御三家・難関女子14校の学費を調査!(2021年10月1日時点)(2ページ目)

募集要項で「見えるお金」と「見えないお金」

募集要項の「初年度にかかる金額」の内訳は学校によって異なる

各学校の初年度にかかる金額の内訳を見比べると、生徒会費・教材費や修学旅行の積立金などが入っている学校とそうでない学校があることがわかりました。
学校説明会などで、募集要項に記載されている金額以外にかかる費用のあり・なしを必ず確認をしましょう。

学校指定用品も大きな出費に

学校指定用品も大きな出費に

ほかにかかる費用として、学校指定用品(制服・通学革靴・体育館シューズ・室内履き・体操着・水着・柔道着・剣道着など)や部活関係(部費・ユニフォーム・合宿・移動費)もあります。学校によって準備品も異なるのでチェックしておきましょう。

学校生活を送る上でかかる費用も要確認!

加えて、毎日、毎月かかる費用として、定期代・昼食代・こずかいもあります。これらの合計をたとえば月5万と見積もると年間60万です。

寄付金のあり・なし、金額も要チェック!

さらに私立では、寄付金をお願いする学校が多数あります。おおよそ10~30万円が相場です。一方、寄付金なしの学校もあります。初年度だけの学校もあれば、何度かお願いがある学校もあるようです。志望校の寄付金事情も詳しく調べておくとよいでしょう。

私立中高一貫校に通うなら、教育費は「年間100万円以上」

こうしてみると、私立中学校に通うことでかかる費用は、「年間100万円」というわけにはいきません。募集要項に記載されている「見えるお金」と、学校に通うことでかかる「見えないお金」を試算しておきましょう。

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