学受験期を良好に過ごす注目ツール【エデュママ社員突撃隊が行く!株式会社イヴケア−前編−】

2025年度の中学受験が終わり、2026年度の受験に向けて、より一層勉強を励まないといけない日々がスタート。それと共に自然とストレスが積み重なる時期にもなってきます。それはお子さまだけでなく伴走する保護者にとっても同じこと。ストレスをしっかりコントロールして良好な状態で勉強に打ち込めるようにするにはどうしたらいいか。
それにはいち早くストレスを察知することが大切でしょう。
でも面倒な検査をいろいろしないといけないのでは…? と思いきや、髪の毛でストレスを診断できる画期的な方法があるそうです! しかも親子で診断できるとのこと。
そんな最先端ツールをいち早く察知したエデュママ社員突撃隊。早速試してみたそうです。

今回の突撃隊メンバー

今回毛髪ストレス診断を体験したのは年間数百校以上の学校や塾を訪問する営業部長おすずさんと、広告運営部リーダーのふじもん。今回は二人の娘さんたちに参加してもらいました。

ふじもんとおすずの写真
小2・小1ママのおすずさん(左)と小5・小1ママのふじもん(右)

毛髪ストレス診断とは?

突撃隊が試したのは株式会社イヴケアが提供するウェルビーイングパックです。これまで主に企業向けの診断サービスとして展開してきましたが、このたび子ども向けのサービスを開始しました。

毛髪中のストレス関連ホルモンと被験者が感じている心の状態を測定し可視化することで、ストレスに対する「ココロ」と「カラダ」の調和を客観的に評価できるサービスです。


株式会社イヴケア公式サイト>>

髪の毛でストレスが分かるって本当!?

毛髪でストレスを診断する仕組み
(画像提供:株式会社イヴケア)

毛髪にはストレス関連ホルモン物質「コルチゾール」が蓄積されています。その量はストレスの強度によって変化するとのこと。この診断ではコルチゾールのバランス測定で、ストレスがどのくらいあるのか客観的に分析・可視化することができるのだそうです。

人の毛髪は1か月に約1センチ成長します。類似の診断では爪・唾液・血液などで調べる方法もありますが、1度の採取で診断できる可能期間が短期です。

一方で毛髪の場合は3センチあれば3か月分の調査が可能です。採取した毛髪の先端部分は古い情報、毛根近くは新しい情報が蓄積されています。その各部分のホルモンバランスを測定することで、月単位のストレス強度が解明できるのです。

検査は5ステップ

親子で診断する場合は同社の毛髪ストレス分析キットを2つ入手します。

キットに同封された返信用封筒に毛髪採取用紙とアンケート用紙を返送すれば完了。1か月後、解析結果がメールで届く仕組みです。

検査のステップを解説した画像
(画像提供:株式会社イヴケア)

髪の毛切りすぎ!? ふじもん家

ふじもんの写真
「髪切るのはハゲそうで嫌」と言っていた娘さんですが、説明書は熟読

小学校5年生になる娘さんが診断参加したふじもん家。「ストレスなんてない」という娘さんですが、やはり小学校高学年にもなると学校でもいろいろなことがある様子です。

子ども向けのアンケートはマークシート形式で回答するストレス対処法質問紙、PSI(子ども用ストレスチェックテスト)、こどもアンケート(小学生版QOL尺度)の3種類。このうちこどもアンケートはWebフォームによる回答で質問項目が多く、娘さんからも「アンケートが長い!」という感想があったようですが、基本的に一人でスラスラと回答していました。

娘の髪を切るふじもんの写真
髪の毛を採取するときは根元から切らないといけないのですが…「ママ髪の毛取り過ぎ!切り過ぎ!」と大騒ぎ ※髪の毛は30本程度でOKです
毛髪を貼る様子の写真
切った髪の毛を用紙に貼付。3センチほどあれば良いのでこの後余分な部分はカット
アンケートに回答するふじもん娘さんの写真
難しそうな質問はママが解説。マークシートやWebフォームの回答は手慣れた様子
ママの髪を切る様子の写真
次はママの番。ママの髪を切ることは滅多にないのでちょっと嬉しそう

小学2年生の娘さんが参加したおすずさん家

娘の髪の毛を切ろうとするおすずの写真
同梱されているはさみを手にいざ採取!

アンケートの質問はまだ難しい内容のものもあったので、おすずさんが質問の意味を解説しながら一緒に回答。娘さんはストレス診断そのものについては分からないこともあったようですが、身体のことが分かるんだよと説明したとのこと。髪の毛を切ることもアトラクションの一つのように思えたそうで、ワイワイと楽しみながら参加したそうです。

髪を切る部分を決めている写真
「切るのはこの辺?」「30本てこのくらいかな」と慎重に場所決め

切った髪の毛を二人で見合う写真
切った髪の毛を二人で確認。賑やかな様子に小1の妹さんもやりたがったそう

一緒にアンケートに答える写真
子どもアンケートに回答。おすずさんが質問内容を解説しながら回答は娘さん自ら行いました

おすずの髪をカットしている娘さんの写真
ママの髪の毛を切るのは初めての経験。娘さんが切りやすいように髪をしっかりクリップで留めたおすずさん

毛髪採取完了した二人の感想は?

それぞれ採取した毛髪採取用紙を持ち寄り、間違いがないか確認しあった突撃隊。初めての本格的なストレスチェックにどう思ったのか報告しあいました。

子どものストレスについて普段から考えることはある?

ふじもん:毛髪でストレス診断できると聞いたときはそんなことができるの? と思ったと同時にどこまで調べられるの? とも思ったけど、おすずさんはどうでした。

おすずさん:ストレスチェックを受けることはあっても質問に回答するだけですよね。でも今回の検査だと、また違った診断結果が出るのかなと思いました。髪の毛だったら実際に身体に現れていることなので信憑性高そう。

採取した内容を確認しあう二人の写真

ふじもん:子どものストレスについて考えることはある?

おすずさん:うちの子は私に怒られすぎてストレスフルかもしれないです…。でもそうじゃない可能性もあるし、今回の診断で出た結果によっては向き合い方を考えないといけないかも。

ふじもん:娘は5年生なのでちょうど反抗期に入る年頃。保護者会でも心と体のバランスが取りづらい時期という話が出ています。実際、ちょっとプリプリしていることも多くなって、ストレスとは言わないけど友達同士の間でもいろいろあるらしいです。なかなか本人からは言わないので、そういうことが診断でも分かればいいなと思います。

アンケート回答で気づいたこととは?

おすずさん:ストレス対処法の質問のテーマが「いやな気持ちを感じたときにどうするか」という内容でしたよね。普段あまり子どもに聞かないことが結構カバーされていたので子どもがどう答えるのか気になりました。娘の回答をみて、そうなのかと思うこともあり知って良かった。

ふじもん:子どものアンケートは正直3種類全部やらないといけないのか、ちょっと多いかなとは思ったけど、PSIの「あなたのまわりの人たちが、普段どのくらい助けてくれるのか」という回答で、学校やお友達は大丈夫なんだ、とか気づきもありましたね。

子どもとの向き合い方を考えるきっかけにしたい!

おすずさん:ストレスとイコールなのかは分かりませんが、子どもなりに我慢していることが多いのかもと思うことはあるんです。母親には言いたくないこともありそうだし、楽しい話をしようとすることも。
またこのアンケートに「寂しいと感じることがあるか」という質問があり、娘は「感じる」って答えていたんですよ。私自身、仕事で帰りが遅いことも多いため把握できてないことはいっぱいあるのかもと思いました。

ふじもん:つい最近あったお友達とのトラブルでは、先生には相談していたのに私には全然言わなかった。私には見せない、そういうことがあるのかと思いました。また昨年原因不明のじんましんが出たことがあり、2か月ほどで治ったのですが、精神的なものだったかもしれないとのこと。意外と自分を出すのが下手なのかも…とも思いました。私も仕事が遅くなりがちのため「寂しい」と言われることもあり、それもストレスになっているのかもしれないですね。

診断キットを投函する様子の写真

おすずさん:今回の診断で、ストレスを感じていたことや、それがいつ頃からなのかということが分かれば、子どもへの向き合いにも活かしていけるので、有意義な情報になると思う。
親の方はそろそろ更年期も心配なので、それに基づく不調や、あなたは白髪が出やすいとかそんなことが分かるとすごく嬉しい(笑)

ふじもん:太りやすいかとかも(笑)
娘は多分これからどんどん反抗的になって話してくれなくなると思う。ストレスがないだろうと思っていても、実はこういう要因が娘のストレスになっていたということが分かると、接し方が分かるのでいいですよね。子どもにはこういう傾向があるから、ここを改善するといいですよ、みたいなアドバイスがもらえるといいなと思います。やはり身体は正直なものだと思うので、正確なデータが出てくることを期待しています。

ここまでしっかり回答したのだから結果に期待したい!という二人。
実際にどんな診断結果が返ってくるのか、後編で詳しくご紹介します!

(資料・毛髪診断キット提供協力)
株式会社イヴケア