中学受験、6年生春から夏にかけての学習ポイントとは?

2022年の中学入試本番まで残り10か月を切りました。大手塾では土曜特訓や日曜特訓が始まり、テストの回数も増えます。忙しさが増すこの時期、学習面や志望校について親御さんはどういったことをチェックしておくとよいのでしょうか?
中学受験専門の個別指導教室SS-1の副代表、馬屋原吉博先生にうかがいました。

6年生の4月から6月は、インプットからアウトプット学習の移行時期

6年生の4~6月は、インプットからアプトプット学習の移行時期

中学入試で合格点を取るには、蓄積してきたさまざまな知識を組み合わせて、発展させていく「考える力」が重要になります。そのためには、知識を手に入れること=インプットと、知識を答案用紙に落とし込んでく力=アウトプットが必要です。

インプットとアウトプットは、本来、並行して進めていくものですが、大手塾の5年生までの授業は、どちらかといえばインプットの割合が大きく、6年生の4月から6月にかけて、徐々にアウトプットの割合が大きくなっていく傾向があります。

たとえば、SAPIXの5年生のカリキュラムにおいては、いわゆる「デイリー」と呼ばれる通常授業が週3回あります。それが6年生の2月になると週2日になり、もう1日は「土曜特訓」と呼ばれる、問題演習が主体の授業になります。
日能研においても、6年生の2月から「前期日特」と呼ばれる問題演習型の授業が始まります。

4月から6月にかけての学習の “転換期”においては、今までの学習のやり方では上手くいかないケースも出てきます。問題演習を通して、何につまずいているのかを見極め、早めに対処することが、この時期の学習の大事なポイントとなります。